
区役所のアトリウムにて、「アイメイト協会」の紹介展示をしていたので、関係者の方と少しお話をさせていただきました。
そして、会場には訓練中の盲導犬が決められた場所に座っていました。

写真の右下に、少しだけ尻尾が見えますか?
なぜ、愛らしい顔の写真ではないのか!?
それが、今日の話題のひとつであります。
実は、始め小川は、当然のように盲動犬候補生の正面ショットを撮っておりました。
すると、訓練担当の方が
「すみません。写真を撮るのは良いのですが、犬の顔をSNSなどに投稿するのは、お断りしています。」
と、おっしゃいました。
私の、
「なぜ公共の場に、デモンストレーションで来ているのに?アイメイトの紹介をブログにしようと思ったのに...」
という心の声が聞こえたのでしょう、彼女はこう言いました。
「近頃、SNSなどへの掲載目的で、街中でいきなり、言葉をかけることなく撮られることが増えたんです。時には、犬の顔の真ん前で携帯を構えて撮る方もいるんです。
ないかもしれんませんが、犬の顔写真で犬が特定されて、利用者の方がトラブルに巻き込まれても困るので。
それに、利用者の方が、意味もわからずすぐ近くでシャッター音がすると、びっくりされるし、不快な思いをされることもあります。」
と。
なるほど!の話であります。
私、思慮が足りませんでした。反省です。
アイメイトの活動、盲導犬の活動を広めると共に、このことも拡散せねばなりません。
皆様、許可なく、唐突に仕事中の盲導犬や利用者の方の写真を取り、SNSに掲載するのは要注意です!
ところで、盲動犬を見ていて思いました。
今回の熊本の震災でも、障害者の方が巻きこまれて大変な想いをされているのではないか、そして、今回もまたペットも被害にあったり、飼い主と離ればなれになっているのではないかと...
実際、ペット犬を大切に胸に抱き、屋外で避難されている方の映像が映りました。
人も動物も大切な命!!
今回も、もちろん獣医師、ボランティア、NPOの方々が、動物のフォローをして下さるのでしょうが、ペット防災も、大切な行政の仕事であります。