かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

1161 山鹿温泉の旅

2018-11-08 | 2018立冬~
 秋色が濃くなると温泉の季節。とろりとした良いお湯ですよと教えてもらって、熊本県北部の温泉を巡りました。玉名、山鹿、植木の温泉が北から南にありますが、今回は山鹿温泉をお目当てに、立ち寄りで植木温泉にもというコース。

 山鹿市は、熊本市から北九州市・小倉をつなぐ参勤交代道として栄えた豊前街道の宿場町、今も、街道沿いに昔のままの商家が並ぶ一角があって、うまく生かせば日田の豆田町のような情緒ある佇まいになる魅力を思わせます。

さくら湯
 市民温泉として愛されてきた山鹿の元湯で、存在感のある唐破風の玄関が立派です。
 もともと、熊本城主の初代肥後細川藩主が新築したことが初めらしく、湯はトロリとしてまろやか、浴槽も広々として、訪れた際はぜひのおすすめです。


八千代座
 明治後期に竣工した劇場です。修理を重ねて現在は重要文化財に指定された、現在では650人収容の劇場です。






 こちらは、山鹿近辺に行かれた時は、絶対見逃せないポイントですが、今も頻繁に、歌舞伎や、素人のダンス、劇などの公演に利用されていて、その際は、劇場の見学ができませんので、行かれる前にはチェックが必要です。
 かずさんが訪れた際は、坂東玉三郎さんの公演期間中でしたが、公演が午後の翌日の午前中に、回り舞台の奈落や、花道を歩いたりできました。こちらは、一押しです(^_-)-☆。
ものすごく舞台が近く感じられ、一度は玉三郎さんのに行きたいものです。



山鹿灯籠
 室町時代からの伝統工芸「山鹿灯籠」は、木や金具は一切使わず、和紙と糊だけで作られ、柱や障子の桟まで中が空洞です。山鹿灯籠民芸館で大きな作品を見ることができますが、これが紙と糊だけでできているとは思えない精巧さで、驚かされます。





山鹿灯籠まつり
 8月15日、16日の山鹿灯籠まつりは、金灯籠(100グラムぐらいとか)を頭にした女性が群舞します。残念ながら、これは見れませんでした。





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熊本県というと、阿蘇山や、熊本城がすぐに浮かびますが、定評のある菊池米や七条のメロン、有明海のアサリや海苔、数多い装飾古墳、ジャンボな荒尾梨、そして温泉とあれこれあることを再認識の旅でした。

また~





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