日々雑感

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再点検が必要

2013年05月21日 | Weblog
再点検が必要

パナソニックはどうして大赤字にだったのか。それは商いの常道を逆行した形になって、サムスンに抜かれたと言う。

客のニーズを踏まえて製品を作ると言う常道から反れて、高価値 高価ななプラズマに凝ってしまったからだ。

つまり生産者論理に基づき製造した物を売ると言う商いの常道と逆のタイプになってしまった。組織が肥大化するとえてして得意先の声が届かなくなる。それに比べてサムソンは客のニーズに応えた商品を作り多大の利益を上げた。
パナソニックは大組織を事業部制に戻し、よりお客のニーズにマッチする製品を作るよう組織を、事業部制にして小さな組織に再編した。
パナソニックの創始者松下幸之助は自分で作った物を自ら売り歩き
直接お客の声を聞いて、それを生かしてものづくりをして、今日のような大会社を作ったのである。

こういう流れを見ると日本の製造業はこの商いの道にかなっているか再点検が必要ではあるまいか。