「殿ご乱心」と言うアホな大臣
原発事故が発生した、ほとんど直後、被災者たちは悲嘆にくれでいる最中に、原発再稼働を口にした男がいた。これだけ多くの人々が悲しみに包まれて、物心両面で絶望し悲嘆にくれた最中においてだ。
人の悲しみのわからない鬼のような人間だとこの時僕は思った。当時の状況では再稼働と言う事は被災者の心情や実情を考えると禁句であったはずである。
それを早々と口にしたわけだから、根っからの原発愛好者だったのだろう。国民感情が読めていないというよりは、づうづうしいことおびただしい。
原子力は一旦ことが起こると、現代の人間の力ではコントロールできないと言うのが原子力関係者の見方だ。換言すればどこまで被害が広がるか、予測不能ということだ。また収束までにはどのくらいの時間を要するか。これを正確に出すのも難しい。
小泉元首相が反原発、再稼働に反対。と主張した。その小泉氏の影響を受けたのであろうか、細川元首相が東京都の知事選で反原発を訴えようという噂が広まると、現職の大臣が「殿乱心」と批判した。加えて彼は原発を利用しない場合毎年1兆円の国富が失われると言う。
そこで僕は思う。
彼は本当に原発コストがわかっているのか。原発コストに関しては終末処理費用が不明なのに、1兆円の損失はどこから引っ張り出してきた数字なんだ。どうせ電力会社のだした数字を口移しに唱えてるだけじゃないか。
原発コストすなわち現行の価格といわれているものに、最終処理費用が加わって初めて正確な原発のコストが計算できる。
そこで 君に問う。
最終の終末計算がいくらくらいかかるのか計算したことがあるのか。
処理場も、処理技術も不明の段階で計算ができると思うのか。
最終の終末計算の困難さは、未だ世界の何処の国でも解決されていないことを知らないで一兆円という数字を持ち出す。これが国家100年の計に携わる国会議員が信じているなら、「殿ご乱心」どころの話ではなく、頭の中身がおかしいのじゃないの。
その場その場の情勢に調子を合わせているだけで、真に国民の安寧や幸せの実現と言う国会議員なら誰しもが持たねばならな政治哲学と、信念。その最低条件さえも持ち合わせていない輩が「殿ご乱心」とは何事か。
ここで改めて指摘しておく。
核のゴミ処理について
1、処理場はどこで承認を得られるのか。つまり確保できるのか。そしてその費用ははいくらなのか
2、処理の技術開発費用とその確立。その確立の見通しはどうなっているのか
3、処理場に埋めても10万年(現状では放射能の減衰期はそういわれている)のメンテ費用はいくらかかるのか
4、処理施設の運転コストはいくらなのか
本来のコストは事業に関わる全ての経費の総体によって初めて正確に出せる。
単に現在までかかった経費(終末処理費用を含まない)のみで、コスト計算するのは大きな誤りである。
核のゴミの最終処理費用を除外したコストなんて中途半端で、問題にならない。この指摘に反論があるならば具体的、現実的に反論すれば良い。
できるものならやってみるがよい。現段階の科学技術ではできるはずがないから。
原発事故が発生した、ほとんど直後、被災者たちは悲嘆にくれでいる最中に、原発再稼働を口にした男がいた。これだけ多くの人々が悲しみに包まれて、物心両面で絶望し悲嘆にくれた最中においてだ。
人の悲しみのわからない鬼のような人間だとこの時僕は思った。当時の状況では再稼働と言う事は被災者の心情や実情を考えると禁句であったはずである。
それを早々と口にしたわけだから、根っからの原発愛好者だったのだろう。国民感情が読めていないというよりは、づうづうしいことおびただしい。
原子力は一旦ことが起こると、現代の人間の力ではコントロールできないと言うのが原子力関係者の見方だ。換言すればどこまで被害が広がるか、予測不能ということだ。また収束までにはどのくらいの時間を要するか。これを正確に出すのも難しい。
小泉元首相が反原発、再稼働に反対。と主張した。その小泉氏の影響を受けたのであろうか、細川元首相が東京都の知事選で反原発を訴えようという噂が広まると、現職の大臣が「殿乱心」と批判した。加えて彼は原発を利用しない場合毎年1兆円の国富が失われると言う。
そこで僕は思う。
彼は本当に原発コストがわかっているのか。原発コストに関しては終末処理費用が不明なのに、1兆円の損失はどこから引っ張り出してきた数字なんだ。どうせ電力会社のだした数字を口移しに唱えてるだけじゃないか。
原発コストすなわち現行の価格といわれているものに、最終処理費用が加わって初めて正確な原発のコストが計算できる。
そこで 君に問う。
最終の終末計算がいくらくらいかかるのか計算したことがあるのか。
処理場も、処理技術も不明の段階で計算ができると思うのか。
最終の終末計算の困難さは、未だ世界の何処の国でも解決されていないことを知らないで一兆円という数字を持ち出す。これが国家100年の計に携わる国会議員が信じているなら、「殿ご乱心」どころの話ではなく、頭の中身がおかしいのじゃないの。
その場その場の情勢に調子を合わせているだけで、真に国民の安寧や幸せの実現と言う国会議員なら誰しもが持たねばならな政治哲学と、信念。その最低条件さえも持ち合わせていない輩が「殿ご乱心」とは何事か。
ここで改めて指摘しておく。
核のゴミ処理について
1、処理場はどこで承認を得られるのか。つまり確保できるのか。そしてその費用ははいくらなのか
2、処理の技術開発費用とその確立。その確立の見通しはどうなっているのか
3、処理場に埋めても10万年(現状では放射能の減衰期はそういわれている)のメンテ費用はいくらかかるのか
4、処理施設の運転コストはいくらなのか
本来のコストは事業に関わる全ての経費の総体によって初めて正確に出せる。
単に現在までかかった経費(終末処理費用を含まない)のみで、コスト計算するのは大きな誤りである。
核のゴミの最終処理費用を除外したコストなんて中途半端で、問題にならない。この指摘に反論があるならば具体的、現実的に反論すれば良い。
できるものならやってみるがよい。現段階の科学技術ではできるはずがないから。