ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

採用後の男女差別

2018年10月21日 10時02分23秒 | その他
 ついでに査定や昇進に関して男女差別があるか無いかについて。

 かつて私が在籍した会社の職場はそれらの点では男性優先が原則。具体的にそうしているのはその職場の長。男性は一家の生活がかかっているから待遇もそれなりに考えてやらなければならない、女性はそうでないから・・・・・・と明言していました。人事関係の部署の指示なのかどうかは分かりません。

 一家の生活がかかっている男性は多いと思いますけれど、これは明確な男女差別。同じように働いても同じように評価されることが無いと言う事になります。

 見方を変えれば、扶養家族の多寡が処遇に影響すると言う事にもなりますから、本人の働きに応じてと言う考えからも逸脱しています。

 本人の働きとは関係ない家族状況が給与や昇進に影響するのは日本の美風なのかも知れません。しかし、内助の功と言う言い方は有っても、その他の家族の功と言うのは無いのでは。


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企業の採用における差別

2018年10月14日 18時34分44秒 | その他
 入試の差別が問題になっています。しかし企業の採用差別の方が本当はひどい。私が採用業務を担当したのはかなり以前の事なので、以下に記す事は会社の現況ではありません。念のため。

 当時は大卒採用の際に女性を2割未満にするようにしていました。女性向けの商品を扱う業種であれば女性の採用比率が高いと聞きますけれど、一般的な会社なら2割が3割になる事は有っても、男女差別を行なっているのが普通と思います。

 ペーパー試験やすべての面接で合格し、採用担当役員も太鼓判を押した女子学生を順次合格にしていたら女性比率が高くなりかけ、「アンタが合格と言ったからじゃないの」(実際は丁寧語で話しています。)と担当役員にブツブツ言ったら、「比率は君らが見てなきゃダメだ。」と逆ギレされました。以降は担当役員が合格にしても担当者が不合格にすると言う会社秩序に反する事態に。

 会社的発想をすれば、結婚や出産、育児で比較的若いうちに退社すれば賃金も退職金も安く済み会社にメリットになります。高賃金の割に働きの悪い男性年配社員を出向させたりクビにする荒療治をしなくても、自然に人員の若返りを図ることが出来ますから、企業がフレッシュに保たれて活力上プラス。

 次は大学差別。

 どこの大学にも門戸を開いているなんて有り得ない話。あからさまには言えませんが、野球の六大学あたりにボーダーラインが有りました。会社に大学出身OBが居ないか少ない場合にはフィルターが有ると学生は思うべき。

 縁故はその限りではありませんので、採用実績の少ない大学出身者を採用する事にもなります。その意味では入社しても寂しいだろうし、能力不足の場合は本人もつらいだろうね。

 蛇足1・・・縁故入社は採用担当者がもっとも嫌いますので、担当者がそれは熱心にあら探しをします。「あの人は背が低い。」とか「顔が悪い。」との報告も受けましたが、さすがにそれはマズイよね。

 蛇足2・・・理系の場合には大学院生(修士)を採用する事が増えました。ランクの上の大学の大学院に進学する場合も有りますから、学歴の書き換えが起こります。在学中に学力がアップした訳でそれ自体は結構な事と思います。無論、反対に在学中に学力がダウンする事も有り得ます。入学すれば卒業できる日本の大学。大学名で採用するのは本当は博打。

 海外大学の差別。

 米国の大学なら各大学のランクをまとめた本が有り、一番上がmost competitive、一番下がnon competitve、要するに競争率の高い大学、無競争で入れる大学と言うことかな。それらの間に何ランクか有ります。採用側はこんなものを見てその大学のランクを判断しています。

 米国支社で採用する場合、most competitiveの大学のみに絞っても必要人員の確保は十分可能なのだそうで、本社もそれに倣っています。つまりは外国の大学に関してもフィルターはありますから、海外留学で箔を付けようと言う考えは甘いように感じます。


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即位の日は祝日になる

2018年10月12日 22時49分17秒 | その他
 12日のニュースで来年の即位の日を祝日にする事、祝日法によって前後の日が自動的に祝日になると報道されました。つまり4月27日(土)から5月6日(月)までの10連休が実現します。

