浜松市の子ども空手道場☆浜松スポーツ少年団【武道禅空手 流拳會-Rukenkai-】

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6月13日 ◇道場ブログ特別編‥【空手道の向こう側 ―大切なもの―】

2013年06月13日 | 教室の出来事


昇段審査の結果表、そして帯と賞状が到着するのが2ヶ月以上かかりまして(苦笑)‥少し前の話になりますが、3月の東海地区大会での優勝を経て、サワやダイが浜松地区としては初の二段補、そしてタイシンが初段に昇段したことを、遅くはなりましたがココに御報告をさせて頂きます。まぁ、ブログを書くのが遅い私も、ダメ駄目なのですが‥スミマセン。m(_ _)m



さて、私が浜松に来て3年になりますが、指導を始めた頃、全体的なレベルのある程度の底上げは出来ると思って指導してきたわけですが、それでも子供達が私の想像を超え、ここまで結果を残してくれるとは予想も出来ず、そんな子供達のポテンシャルな部分を驚くと同時に、皆様の御協力のもと、とりあえず、ここまで来れたという現実に、指導者としては何にも変えがたい喜びと感謝の気持ちを、日々、噛み締めているトコロであります。


そして、もう一つ、昇段や優勝経験をする子が増えてきたことと同じように喜べる事実が。


物事ですから、結果を残した子は誰より努力してきたと注目されガチですが、まだ注目されることがなくても、目標に向かってコツコツと努力し、経験を重ねられる子が、じつに増えてきたというコト。


実際には黒帯を取得した子以上に稽古量がある子、礼儀作法が出来る子、積極的に御手伝いが出来る子なども、いるのです。


結局、長年の一生懸命な取り組みの中でも、黒帯を取得出来ずに卒業して行く子は数多くいるのですが、それでも、ある野球界の偉人が‥


『野球は人生そのものだ!』


と言っていたように、野球同様、人生の縮図ともなっている武道経験の中で、その経験を人生と重ね合わせながら、《大切なもの》を一つずつ発見し、生活や社会にも活かして行くことが物事に取り組むうえでは重要であり、また本当の意味での目的なのでしょう。


そのような意味でも、物事の本質を知るため、一生懸命な取り組みにこそ大切なものがあるのなら、たとえ競技としての目的が果たせなかったとしても、それは得るという意味でも、それに勝るものは無いのだと思います。



とにかく、こんなにも頑張れる子が増えているという現実が、何よりも倖せなことだと感じる今日この頃。


今回、昇段した子にも伝えたいことは、それを競技としての空手道だけに終わらせるのではなく、空手道のその先にあるものも見つめてもらいたい‥ということ。


もちろん結果も大切で、大きな結果を得ることで見える景色からは、より感謝の気持ちは強く生まれてくるのだろうし、感謝の気持ちがより強く生まれるのなら、人が本来どのように生きて行くのが自然なのかさえも、少しずつ見えてくるのでしょう。


なぜ、人間社会にル―ルがあるのか?


なぜ、礼儀作法があるのか?


なぜ、技や生活の中にも、距離感が必要なのか?


生き方とは?


生きる意味とは?


本当の倖せとは?



様々な疑問を抱きながら、探求の旅を続けて行く子供達。



《本質への気付き》、そこに辿り着くためのヒントは、生活の中にも‥道場の中にも‥そして自然界の流れや法則の中にも‥それは、あるのだと思います。m(_ _)m





【今日の一枚】

★写真は‥サワ&タイシン&ダイ。




【道場長のヒトコト】

☆『サワは大会3連覇!ダイとタイシンは2連覇!スゴいゾ!みんな、おめでとう!!』 (^-^)v