京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

④ ふたたび関が原!

2008-04-05 09:00:40 | 風雲児たち!
4月1日午前中。
天候の思わしくない伊吹山麓から移動することにしました。

国道365号線を通って、関が原方面。
岐阜方面は「晴れ」の予報でしたから。
そちら方面の大きな公園に行くことにしたのです。
(子達の期待は裏切れないから・・・)

残り飯で作ったおにぎり8つを持って、出発。
(関東では「おにぎり」、関西では「おむすび」だったかな。
 東西分け目の関が原です

そのうち半分は、三島池で雨宿りしているうちに食べてしまった・・・
残りは、車の中で。
これだけ人気があると、作り手としては嬉しかったです

道中、関が原に入っても、まだ雨がパラパラ・・・
あ~、仕方が無いね。
諦めムードでしたが。
国道沿いに、「関が原古戦場」の標識を見つけたら、やはりムズムズ。
とりあえず、車の中からだけでも見ていこうかということになりました。


(笹尾山・石田三成戦陣跡の入り口)

戦後400年記念祭もあったようで、旗がヒラヒラ。
駐車場完備で、お客もチラホラの石田三成陣跡でした。

「お母さん、写真だけ撮ってくるし」
そう言って、外に出たのですが。
次男・長女もついてきて、外に出てウロウロし始めました。
着いてしばらくは、雨がパラパラしていましたが。
次第に晴れ間が見えてきて、雨も上がった・・・
まんざらではない。


(馬よけ?の柵)

次男は行く気マンマンで
「早く行こうよ。」と言うている・・・
それに続く長女は、遊歩道の段差が高くて苦戦
う~う~、うっとうしい声を上げている・・・
「あ~、じゃあ、やめとこうよ」
そう言うと、長女「いや~」と怒ったので、行きたいらしい・・・

調子の悪い?長男は、若!にまかせて。
下の子ふたりと登ってみることにしました。
(結局、長女は抱っこで・・・)

次男、えらい調子が良くて・・・
(こいつ、かなりムラがあります
長女も抱っこでしたので、5~10分ほどで戦陣跡に着きました。


(笹尾山・山頂付近)

テーブルセットがあり、ゆっくりくつろげるようになってました。
狭くて地味な大谷吉継戦陣跡を思い出し、胸が熱くなる・・・


(みなもと太郎「風雲児たち」:本当にこのような会談があったのか?)

まさに、マンガと同じ景色!です。


(盆地奥・一番手前の小山が、敵の家康陣があった桃配山)

とても見晴らしの良い場所でした。
こんなに見晴らしが良かったら、具合が悪いのでは・・・と思ったりするのですが。
(相手にも丸見えでしょう。)
でも、見えてても良いのか・・・
ん~、もっと本を読んで勉強しよう。


(大谷陣まで、馬でどのくらいかかったのだろうか?)
(石田・笹尾山~大谷・陣、その隣の小早川・陣あたりまでが西軍です。)

帰ってから、あらためて、漫画「風雲児たち」(みなもと太郎)を読んでみました。
自分が行った、まさにその場所で起こった出来事、と思うと、これ以上ない読み応えがありました。

「風雲児たち」は、何度読み返しても面白いです。
各家庭に一冊ずつ揃えておくべきだと思う・・・
(あくまで私の主観ですが)

さて。
大谷吉継公墓所のまわりの、かたくりの花も美しかったですが
こちらでも、たくさん花が咲いていました。



なんという花でしょうか?
初めて見ました。
この時期に山に入れてラッキー
思わぬお土産を頂きました。




 ~ まだまだ、つづく ~