お店で、お釣りをもらう場合二通りのパターンがある。
コンビニなどは目の前で店員が、お札をこれでもか!という感じで
「千円、二千円・・と何十円です」と数えて渡してくれるパターンと、
一通り、店員自身が数え「ご確認下さい」と渡されるパーターン。
後者はいわゆる高級店クラスに多く、私などには面倒な事、このうえない
この場合、私はちょっとした演技を強要されるのである。
それは「私という人間は大変きっちりとした人間でこのようなチェックも
怠りません!」という演技。
なので、直ぐにお釣りをお財布に収めたい衝動を抑え、
レジカウンター前で、少々時間を取り確認するふりをする・・・
あそうだ新聞の集金もこのパターンだ
私はゆめゆめ、店員の紙幣を数える能力より自分の能力が勝っているとは
考えていない
なので、目の前でこれみよがしに紙幣を数えるのも、確認くださいも
私の場合は、しなくて結構
スーパなどでレシートを念入りに確認するおばちゃんいるもんね~
あれは、やはり打ち間違えを確認しているのだろうか
野菜もしかり・・・あんなにほじくり返して選別して、それほど違うの品質
と、グダグダ書いているのは、やはりズボラはズボラなりにそれほど、
損はしない事を身をもって経験したからだ
夕飯の買出しで両国方面をプラプラ・・・・北斎通りに子供から年配までの
安価な洋服を販売しているお店がある。
軒の上にはなぜかしら対の星条旗がたなびいている
そのようなお店は入口近くに、ありとあらゆるタイプの洋服をぶら下げている。
その中のチャイルドコーナはいつもわりと可愛いアメカジっぽい服が
ぶら下がっており、その中の一点が私の目を引いた。
「そうだミニミニモンスターのお遊び用にこれを買おう」
と一枚のパンツを選び店内に・・・
選んだのはこれね
このお店には似合わない白髪のダンディーなオジ様が店主で
「これくださーい!」と言うと、マジマジと、このパンツを眺め一言。
「これは売れない・・・」
なんでも、長くぶらさがっていたために日焼けの部分があると・・・
この写真でも確認できると思いますが左の丁度縫い目の辺が確かに日焼けで
変色
私は安価なためディティールには全く目がいかなかった
「同じものはありますか?」店主が奥に確認に行き戻ってきて
「これだけなの。でもこれは売れない」
「そうですか・・・じゃあ別の・・・・」
で、ここで意外な一言
「差し上げます」
「エーッ?」
「お持ちください、お金なんて取れません」
「まあ!ありがとうございます・・・」
てなワケで私はこの部分日焼けをおこしているパンツを有難く
頂いてきました\(^o^)/
お花やさんでもこのパターンがよくある。
賢い主婦ならお花を選別する際は、今より明日。
長く持つ花を選ぶだろう・・と思う。
よって、花がまだ開かない硬いつぼみとか・・・
私の場合は、こらえ性がないので開いた花を「素敵」と脳が判断する。
で、お花やさんに「これ下さーい!」と言うと
「これ開いちゃってるから持って行って」と
いっぱいタダでもらっちゃったりする
なので時々、自分にカツを入れ注意深く「これ今日入荷したお花?」
と探りを入れる。
心配症でもある私はお花屋さんに「タダ狙いのお客」と思われはしないかと
ビクビクしちゃうのだ
でも目はやはり開いたお花に釘付けらしく
「これ持ってって」
ズボラでお釣りを損する場合もあるのかもだけど、きっと多くもらっている事も
あると思うんだよね~。
イメージだけど、きっと関西のオバチャンとかは
こんな私の様な人間は信じられないだろうな~