 10連休になるため海外旅行などの関心がわく人、海外旅行の企画の強化を図る人など、新たな祝日を遊びに振り向けようと考える人が多いようで、しかし外食関係なのかどうせ休めないと言う人も居ました。

 新たな祝日で海外旅行と言う反応をおかしいと思う人は多分少ない筈。でも建前を言えば他の祝日と違って即位は慶事。国民も何らかの祝賀行事に参加するとか、関与して総理の表現を借りれば即位を寿ぐ(ことほぐ)事があってもよいのではないかと思います。前回は昭和天皇ご崩御による即位だったので、様子が違いました。

 報道機関が海外旅行を第一に取り上げるのは、即位の日に国民が祝意を表する事に関心が薄い事を自ら暴露したようなものと言えます。

 天皇制は国民の総意に基くものなのに、国民の関心があまりに薄いと一部の旧弊な考えの人達により天皇制が後戻りする危険性もなきにしもあらずで、報道機関も即位を祝う意味を説明するなどして、多少なりとも国民を誘導してよいのではと思います。

 なお、即位の儀に三権の長、外国の王族や首脳、外交団の臨席は当然としても、出来れば無作為に選んだ一般国民も多数参加させるべきで、そうすれば、即位された新天皇が、ご自身が国民の総意に基く存在である事を初めて体感できる貴重な機会となります。


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ボランティア活動と労働

2018年10月07日 11時00分58秒 | その他
 オリンピックのボランティアに関連してのあれこれ。

 必要な良い事でありますから、学生などを中心として参加すべきと受け取る人が多いものと思います。働いている人や高齢者の参加はそれほど多くないでしょう。

 ボランティアとは奉仕の事で利益を求めないもの。キリスト教の奉仕の精神との関係があるように思います。日本の奉仕と言うと両親の年代の勤労奉仕。タダ働きや強制労働の元祖のようなもの。奉仕の印象が良くないのも無理からぬところ。

 奉仕は本来、生活に余裕のある人が行なうべきと思いますから、そうでない者にタダ働き、無料奉仕を当然のように押し付けるのはいかがなもの。同じような事を職業として行なう場合には報酬を貰えます。

 僅かでも強制があればボランティアとは言えず、労働基準法の適用を受け、報酬が支払われなければなりません。ボランティアであることを示す服装やバッジの着用を求めるとすれば疑問も生じます。でも単なる客引きとの区別も必要かな。

 大学が学生のボランティア活動を単位として認定する動きが有ります。数ある単位の一つとして認めるのは大学の自由と思いますが、単位数を過大に設定したり、ボランティアを義務化するような動きが有れば好ましくありません。

 学生は暇だからボランティア活動に参加して当然との考えもあり得ます。でも学業を続けるためにアルバイトに忙しい学生も居て、ボランティア活動を強制すると働く権利の侵害になりかねません。

 文部科学省はボランティア活動を進めたい立場にあるだけに、大学が国の意向に沿いたい気持ちは理解できます。でも忖度しないのが大学の自治なのでは?

 マニュアルに基づいた行動を求めたり、出退勤などの活動状況の管理を行なうような事があれば、労働の定義に限りなく近づきます。活動するご本人達の意志にかかわらず、労働基準法違反の恐れも生じます。とは言え全く縛りの無いボランティア活動も有り得ないので、労働の一種なのかどうかはよくよく考えなければ。

 最後に一つ。ボランティア活動に伴うトラブルや事故については、労働災害でないとすれば補償の根拠が有りません。行き違いなどで暴力沙汰になったり、連れて行かれてトラブルと言う事も有り得ます。せめてボランティア活動を担当する機関が保険をかけておくべきと思います。


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教科書は必要

2018年10月02日 20時08分35秒 | その他
 「教科書に書いてある事は信じない」と、ノーベル賞受賞が決定した本庶佑教授の名言が発せられました。

 勉強したくない人達はそれ見ろと思うかも知れません。でもこれ教科書を見なくてよいと言う意味ではありません。教科書に書いてある程度の内容は全部理解した上で、さらにその先へ進んで欲しいと言う事。教科書の内容が理解できない場合には全く関係ありません。

 誤解した向きは、ついでに政府の言う事は信じない、親の言う事は信じない、上司の言う事は信じないなどと考える可能性も無いではありません。

 最早、免疫療法も及ばないのでは。


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