儚き生命達が‥流星に変わる。
ここ数年、ボクにとっても身近である、いくつかの尊い生命(いのち)が天に召された。
光と影の現実の中で、きっと迷いながら‥探しながら‥
『確かさを見つけたい!』
と、
切なる願いの中、
時に囁くように‥時に叫ぶように‥彼らは必死に現実を生きてきたのだろう。
誕生と死…すべての生命が、無であることからカタチ有るものへと変わり、やがてまた無へ帰るのならば、カタチ有るということの意味合いは、何かを作り、何かを残して行くことにあるのだろう。
人々から受け継いだものを織交ぜ、自らも生み出し、また次の世代へ伝えて行くことが、人が生きることの意味だと謳うのなら、
彼らは何を残し、ボクは何を残せているのだろう‥?
遥かなる君へ、伝えたい想いがある。
その場所が遠く離れているのか?意外と近い場所にあるのか?それは誰にも解らないけれど、
ただ、ただ、
あなた達と過ごした、かけがえのない時間と精神は‥
『確かに』
受け継がれて行くということを‥。