先週の土曜日、チャベスママさん家の蕎麦屋さんに行った後、すぐ近所にある
車折神社に行きました。
車折神社は、京福電車の駅からすぐ境内に入れることで有名な神社です。
(確か、京都検定の設問になっていたような気がしますが・・・)
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(京福電車・車折神社駅から、裏門を臨む)
京福電車終点の嵐山からは、市内に戻ること3駅目。
チャベスママさん家の蕎麦屋さんの「鹿王院駅」の次の駅になります。
散策中、地図は持っていませんでしたが。
目指す方向に、一際こんもりした森が見えていましたから、すぐに分かりました。
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(車折神社・裏門)
駅のほうは神社の裏手にあり
表門は、三条通に面しており、駐車場・トイレもありました。
(実は、裏門に着いた途端・・・
次男が「トイレ~」と言って騒ぎ出したので、表門方面に急ぎました。)
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(本殿の裏手にあたる裏参道には、分社が祀られています)
地主神社に弁天社・・・
広い境内には、分社もありました。
うねうね~っと歩いていった先に本殿がありました。
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(車折神社の本殿と中門)
本殿の正面に、この大きな中門。
当然、ここから入場するのだろうと思ったら・・・出来ません。
ここは通行禁止で、本殿の東側にある門から入りました。
中門、通り抜け禁止になっている理由は・・・
真正面からご神前に進む事は神様に対し畏敬の念を欠く行為であるから
だそうです。
なるほど、納得しました。
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(神社の一番の紅葉スポット・拝殿前の紅葉)
「ご祭神は、平安時代後期の儒学者、清原頼業公。
天武天皇の皇子である舎人親王の子孫にあたり、一族の中には三十六歌仙の一人である清原元輔、その娘、清少納言らの名も見られる。
頼業公は、和漢の学識と実務の手腕は当代無比といわれ、晩年には九条兼実から政治の諮問にあずかり、兼実から「その才、神というべく尊ぶべし」と称えられた。
頼業公は平安時代末期の1189年(文治5年)に逝去され、清原家の領地であった現在の社地に葬られ、廟が設けられた。
やがて頼業公の法名「宝寿院殿」に因み、「宝寿院」という寺が営まれた。この寺は室町時代に至り、足利尊氏により嵐山に天龍寺が創建されると、その末寺となった。
また、頼業公は生前、殊に桜を愛でられたのでその廟には多くの桜が植えられ、建立当初より「桜の宮」と呼ばれていたが、後嵯峨天皇が嵐山の大堰川に御遊幸の砌、この社前において牛車の轅(ながえ)が折れたので、「車折大明神」の御神号を賜り、「正一位」を贈られた。
これ以後、当社を「車折神社」と称することになった。」
(神社・由緒書きより)
車折神社は
頼業公のご学徳により学業成就・試験合格はもとより
特に、「約束を違えないこと」をお守り下さる霊験あらたかな神様として
全国的に強い信仰があります
・・・とのこと。
商売上の約束事の履行・・・商売繁盛にも繋がるそうです。
正直言いまして。
通りがかりの参拝だったから、「いったい何の神様だろう?」と思いながらの参拝。
せっかくだから、何かお守りを・・・
と、当座一番の願い事、「交通安全」のステッカーを買いました。
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(拝殿・賽銭箱上の天井画)
車折神社の隠れた見所なのだそうです。
作者は画家・山口玲熙(やまぐち・れいき)
文化勲章を受章した画家・山口華楊(やまぐち・かよう)の実兄とのこと。
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(本殿を囲む石垣!)
本殿の裏には、日本中の神々全てを祭る八百萬神社があります。
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(神社一の紅葉の下は、祈念神石を納める場所)
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(境内社の一つ、芸能神社)
一際華やかな境内社です。
どうも、芸能人がヒット祈願などをしにきているようです。
ミーハーですが、お参りしました。
「歌がうまくなりますように」
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「ピアニカがうまくなりますように」
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「踊りが・・・」
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と、こんなお願い事をしたら良いのだろうか・・・
この後、子達にせがまれて
一回百円の電動からくり・おみくじをしましたが。
一つ出てきたら、二回目もやる!と長女が言い出しました。
「あ~、自分のおみくじも欲しいのか」
と、しょうがない、二回目をさせたところ・・・
もう一回!と言うてきました。
どうも、ゲームセンターと間違えているようでした