京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

高島のびれっじ。

2007-06-11 20:58:05 | 京都観光に役立つ?話
 昨日投稿の大溝城跡に行く前、高島の「びれっじ」に寄りました。
 大溝城跡は乙女が池の端、病院の裏手にありました。
 


 「びれっじ」は、大溝藩の城下町として栄えた、古い町並みを利用して作られた、観光施設です。
 1~7号館まであります。

 歴史さかのぼると・・・
 高島は、日本最古の大乱“壬申の乱”の古戦場として知られ、また、京の都と北陸日本海を結ぶ水陸交通の要所として栄えてきたそうです。
 (以下、びれっじ・パンフレットの丸写し・・・)
 この地で、近江商人の先人とされる高島商人は、織田信澄が大溝城を築城した1578年には早くも店を構え始め・・・
 信澄・自刃の後、城も解体されましたが、幕府成立後は、伊勢上野の分部光信が1619年に大溝藩二万石の藩主に配置され、城下町を整備していきました。
 (どうも、城は再建しなかったようですが・・・一国一城制度のため?)

 この大溝藩城下は、江戸時代には政治経済の中心地として賑わい、多くの商家が繁栄を極めたそうです。
 近年、こうした歴史、文化を語る町並みが失われていく世情に危惧した地元の方たちによって、手作りによる保存再生が進められました。
 それが、「びれっじ」なんだそうです。

 (正直な感想、高島がそれほど歴史ある町だとは知らなかったので、新しい発見でした。メジャーになると、この素朴さも失われるかもしれませんが、でも、近江八幡ばりに有名になっても良いんではないかと思いました。)

 さて。
 昼食を取った2号館です。
 


 旧街道に面した建物で、およそ二百数十年前の建築。
 江戸後期より、醤油の醸造元として栄えた商家で、もっとも古い建物だそうです。民俗有形文化財。



 温かみのある照明、ステンドグラスが、つややかな黒柱に映えてます。
 ステンドグラスは、3号館で体験教室をされている、ステンドグラス工房TAKEによるものだったと思います。



 高い天井で、フラッシュが届きません・・・
 メニューは、簡単なものでしたが。
 ゆったりとしたテーブル配置で、子連れでもくつろげました。
 (ただ、5家族、プラス団体席ほどですので、混む時間帯は避けたいですね~。)

 2号館の裏には、石屋さんのギャラリーがありました。
 (我が家族には、一番人気でした。)



 裏庭の奥に蔵があり・・・



 このええ崩れ加減の蔵の中が、工房になってました。



 石だらけ。
 見えにくいですが、写真の奥手に、世界一大きな石の水車が回っていました。
 こんな広い庭が欲しいものです。
 (我が家、そんな土地があれば、すべて商売に利用します。駐車場ね・・・)

 で。
 


 こちらは、2号館と通りで面した、1号館界隈です。
 1・5・6・7号館がありました。



 素敵なお庭です。
 パンの耳が置いてあって、スズメが寄ってきてました。
 
 こういうところは、落ち着くので、時間がたつのを忘れます。
 だらだらと、世間話を講じてました。

 もっと、ゆっくり散策したかったのですが・・・
 子達が、「早くザリガニ釣りがしたいよう」としつこいので。
 あえなく。
 乙女が池へと場所移動することとなったのでした。

 明日は、ザリガニ釣り編です。

 

うちのアジサイで・・・

2007-06-11 19:31:22 | 妻!日記
 嬉しいことに、今年はたくさんツボミが付きました。
 放っておくと、最後の花まで養分がもちそうにないので、少し切花にすることにしました。



 ブックマークのmakiさんのガラス瓶を見習って・・・
 私も、琉球ガラスのグラスで、活けてみました。
 (空き瓶で良かったのですが、こういうときに限って、ちょうど良い空き瓶がありませんでした。)

 去年は、ひとつふたつしか花が咲かず、寂しい思いをしましたので。
 刈り込みのときから気をつけて・・・


( 去年のアジサイ :短く刈りすぎて、ほとんど花が咲きませんでした。)

 (昔はあった)赤アジサイを咲かせたいから、「赤用」の高価な肥料を買ってきたり・・・
 大事に大事に育てました。

 肥料の時期が遅かったから、中途半端な?効果が現れ。
 紫がかったアジサイも出てきました。
 もうちょっと待ったら、赤いアジサイも出てくるでしょうか。
 楽しみです。