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東京都の感染者は減らない

2020年10月07日 19時37分36秒 | その他
東京都の感染者数は全国でダントツ。来年のオリンピックの頃になってもゼロにはならないだろうし、最近の感染者数を見るとむしろ漸増傾向ではないかと思わせます。不謹慎ですが、賭けであればゼロにならない方に賭けますね。

なぜ東京都の感染者数が多く、目に見えて減らないのでしょうか。

感染防止対策として、いわゆる三密を回避すべきと言われています。例えば、換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場面を避けると言う事です。では東京都民は三密回避を怠っているのでしょうか?

あくまで机上の議論になりますが。

同じ程度の換気の悪い空間が有ったとします。東京都の場合であれば、そこに居る人の数が多く、感染者数の少ない県であれば、そこに居る人の数が少ない可能性はありますね。そうであれば、換気の悪い空間に居るかも知れない感染者は東京都の方が多く、その空間が感染源となる可能性がより高いと言えるでしょう。

多数が集まる密集場所とひとくくりで表現出来ても、東京都の場合であれば、集まる人数が多く、感染者と知らないうちに接近する確率も高いでしょう。感染者数の少ない県であれば、集まる人数も東京都にくらべれば少なく、感染者と接触する機会も少ないものと思います。

間近で会話や発声をする密接場面はどこでも有りそうですが、東京都であれば、密接場面の数がより多く、知り合い同士の密接場面のすぐ隣に、赤の他人の密接場面が至近距離に存在したり、重なりあったりする事も考えられます。

三密を回避すべきである事は勿論正しいと思います。彼の国の白亜館の状況を見れば、日本の方がはるかに意識が高く、結果も勝っているのは言うまでもありません。きっと学術会議の提言が効いているからかも。

しかし三密を回避すべきとは言うものの、換気の程度、密集の程度、密接の程度について、どれくらいになったらマズイのか、どれくらいから下なら良いのか等は言われていないように思います。三密のいずれも数値で示すことが出来る筈ですが、感覚的、観念的な話に終始していて、少々物足りません。

東京都の場合には、換気の程度、密集の程度、密接の程度が感染原因を形成している可能性が高く、それに加えて、そのような場に居合わせる時間が多分、他道府県とくらべて長いのではないか。また複数以上の空間、場所、場面を渡り歩けば、一カ所では短時間の滞在でも、合計すればかなりの時間になっているかも知れません。東京都においては、人の行動が単純な一次元的なものではなく、二次元、三次元的であり、さらに入り組んで複雑化しているからではないか。

となれば東京都の場合、発症に十分な数のウィルスを吸い込む可能性が他道府県に比べて高いと考えるべきであり、三密回避に関しても、数値を決める等して、より確実な感染防止対策を行なうべきと思います。

しかし、仮に科学的に正しくても、飲食店に1時間以上居てはいけないなんて発表したら大騒ぎになるでしょう。学問の自由の侵害どころか、生活権の侵害と言われかねません。またまた野党が役人を呼んで詰問、つるし上げを行ないそうです。


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