一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

保育所卒園

2019-03-16 14:12:07 | 日記
みーくん3年間通った保育所を今日で卒園しました。



入所当時は
あまりにも育児していても大変だったため、



保育所の先生たちもさぞかし大変だろうな、、と

ばっかり
不安に思っていて、、、



よく、夜に
「もうこのコは面倒見切れませんので、
他のところに行ってください」って



言われる、夢を
何度も見ました。



みーくんは、
外に出れば、
人に迷惑ばっかりかけるだけ、、だと
思っていた。



だけど、
この先生たちに出会えて。。。



毎日
私よりも嬉しそうに


その日の出来事や、
できたこと、感じた成長を


報告してくれ、


毎日

可愛い〜
癒される〜って
言ってもらっているうちに。。。


ん?
もしかして、
迷惑じゃないのかな??



って
思うようになってきて、


そのうちに
そんな夢も
見なくなった



送り迎えのときに
友達に囲まれて、世話してもらってるみーくんを見たり、



先生たちの言葉から、



もしかして、
この子は
与えられるばっかりではないのかも。



と、思いはじめました。




私自身も
毎日の
大変な育児の中でも
みーくんから
いっぱい
パワーをもらっていました。


そのことに
気づかせてくれたのは
やっぱり保育所の存在。




みーくんは
ずっと1対1で、先生についてもらっていたし、
他の子とは
違う行動をしていたため、


先生たちにとっても
思い出が深くて、密度が濃いんだろう。


3年間で
私の知らないみーくんの姿にも
いっぱいいっぱい触れただろうな。。。


入所したときのことを
先生たちは
今でも覚えてくれていて、
懐かしそうに話してくれました。



私が、
先生たちがみーくんの担任で良かった!!って


心から思ったのと同時に




先生たちも



みーくんの先生になれてよかった。
みーくんが、クラスにいてくれて良かった!って



言ってくれました。



クラスの子たちも
みーくんのことが好きで、
いつも気にかけてくれていたし、



みーくんを通じて、
たくさんの優しさや、
これからの人生にとって、糧になる、「なにか」を
学んでくれたと思います。

と、
言ってもらえ、


とても
ありがたかったです。



卒園式は
入場から退場まで、



しっかりと1時間、その場にいられました。



先生と一緒だけど、
証書も受け取りました。



スライドも
静かに見れました。


証書を受け取る瞬間には、
声も抑えられないくらい号泣してしまい、


みーくんが
きちんと
受け取る瞬間を
見逃してしまいました。。



けど、
周りのいろんな方たちから


みーくん
偉かったね〜!!とか、



ちゃんと証書受け取ったね!!とか
言ってもらえて嬉しかったです。




卒園式後の
茶話会も
出席し、
ご機嫌にその場にいられました。



その後は、
みーくんは
夫と先に帰ってもらい、
(もうお腹もすいて、ジッとしているのも限界だったと思います)



私は、
先生たちと
さいごのさいごまで、
ほかのどの保護者さんも帰っていなくなった時間まで、


思い出話しをしながら、
お別れを惜しんでいました。。。



所長先生や、
支援担当の先生、


担任の先生方。。。
みんなが順番に



私のことを
抱きしめてくれて、



「お母さん、ほんとによく頑張ったね!!」って
労ってくれて。。。



思わず
子供のように


ずっと
ここでいたい!!
保育所卒園したくない!
先生たちと別れたくない!!と


言ってしまいました。。。




なんでやねんなぁ〜〜って、
笑いながら、
いっぱい
抱きしめてくれました。





私は
こんなにも
お別れがつらくて、惜しんでいるけれど、



当のみーくんには


「お別れの意味」がわからない。



そのことも、
なんだか
すごくつらくて。



みーくんも
先生や、クラスのお友達、

保育所が大好きだったはずなのに、
もう
今日で
お別れなんて、



いつ、気がつくんだろうなぁ。。。と。



思ったら



今更ながら。。。



障がい受容はとっくの昔にできていたはずなのに、、、、





どうして
みーくんが
こんなにも重い障がいを持たなければならなかったんだろう。。。



どこかで
いつも抑えていた気持ちまでもが
溢れ出しました。



これからも
おりに触れて
こんな気持ちにはなるかもしれないけれど、



その
思いも大切に向き合いながら、



私は私らしく、
正直に、
のんびりと
みーくんとともに
これからも歩んでいこうと思います。