昨夜TVで山田洋次監督の「東京家族」を見た
これは海外で日本映画ナンバーワンと言われている小津安二郎監督「東京物語」の
オマージュ作品。
レビューを読むと高評価。
小津作品を見ていないので比べられないけれど、人物、舞台設定は多少の違いはあれ、
現代に置き換えただけで同じらしい。
感想としては、山田洋次監督の描く世界がステレオタイプでちっとも面白くなかった
震災で映画製作が延期されキャストが変わった事の影響なのか、登場人物の年齢設定が
メチャクチャで理解するのに時間がかかったし・・・
ざくーっとしたあらすじは、瀬戸内に暮らす老夫婦には3人の子供がいて、全員が東京暮らし。
久々に夫婦は上京するけれど、子供達はそれぞれの生活が忙しく親への心遣いがない。
めったに合わない影響か孫も塾などで忙しくよそよそしい。
母親は上京中にあっけなく死んでしまい、一人残された父親は瀬戸内で一人暮らしをする・・・
橋爪功が父親役、吉行和子が母親・・老夫婦という設定なので実は母親の年齢が
68歳だと知って、すごーく違和感
田舎から出てきた老夫婦の割に東京を二人だけで歩けるんだ~と思ったけれど、まだ60代だったのか・・
末っ子の妻夫木君、その恋人の蒼井優ちゃんと並ぶと孫とおばあちゃんにしか見えないし。
開業医をしている長男が西村雅彦でその奥さんが夏川結衣。
その夏川結衣に「お姉さん」と 呼ばれるのが長女役のあの蛍ちゃん中島朋子
厳格な父に認められていないと感じ、職業も不安定な末っ子の妻夫木君が
最終的には一番、親思いで血の繋がっていないその恋人が父、母親から一番信頼を得るとか、
世間的に認められている職業についている長男長女は自分達の生活で精一杯で
親の事は二の次で、結局、瀬戸内の田舎の血の繋がっていない他人が優しいとか・・・
オリジナルである小津安二郎の「東京物語」はほぼ同じ内容でも世界的に名作と
言われているので、現代に置き換えたから陳腐なのか、山田洋次の力量がもはや
この程度なのか・・・
出演している役者さんは、この脚本でよくやっていると思うけれど、それだけにもったいない。
演技派俳優を贅沢に取り揃えて、見る側にとってはコスパが良いともいえるけれどって・・・
ハイムリクリに今日のランチネタに繋げてみました~
ランチで会席料理をお得に食べられるという銀座「竹の庵」 に行ってきました。
大人の隠れや個室で食べられる会席という触れ込みだったけれど、行ってみるとイメージと違った。
なんだか居酒屋さんって感じだけどね~
さっそく評判の竹の庵ランチ1200円。すき焼きランチなどもあり人気でした。
この品数に、鶏の焼き物と・・・
白米か玄米を選べるご飯&お味噌汁。
確かに銀座で1200円の見た目ではないでしょ???ソフトドリンクも付くし。
手作り豆腐や子芋の餡かけ等のお味も良い。
そつない味をこれだけ並べました!!!って感じかな?
ただこの価格で見た目満足ランチが食べられるので私達のまわりはサラリーだらけでした。
店内は広けれど、時間帯では待ちが出ていました。
主婦ランチというよりは、サラリーのご褒美ランチって感じでしょうか。