元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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『マイセン磁器300年』展 inサントリー美術館

2011年02月01日 00時42分39秒 | 小川けいこのプライベート日記
以前のブログでもお伝えしましたが、現在、練馬区立美術館には、民間からの館長起用ということでサントリー美術館の元副館長をされていた若林覚氏が着任されています。


若林館長が着任されてから、練馬美術館においては今までにない様々なイベント等が展開されています。


議会において苦節10年!
 美術館の新たな展開について質問をし続けて、やっと報われました。


話は本題に。 そんなご縁もあり、現在サントリー美術館で開催されている


『マイセン磁器の300年』展


に行って来ました。 展示物が素晴らしかったのは当然ですが、今まで知らなかったマイセンの歴史も知ることが出来て、有意義な時間でした。


例えば、マイセンの有名なデザインである「ブルーオニオン(青い玉ねぎ)」ですが、マイセンは、日本や中国の影響を受けていますが、当時はザクロや桃などの果物は、ヨーロッパでは知られていなかったので、それらの果物文様が、玉ねぎと解釈された!


とか、マイセンの始まりは、東洋磁器に魅了されたザクセン選帝侯のフリードリッヒ・アウグスト1世が、ベルリンから逃れた錬金術師のベットガーを幽閉して、硬質磁器発明の前段階の「ジャスパー磁器」を開発した!

など、いろいろと新発見がありました。


また、風刺画はよくありますが、動物モチーフの風刺磁器が意外に多いことにびっくり!


とにかく素晴らしい展覧会です(*^o^*)
 3月6日まで開催しています。練馬から大江戸線で約30分で行けるので、ぜひともいらしていただきたいと思います!