一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

卒園あれこれ

2019-03-17 06:56:40 | 日記
卒園式が昨日無事に終わって、
ほっとしたと同時に


なんだか心にポッカリと穴があいたような。


保育所ロスです。


いつも
「お母さん、よく連れてきてくれたね」
「お母さん、頑張ってるね」「大変だったね」と

労い、励まし続けてくれた。




苦労を共にし、
嬉しいことも共にわかちあってきた。



みーくんの些細な成長を、私よりも早く見つけ、
私よりも嬉しそうに報告してくれた


先生たちと
お別れして、
もう保育所に行くことはないのだと思うと、



悲しくてさみしくてたまりません。



卒業記念のプレゼントに
傘をもらいました。


みーくんはまだ、傘を自分でさしたり、使ったことはないのだけれど、
これから
使えるようになってもらえたらいいな。


個人の名前が刻まれている傘。


自分の傘の
名前の部分をジ〜ッと見て、
自分のだぁ〜!!と
嬉しそうな顔のみーくん!!




自分の名前は、
目で見る分については、


年長さんになってから、わかってきています。



年長さんになってから、
私は、
いろんなものに、
みーくんの名前を、
みーくんが見ている前で
書きました。

名前を書く必要のない家のおもちゃにもたくさん!!


新しく購入したものでも、
名前を書いてあげるとすごく喜んで、
自分のものだ、って認識できたのか、


新しいカバンや新しい水筒なども
スムーズに受け入れられるようになりました。



本当に
3年前には
考えられなかったことです。



卒園式の
動画も
夫が撮ってくれていたので、



みーくんが
証書を受け取った瞬間も
無事に
見れました。



ほんとに
両手でちゃんと
受け取っていたことに
とても驚きました!!



手渡した所長先生も
内心、驚いたんじゃないかな。笑笑





今回、
夫には無理を言って、
卒園式に参加してもらいました。



これまで、夫は
卒園式も、入学式も
一切出たことがありませんでしたが、



今回は土曜日なので、
午前中だけでも休み取って!と言うと、


なぜ卒園式に行かないといけないの〜?という態度で、


「え〜?!いつ〜??」と
めんどくさそうに言われましたが、
一緒に来てもらえました。



ただ、、、
なにしろ
卒園式などに一度も出たことも
おそらく
興味すらもなかったので、


着る服がわからなったようで。



私とみーくんが
先に出発し、



夫はあとから一人で来たのですが、



他の
父親たちは、全員スーツなのに、



夫は、
ジャケットは着ていたものの、
完全に私服で!!


めちゃめちゃ浮いてました。。。








みーちゃんやのんちんのときは、
半年や1年も前から、


運動会はいつ??卒園式はいつ??入学式は???と、
とても
干渉も激しく、
勢揃いで、参加していた
自分の親や、義理両親も


みーくんのときは、
卒園式がいつ行われたすらも
聞かないし、知らない。



私から
一応、卒園式無事に終わりました。と
動画も送りました。


実母も義母にも。



実母も義理両親も
みーくんの保育所生活には一度も触れたこともありませんでした。



なんの
苦労も喜びも
わかちあえない。


夫も。



夫とは
みーくんの成長の喜びや
かわいさ。。。は共有できるけれど、



どうしても
負の感情、
苦労、、、の部分は、
共有できません。



誰もがしていることだとは言え、
やはり、
毎日の
送り迎えは
大変でした。


気を抜いたり、
一瞬でも目を離したら
どこかへ走り去ってしまったり、


自転車のある場所に辿りつくのも一苦労な毎日で、



行くよ!!で行ける子でもなければ、
自転車乗って!!で、乗る子でもないので。。。💦



そういうことを
先生たちは
わかってくれているのに、



家族の誰も
わかってくれていないことに、

そして、
今回、卒園できた
喜びや、
さみしさ、
いろんな感情が入り混じっていますが、


その感情を
なにひとつ
家族の誰とも共有できないことに、



改めて、さみしさも感じています。