電動車椅子サッカーAPOカップがオーストラリアシドニーで開幕、日本代表は初戦でU21オーストラリア代表に7-1と快勝、幸先良いスタートを切った。
日本の先発は、三上優輝、永岡真理、内海恭平、井上純、現状のベストメンバーだろう。
GKに内海が下がり、センターに三上、左に永岡、右の上がり目に井上。
試合は自力に勝る日本が序盤から押し込む展開に。高い位置でのセットプレーがほしいと思われた前半6分、日本は中央でフリーキックのチャンスを得る。三上のフリーキックを井上が折り返し、永岡真理が先制ゴール。永岡はエリア内で上手くポジション取りをしていた。
9分には連係ミスからヒヤリとする部分もあったが、10分、三上のフリーキックを今度は永岡が折り返し井上が前突きでゴール。井上にとっては国際大会での初得点。
14分くらいからは、今後の試合も見据えて永岡がGKに下がり内海が上がる。
17分、左サイドからのキックインから三上がシュート、こぼれ球に詰めていた井上が押し込み日本は3-1と前半を折り返した。
後半は、内海、井上に代わり、石井俊也と清水猛留が投入される。
左に永岡、センターに三上、右に石井、GKに清水というオール横浜クラッカーズのメンバーへ。
今大会は昨年日本選手権10km部門で優勝したレッドイーグルス兵庫と準優勝の横浜クラッカーズの2チームから選抜されるという変則的な日本代表となっている。
10月27日に帰国、翌週の11月2日3日には全国大会が控えていることを考えると単独チームでのチャレンジも重要になってくる。
22分には三上のキックインをファーに詰めていた石井が押し込み、嬉しい初ゴール。4-0と得点差を広げる。
しかし23分にはキックインから一瞬の隙をつかれ失点。GKの清水にとっては貴重な経験。
29分、三上の右コーナーキックを永岡がニアでそらせて5-1と突き放す。永岡はこの試合、2得点目。
その直後、永岡はロングシュートと見せかけて右サイドに走り込む三上へスルーパス。合わなかったが可能性を感じさせるプレー。
32分、右サイド三上のキックインを石井がファーに流し込み6-1。
その後、永岡、三上、石井が退き、内海、井上、浅原が入る。GK清水以外はレッドイーグルス兵庫。
内海のフリーキックを井上が折り返した浅原のシュートは惜しくもゴールならず。
終了間際には内海の右サイドキックインを井上が決め、ハットトリック達成。
試合はそのまま7-1で終了。結果としては申し分のないスタートをきった。
次戦は本日23日13時30分よりニュージーランドとの対戦。この大会はW杯(2021年オーストラリアで開催)予選を兼ねており、出場権の一枠を争うニュージーランドとの試合はとても重要な一戦となる。
Facebookを通じてのライブ配信もある。
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今後の日本代表の試合日程は以下。時間はいずれも日本時間。
24日(水)
13:30 – 14.30 ニュージーランド vs 日本
24日(木)
9:30 – 10:30 オーストラリア vs 日本
13:30 – 14:30 オーストラリア U-21 vs 日本
25日(金)
9:30 – 10:30 日本 vs ニュージーランド
12:30 – 13:30 オーストラリア vs 日本
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