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憲法9条をたたえよう

2014年07月16日 19時59分09秒 | その他
 集団的自衛権の行使に関して閣議決定がなされ、国会で閉会中審査と言うのが行なわれています。自民党は賛成、公明党は連立維持を重視しての消極的賛成、野党およびマスコミは大半が反対と言う構図で進んでいます。

 報道関係者には集団的自衛権の行使をいかにも悪い事のように言う人がかなり居ます。実は国連憲章により加盟各国に認められ、日本も当然持っている権利なのに、その点は強調されませんね。

 持つことは問題が無いのに使ってはいけないとの主張の根拠とされて来たのが憲法9条で、確かに9条では戦争をしてはいけないし、軍備も持ってはいけないと書いてあります。ついでながら、この9条、孔孟思想先進国(中国と韓国だよ!)では考え出せる筈もない理想的規範と言えます。

 憲法9条を横目に見ながら、まず警察予備隊ができ、保安隊と名前を変え、自衛隊が成立しました。この自衛隊が戦力でないと言うのは大人でも分からないロジック、いやマジックだし、有事には米国が守ってくれるのは他国がするとは言え9条の戦争放棄と矛盾するようにも思えます。

 しかし、子供の世界ならいざ知らず、現実の世界情勢下で憲法に違反すると声を大にして言ってみても、日本国民がそのように言っているとどこかの国の報道官に茶化されるのがオチで、日本の利益にはなりません。そんなことより日本に必要な防衛策が講じられてこそ政府の責任が全うされると思います。

 そこで、唐突に結論に飛びますが、憲法9条の内容の高さは世界遺産クラスともいうべき貴重なものなので、このまま大事に保存し、解釈で現実に対処するのが、国民の安心安全を高めるのに資するものと思います。不磨の大典などとクラシックな表現で憲法を重視する方々の顔を立てることにもつながると思います。


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