日々雑感

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もんじゅの鈴木理事長辞職

2013年05月17日 | Weblog
もんじゅの鈴木理事長辞職

朝日新聞の本日の夕刊によれば
昨年12月池田原子力規制庁長官に改善策を出すように指示された際
「事故は常に起こりうるもの、ミスが起こりうるもので、形式的にミスが出るのはやむを得ない」と発言
安全に対する意識が低いとして、規制委員会の田中委員長はあまりにも不適切だと批判した。

鈴木氏は6年から10年まで内閣府の原子力安全委員長を務めた。

田中委員長の指摘以上に「あまりにも程度が悪くてこれでは被災した福島県民は救われない」と直感した。
安全に対するこの程度の認識が最上層部の考えであるから、末端はは推して知るべしだ。案の定もんじゅの現状を見てみると、それが証明される。

よくこんな人物が安全の最高責任者として君臨したものだ。任命権者もよほどほどの馬鹿ではないか と疑わざるを得ない。
素人でもこの程度のことがわかるのに安全の責任者がこの状態では
またまた原子力は暴走して事故が発生することは有り得たはずだ。
1日も早く交代させることによって原子力事故の災難から逃れることがでたのは不幸中の幸いと言えるかも知れない。

彼は福島事故を一体どんな気持ちでとらえていたんだろう安全の最高責任者として。こういう感覚の人物が採用されてきて、よく事故が起こらなかったものだと、恐怖さえ覚える。