日々雑感

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3枚舌外交5-48

2019年05月22日 | Weblog

3枚舌外交

今日の中東情勢の原型を形作るのに解りやすい説明だから、インターネットから、引用します。


1,第一次世界大戦中、イギリスは、中東を支配していたオスマン・トルコと戦います。イギリスは、当時トルコの支配下にあったアラブ人を味方につけるため、パレスチナを含む地域が、戦後アラブ国家として独立することを認めると約束しました。このとき、イギリスから送りこまれた情報部員が、「アラビアのロレンス」です。映画で有名になりましたね。 アラブ国家建設承認。


2,その一方でイギリスは、この地域にイギリス寄りの国家ができれば、イギリスの国益が守れると考え、ユダヤ人グループに、ユダヤ人の「ナショナル・ホーム」を設立することを認めました。 イスラエルの建国承認。


さらにその裏でイギリスは、この地域を戦後支配するという秘密協定をフランスと結んでいました。このイギリスの三枚舌外交が、パレスチナ問題を複雑にしたのです 英仏の中東支配。


時の情勢に会わせて行う外交とはこんなものかもしれないが、素人の目には不誠実そのものに映る。国益を守り、さらなる権益を拡大すると言うのが外交の基本であろうが、これだけで突っ走ると戦争が絶えない。と言うことは罪のない多くの人が命を失う結果になることは、火を見るより明らかである。


これが紳士の国と言われるイギリスのすることか。紳士とは表面をうまく繕い、腹の中では死の商人まがいの汚いことを考える最も醜い人間のことか?
これを見ると、外交とは、はったりと、ダマしあいと、裏切りを含んでいて決してにこにこして握手をするものではない。お互いの不信感を隠すために握手いているのだろう。あるいは駆け引きの勝敗を見つめながら腹の探り合いをしているのではないか。
尖閣諸島問題で日本を弱腰と見たロシアは、直ちに北方領土を自国領にするべく動いた。大統領の訪問、とその宣伝、中国人、韓国人による北方4島の開発。
こういう状況を見ていると、日ロ友好どころか、ロシアに関しては、ますます嫌悪感を強める。ロシア外交は仕切り直しの転換期になっているのかも知れない。少なくとも現状を見る限り、そういう時期ではないかと思う。ロシアは日本に嫌悪感だけを残しつつ、平和条約を結ぶつもりなのか。だからロスケになるんだよ。