第4回電動車椅子サッカーW杯4日目、日本代表第2試合はアルゼンチンと対戦。
アルゼンチンは直接4位争いをしている上位チーム、準決勝進出のためには勝利が求められた試合。
日本は、北アイルランド戦と同じ池田恵助、平西一斗、塩入新也、中山環の先発。
山田貴大と宮川大輝の体調不良つき、塩入、中山がフル出場しなくてはならない状況は同じである。
試合開始早々、中山は前線からプレス、積極的な姿勢を見せる。
しかし1対1に強いアルゼンチン10番Zegarelliに押し込まれるなど、日本は終始攻め込まれる展開が続く。
そこで日本は12分、1対1に強い内海恭平、三上勇輝を、池田、平西に代えて投入。
塩入をゴールに下げ、なんとか押し上げようと試みる。
その流れで日本は何度かチャンスを作り出す。
14分には内海の左サイドキックインから 中山へ絶好のパスが通るがシュートはポストを直撃、惜しくもゴールにはならない。
その後はアルゼンチンの攻撃が続き、日本は我慢の時間帯。
後半は前半終了時のメンバーでスタート。
エリア内は状況に応じて、内海と塩入、内海と三上が守る。
アルゼンチンの攻撃に耐え、得点の機会をうかがうがなかなか糸口がつかめない。
30分、流れを変えようと内海、三上に代えて池田、平西が投入される。
(筆者はそのまま我慢したほうが良いと思いつつ観ていた)
その直後、ハーフウェイラインまで押し上げた池田が10番Zegarelliに裏を取られ、そのままドリブルで持ち込まれ、先制点を許してしまう。
なんとか追いつきたい日本だが、相手陣内までボールを運べない。
35分には再び内海、三上が池田、平西に代わって入る。
しかしゴールは遠く、アルゼンチンに0-1で敗れた。
日本は7試合を終えて、1勝3分3敗、勝点6、得失点差-7となり、自力でのベスト4進出は完全になくなった。
(他力での可能性は、日本がイングランドとデンマークに2勝したうえで、アルゼンチンがアイルランドに負ける。オーストラリアは北アイルランド、アイルランドのどちからの試合は引き分け以下に終わる等、条件がそろう必要がある)
ともかく予選リーグは残り2試合(イングランド、デンマーク)。
一つでも上の順位を目指して、闘いきってほしい。
(追記)4日目を終えての戦績表は以下。( )内は残りの試合
1位 フランス 勝ち点21 得失点差+33 (デンマーク、ウルグアイ)
2位 アメリカ 勝ち点18 得失点差+13 (ウルグアイ、アルゼンチン)
3位 イングランド 勝ち点 15 得失点差+12 (日本、北アイルランド)
4位 デンマーク 勝ち点10 得失点差-2 (フランス、日本)
5位 アルゼンチン 勝ち点10 得失点差-3 (アイルランド、アメリカ)
6位 ウルグアイ 勝ち点6 得失点差-6 (アメリカ、フランス)
7位 日本 勝ち点6 得失点差-7 (イングランド、デンマーク)
8位 オーストラリア 勝ち点6 得失点差-10 (アイルランド、北アイルランド)
9位 アイルランド 勝ち点4 得失点差-14 (アルゼンチン、オーストラリア)
10位 北アイルランド 勝ち点2 得失点差-16 (オーストラリア、イングランド
フランス、アメリカはベスト4進出決定
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