朝の番組でエアコン修理屋の奮闘記が取り上げられていた
猛暑が続く関東地方。
特に、東京の区部は都市熱の影響でエアコンのない生活など
考えられない。
それなのに、古いエアコンなんか使っちゃって、この猛暑の中
慌てて修理を依頼する愚か者め~
そんな事もあろうかと5年を過ぎたウチのエアコンのリスクを考え、
エアコン掃除を頼み、今年は室外機まで掃除してもらった
ぬかりのナーイ私なのだ
であるからして、
その番組を私は冷ややかな目で見ていたのであーる
今から1時間半前、私は今まで聞いたことのない音がエアコンから
発されているのをシカト聞いた・・・
近寄って凝視すると、それはエアコンの送風口からお水が
滴り落ちる音であった
なんじゃこれは~~~」
エアコン生活数十年、こんな現象はお目にかかった事がないよ~
一向に、収まらぬので怖くなりとりあえず、スイッチオフ・・・
「パパパパ水が・・・エアコンから水が・・・」
おもむろに、奇遇にも今朝、整理し直した電化製品のマニュアルファイルを
取り出し、ダイキンエアコンのマニュアルをめくる。
呑気な「故障かとな?思ったら」という章に目を通す。
私という人間は、このような時にも都合の良い事しか考えようとはせず、
「故障ではありません」という所から目を通した。
しかし、水が漏れるという項目は惜しくもここにはなかったのであーる
でしょうがないので「故障です」という所に目を移すと、
ありましたよ~、水漏れが・・・・正確には室外機の水漏れと室内機の水漏れに
分かれてはいるけれど。
「電源ないしはブレーカーを切り、速やかに販売店に連絡」とあるので、
「パパ~、コンセント抜いてよ~」
と少しでも身に危険のありそうな事を夫に任せる私なのであった。
で、矢継ぎ早に夫に故障の窓口に修理の依頼をするように指示。
ようやく繋がった電話の主はこのクソ暑く、明日などは37度という
予報が出ているこの首都東京において、修理は早くて月曜日というのだ
死んじゃうよ~、熱中症で死んじゃうよ~。
あの狭いRの部屋で寝るしかないか?いや待て、あいつは明日、帰ってくるのだ。
あの狭い部屋で3人で寝るのか
そして、TVはあの狭い部屋で3人で見るのか
そんなわけにはイカン
私はPCで「エアコン 水」と入力した。
そうすると、たくさん出てくるではないか~、自分で直しちゃう方法が
どうも排水するパイプのつまりが原因らしく、掃除機で吸い取る方法、
真空なんちゃらで吸い取る方法、などがあるらしいけれど、
その中で、一番アナログで、トラブルとお金がかからなそうでな排水パイプに
口で空気を送る・・という方法にチャレンジ。
その前に、ゴミや虫の死骸などが詰まっているやもしれず、
針金でゴミを掻き出す方法もあったので、針金を探すが、うちにそんなものはない。
クリーニングやのハンガーも最近ではもっぱらプラスチックに変わってしまった事を
今更ながら、気がついた。
それでも、どうにか一つだけ、針金のハンガーを探し出し、まっすぐにして
パイプに入れてみるけれど、何も出てこなかった・・・
そしてパイプに空気投入「ブファー」
家の中で傍観している夫が「オーオーオー、エアコンがボコボコいってるぞ!」
しばらくすると、パイプから水が流れてきた。
数度繰り返すと、ゲル状の何かも一緒に流れてきた。
暗くて分からないけれど、おそらく水垢の固まったもの
5度の「ブファー」ですっかり水もでなくなった。
おそらく、これはパイプに空気を送り、パイプ内の空気を圧縮しそして
パイプ口を解放した事により、その反動でゴミなどが外に排出されるのだろう。
恐る恐る、電源を入れると無事に冷え冷え~
心持ち、冷えが良くなった気すらする
定期的に外にパイプを見ると、順調にお水は排出されている。
良かった~
これから見て、単にパイプのつまりだったのだろう。
室外機をクリーニングしてもらったのに、ドレーンパイプは綺麗に
してくれなかたのかしら
これで、おそらく修理の必要はないかも
乗り切るぞ~、土日の猛暑!待ってろ猛暑~