秋だから・・・と言う訳でもないけれど、
なんだか、心の中にはポッカリと穴があいた感じ
いつも当たり前だったものが、一つでも抜けると
なんともやりきれない気持ちになる。
その抜けてしまった日常の何かすら、生きる経験として、
前に進む後押しとして、取り込んでいくんだろう人間は。
散歩の途中で見つけた「侘助」
こういう派手ではなく、ささやかさが美しい花がいいですね。
昨夜、いつもの事ではあるけれど、民放はあまりにも見るものがなく、
AXNチャンネルに回すと「マイ・ルーム」という映画を放映中
デカプリオがあまりにも少年ぽく綺麗でずいぶん昔の映画かと思ったら、
1996年の作品だって
おー、少年老いやすく・・・ですな~
この映画の事は知らなかったので、俳優陣の豪華さにビックリ(@_@;)
町医者役のデ・ニーロ、姉妹役のダイアン・キートン、メリル・ストリープ。
そして荒んだ性格の息子役にデカプリオ。
年老いた父親、叔母の介護をしながら独身のまま生活している姉(ダイアン)
が余命いくばくもない白血病に犯され、気ままな性格で何十年も前から
絶縁状態の妹(メリル)にドナー検査の依頼の電話が・・・
妹、リーの息子(デカプリオ)は母の愛情が感じられず家に放火し、
精神病院で保護観察中。
なんだかんだがありまして、結局、最後はリーも息子も「愛」に気づき
おそらく、何十年も前に捨てた実家で穏やかに暮らすんだろうという結末。
ダイアン・キートンが穏やかに愛に包まれた生涯を送った女性を
見事に演じていた。
姉が「私の人生はとても幸福だった」というと妹、リーは
「そうね、お姉ちゃんは、家族みんなから愛されていたものね」といい、
姉は「私が幸せなのは、私が愛する事ができる人達がいたからよ」
と穏やかに答える。
なんだかね、こちらの気持ちまで穏やかに、そしてジーンとくる映画だった。
そして、こんな時期にまたシミジミ~ッとしちゃうのはあのジャパニーズコメディアン
「鉄拳」のパラパラ漫画「振り子」。
今週、ネットのニュースで鉄拳のパラパラ漫画がMUSEのミュージックビデオに
正式に採用されたと知りビックリ
鉄拳自体、顔しか知らなかったからね~。
その話しを友だちにしたところ、「私も知らなかったけれど、YouTubeで
振り子っていう鉄拳の作品を見て感動したもん・・・」
「えーッ、感動するの鉄拳で」
「ミューズはしらんけど、感動するねん・・・鉄拳・・・」←関西人なもので
なんでも話によると朝のTV情報番組でこの「振り子」の話題が
今年春あたりに取り上げられ、見てみたら感動したと。
ならば、見てみるかと、YouTubeを探したら、
既にMUSEのミュージックビデオが公開されていた。
「EXOGENESIS PART3」鉄拳「振り子」バージョン。
オオー、またナミダ・・・(´;ω;`)