ヴァイオリンとフルートのRio

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預金の危険性

2015年07月07日 08時08分23秒 | その他
 ギリシャで起こった預金封鎖。ある日突然に預金を下ろすことが出来なくなる事で、日本でも戦争中に有ったと聞きます。預金は果たして安全なのかどうか。

 預金とはお金を預ける事、あるいは預けたお金を指します。「預」はあずけると言う意味なので、お金の保管を頼む事と普通は思います。預けたお金は安全で消えることは無いと思いますよね。

 預けると言えば、駅の一時預かりやホテルのクロークでコートや手荷物を預ける事があります。この場合の預ける事とお金を預ける事は同じかどうか。

 預金が他の預ける行為と違う点は、預けたお金を銀行が貸し出す点にあります。ただし請求が有れば預けただけのお金は戻って来ることになっているので、預けた自分の金は100%有ると思う人が大半。

 銀行が貸出した金が焦げ付き、銀行が破たんすれば、預金そのものは戻って来なくなります。そんなときは一人当たりの預金額1000万円までは預金保険機構から保険金が預金者に払われ1000万円は戻ります。でも預金が1000万円を超えていた場合は、保険金額を差し引いた額は取り戻せない可能性があります。そう言う危険の見返りの意味もあり利子が付きます。

 お金持ちの貴方が預金の全額を保証して貰いたいと考えるのなら、無利息型の普通預金にすれば1000万円を超えていても、万一の場合全額保証されます。でも、お金持ちはノミの涙並みであっても利子を大事に考えますから、無利息型にするのは抵抗が有るかも知れません。

 ところで国債などの日本国の借金が将来1000兆円に膨らむ可能性も取り沙汰されている割には、国が思い切った対策を取っていないのは不思議に思いませんか。

 単なる冗談かもしれませんが、日本人の預金総額は国の借金を上回るので大丈夫などと言う有識者の意見があります。何が大丈夫なのか。ここで悪意に満ちた解釈を試みると、1000万円まで保証すれば済むのだから、保証額を超える預金を国が吸い上げて国の借金の返済に充当すれば、問題はすべて解消し抜本的な対策など考える必要が無い。こんな考えが成り立ちます。皆様もゆめゆめご用心を。


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