一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

理解できない時

2021-07-07 08:58:00 | 日記
今朝、みーくんをバス停に送っていき、
ママ友とたち話、を15分程度。。


家に急いで戻ると、
もう、
家はもぬけの殻だった。。。



のんちゃん、、、ひとりで起きて、ひとりで行ったんだね、、ほんとに成長したけど、、ごめんよぉ〜。。。母めっちゃ罪悪感に駆られる。。。




起きた顔も見てない、朝ごはん準備してない、
カードにもサインもしてない、


なのに、遅刻してはいけない、と思って、
大雨の中、ひとりで準備してひとりで行ってしまったのね。反省。。。


ベランダから覗くと、
傘をさして学校へ向かっていくのんちゃんが見えた。


のんちゃんやねんし、
ゆっくり行くことがあってもええやん、くらいに、
あまり、
定時に行くことにこだわっていない私だけど、


のんちゃんのほうが、しっかりしてきたね。




ーーーーーーーーー



みーくんの
お気に入りのタブレットが
ひとつ壊れてしまい、


プチパニックが昨日,一昨日くらいから
続いています。


お友達から中古で譲り受けたタブレット。

いろいろな物の単語のボタンを押すと、



英語ボタン、日本語ボタン、で
各音声で読み上げてくれる。


付属の絵本もついていて、
単語がたくさん目からも耳からも吸収できるみーくんにピッタリの知育玩具。


↑これ。


もともと、鳴らなくなってたボタンもあったのだけど、
本格的に壊れてしまい。。。


でもみーくんは、壊れたことがわからない。


必死に
電池を変えまくる。


ちなみに、電池変えることは、
ドライバーを使うのも、
電池を正しいサイズ、正しい方向でいれるのも、みーくんは完璧にできてしまう。


「でんちじゃないよ。もうつぶれているよ」と言ったところで、
わからない。
諦めきれない。



勝手に必死に電池をいろいろ交換する。


そして、使い終わってないまっさらな電池も、
これ、あかんわ、使えん、と、
ポイポイゴミ箱に捨てていく。


ギャーやめてー!!!!まだ使えるー。
そもそも電池をゴミ箱に捨てるなー!!!



電池を変えたところで、
音声は思うように鳴らない。
(たまに鳴る)


怒る。かんしゃく起こす。
電池変える。
たまに鳴る。テンション上がってよろこぶ。
また鳴らない。また怒る。


それの繰り返し。



一昨日の夜、
あ、つぶれたんやぁ、、って思った瞬間に、


新しいものをしらべて、ネットで即注文。
そんくらい
今、みーくんがハマっていたので、
無いと困る。


壊れたんだよ,が言い聞かせられない。


でも、ネットで注文しても、すぐに届く物ではない。
届くまでのインターバルがある。


今朝もまた、、朝から
もうパニック。



あまりに怒るので、
もう、
取り上げて、
隠すと,


大パニック。




そして、
隠されたので
探す。



家中ひっくり返される。



つぶれたタブレットで、
かんしゃくを起こし続けるのがいいのか。



隠してしまって、気が逸れるのを
待つ、
それまでには、見つけるまで執着しつづけるので、

家中ひっくり返されるが、家を掻き回されるのを止める、、
それも
やめて、あかん、

どっちにしろ、行動を止めさせることはできない。



なにがいいのか、どっちがいいのか。。。


自分が少しでも楽に世話するために、、
みーくんの執着やしんどさが
少しでも軽減されるためには?



何度も
「あたらしく買ったよ。だから、届くの、もうちょっと待ってね」って
声をかける。



最近は、
どうせわからない、ってあきらめたり、決めつけないようにしてる。


もしかしたら、わかるかも。


とりあえず
口で絵で、ていねいに、説明しよう、って
思ってる、


どこか、なにかのタイミングで
少しでも、理解できたら、、、って思うから。



でも、やっぱり、分かってくれない。


買いに行く、じゃなく、
ネットで注文して、
届くまで待つ、それがいつ届くのかもわからない、

これを、どうやってみーくんに分かれというのか。。。



食べ物をあるかぎり食べるのもそう。



もう終わりだよー、とか
あとひとつだけにしておこうね、とか

それは、のんちゃんとみーちゃんの分だよー、


なんて、
聞かせることは無理難題。




しまいに
ブチギレて、



「いいかげんにせえよ!!!いつまでもグズグズ言ってたらバッチーンってするで!!!」と
めっちゃ低い声で怒鳴ってしまう
(ほんとには叩かないよ)


でもみーくんもわからなくて辛いもんね。



早く届いて、それを祈るしかない。



それまで
みーくんが
大癇癪や大パニックを起こそうが



できるだけ冷静に、



はい、学校の用意するよー、
はい、これ食べて〜、と、


食べ物などを目の前にちらつかせて、
気をそらせながら、淡々と学校の準備。



どんどん力や、声の大きさが
パニックのときには
大きくなってくるみーくんだけれど、



常に面倒を見る母親としては、
ひるんではいられない。



そんなん平気よ、どれだけの力でかかってこられようとも
私は負けへんよ。