会津地方のお愉しみと言えば麺類、抜きには語れません。
会津喜多方ラーメン&お蕎麦~麺天国や~
そしてここ大内宿には高遠蕎麦をいう有名なお蕎麦があります。
時は慶長時代にさかのぼり徳川2代将軍・徳川秀忠の4男は信州伊奈の高遠・保科家に養子に出さた
保科正之は、その後津軽会津藩の初代藩主となり、信州高遠のお蕎麦をこの地に持ち込んだので
高遠蕎麦と呼ばれるそうです。
その特徴はつけ汁に大根おろしの汁のみを使うという事です。
江戸時代お蕎麦は大根の辛味汁にお味噌を溶いて食べるというのが一般的で、その後、鰹だし
で割りお醤油を垂らすという変遷を経たらしいです。
信州上田の真田蕎麦もお味噌を溶いて食べたのでした
今回のお店「三澤屋」は大内宿一番の老舗で高遠蕎麦をお箸の替わりに長ネギを
使う事でも有名です。
大内宿には沢山のお蕎麦屋さんがあります。
三澤屋 は大内宿入り口のすぐ近くにあります。
田舎のお家に伺ったような雰囲気のあるホッとするお店です。
大変な人気店なので待ち時間は1時間~1時間半と言われていました。
事前にネット予約をしていたので私達は待ち時間ゼロでしたが。
畳のお部屋に上がると炉端では鮎が焼かれていて美味しそうでしたが、旅館で間違いなく出るだろうと
この日はパス。
私達の席からの眺め~
席に通されると、始めにお茶と白菜のお漬物、ジャガイモの甘煮がだされ、
ビールを注文すると田舎風のいんげんの煮物も出されました。
こういうのが良いよね~ 田舎のお漬物と煮物大好き
こういう田舎におばあちゃんが住んでいるのは理想だな~
日本酒を頼むとまたまた違うお惣菜が~
お蕎麦やお酒は田舎の割にやはり観光地価格かと思うけれど、こういうサービスを考えると
高くないと思えるます。
お蕎麦と共に天麩羅~
野菜中心でとてもサクッと揚っていました。
高遠蕎麦~
ほとんどの方がこの名物高遠蕎麦でした。東北なのに薄めのお出汁が、とてもいい。
水蕎麦~
お蕎麦がお水が張られた器に盛られています。
会津地方はとてもお水が美味しいと今回の旅で知りました。
その美味しい冷たいお水でしめられたお蕎麦そのものがとても美味
つけ汁は大根絞り汁にお味噌プラス胡桃か醤油を割ったものです。
信州蕎麦も美味しいけれど、このお蕎麦は美味しい~
ボリュームもかなりあるので、苦し~
ここのお店の接客は、まるで田舎の親戚のお家でくつろいでいるような気分にさせてくれる、
会津弁のオバちゃん達が良い味だしてます
わざわざ大内宿に寄って良かった~お蕎麦を食べて良かった~と思えるお店でした