天国も死後の世界もない」
[ロンドン 16日 ロイター] 「車椅子の物理学者」として知られる英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士(69)は、
1,天国とは闇を恐れる人のおとぎ話にすぎないとし、
2,死後の世界があるとの考えを否定した。
3,宇宙の創造に神は必要ない=ホーキング博士
この意見に対して宗教界から批判を浴びている
何故そう言う意見になったのかについて、
ホーキング博士は「(人間の)脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人のおとぎ話だ」と述べた。
死後や天国の有無については、科学的な証明はまだ出来ていない。博士が自分が科学的にそれが正しいというのなら、そのことを実証せねばならない。
僕は死後の世界や天国についての考え方は彼とは違う。
実証が出来ない世界のことは科学の領域ではないと思うから、科学がこれらの世界のことを取り扱うこと自身が、現段階では間違いだと思う。死後の世界や、天国や 神の存在については、信じるか、信じないかによって、その存在の有無が決められるものだと思っている。人間には霊魂というものがあって、それは人間の脳以外の次元の処に在るという信じるから、脳の作用とは何の関係もない。
だから
「脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人のおとぎ話だ」と言うことにはならない。
こういう判断は科学的なものではない次元のことだから信じるか信じないかという脳の外にある宗教的な部分の働きによって形成される判断だと思うし、それは全く個人的なもので、現在の科学的な次元では取り扱えない。
よって死後の世界や、天国の存在を実感できる人は宗教家がそうであるように、信じることが出来るし、そう思わない人は科学的な説明や証明なしに、博士と同じ意見になるだろう。そして両者の是非や当否は判らないと僕は思う。
人々はどのように生きるべきかとの問いに対し
「自らの行動の価値を最大化するため努力すべき」と答えた。
この意見に対しては全く同感だ。