東京都の感染者数ピークの推定

連休で検査が日延べになり発表が遅れたと言われます。もしも感染者数が後日の数字に上乗せされて行けば、本来ならピークに達した事が見過ごされてしまいます。

それにより実際よりも遅い日がピークと見なされれば、現在はピークからの経過日数が少ないと受け止められて、政治的な措置に影響を与える事も有りそうです。

4月後半からの東京都の感染者数を曜日毎に見ると、

日曜日･･･5月 9日がピーク。ピークは恐らく前の週寄り。
月曜日･･･5月 3日がピーク。ピークは恐らく後の週寄り。
火曜日･･･5月11日がピーク。ピークは恐らく前の週寄り。
水曜日･･･5月12日がピーク。ピークは恐らく前の週より。
木曜日･･･4月29日がピークだが、5月13日もほぼ同数で、間の5月6日が前後の週の6割程度。連休の影響が大きいのではと思われる。
金曜日･･･5月 7日がピーク。ピークは後の週寄り？
土曜日･･･5月 8日がピーク。5月1日も多いのでピークは前の週寄り。

となります。

これらから大胆に推定すればピークは5月6日だったのではと思います。仮に連休が無くて通常に検査が行なわれていたならば、5月6日は1,300人くらいの数字になったのではと思います。

翌週前半までは連休中に消化できなかった検査の結果が遅れて出ている可能性がありますが、後半にはほぼ解消したのではと思います。

上記のように推定したピークから見れば現在の数字は減って来たと言えそうです。しかし、山がならされてしまった状態を見て議論すると、現在は減り方が少ないと言う事になりそうです。

勿論、現在の感染者数は絶対値としては相変わらず多く、警戒すべきである事に変わりは有りません。


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