先日、心理カウンセラーとメンタルトレーナーの資格試験に合格したご報告をさせていただきましたが、このたび、認知行動療法士の講座も修了しました。
認知行動療法士というと、認知症の治療と誤解される方がいらっしゃいますので、以下、簡単にご説明します。
認知行動療法は、ストレスになる状況をつくり出す否定的な考え方やモノの見方に自らが気づき、それを修正し、感情の数値化などをはかり、バランスのよい考え方を身に着け、気持ちを楽にする心理療法です。
1970年代、精神科医・アーロンベック氏が開発し、世界中で活用され世界標準として確立。
日本では厚生労働省が効果を実証し、うつ病・パニック障害・摂食障害・PTSDなどでは保険適応として認可されています。
心の病気以外に、セルフケア、日常のストレス対処、メンタルトレーニングなどに適当範囲は広がり、話題の療法として注目されています。
これからの心のケアは、受ける側も心理カウンセラー、メンタルトレーナー、認知行動療法士など自分に合ったカウンセラーを選ぶ時代となりました。
今後ブログにおいてもこのあたりのお話をしていきたいと思います。
ところで、生稲晃子参議院議員と私はハートフルライフカウンセラー学院の同窓生となります。
生稲参議院議員の方が先輩でありますが。
先日、議員会館の事務所に伺い、今後の日本における認知行動療法の課題についてなどの意見交換をさせていただきました。
心の問題については、今後さらに勉強を進めます。