Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

浅草で食べる房州料理「居酒屋 木むら」

2017-11-08 09:50:04 | スカイツリー周辺

昨夜の「ガイヤの夜明け」はギンザ・シックスを取り上げていたみたいね
番組自体は見ていないけれど

開店から随分たっても混雑していたので、あまり足を運ぶことは無かった。
地下の目新しそうなスイーツを買ったくらいで。
吹き抜けには草間彌生のディスプレイが施され、スマホ片手にそれ目当ての方も多い。
最近、他の階にも足を伸ばしたのだけれど・・・
各店舗のウィンドショッピングをする気も失せるくらいバブリーなお店だらけ
感想は「誰がここで買うんだ

どのデパートでもヴィトン、プラダなど有名どころのブランド店は出店していて普通の風景に
なっているけれど、ギンザ・シックスはパリ、ロンドン、ミラノなどの複合商業施設に見られるような
今が旬の高級ブランドも揃っており「私はここじゃない」感が半端ない
いるだけで違和感ありまくり~
しかし、ギンザ・シックスの前には通りを挟んで「UG」「ユニクロ」の店舗もあるという銀座はある意味カオス。

ウチの家族のほとんどはファッションに対してあまりこだわりがない。
夫などはオサレとは真逆な人間で、いくらなんでも、そこまでこだわらないって酷すぎるだろうというくらい
私自身はオサレじゃないとしても小汚いのは嫌いな程度。

唯一、不肖の息子だけが拘りに拘る。
「他から見たら変わんないよ~」と言っても彼自身、拘りは捨てられないようだし捨てる気はサラサラないようだ。
ただ非常にコンサバにこだわる為、好感の持てるファッション傾向なのだけれど。

その息子が主にビジネス用のコートが欲しいという。
昨年までのコートは、まだ地方の寮にいた頃、日の当たる所に掛けっぱなしにしていたら日焼けして着れないのだと。
ファッションに拘るけれど、部屋はグチャグチャ、洋服も脱ぎっぱなしなのだ・・・

生意気にもバーバリーのコートが欲しいと
それも予算は8万円近辺だと
「馬鹿だね~8万円でバーバリーが買えるわけないじゃないの
バーバリーが三陽商会から手を引いてから高くなってるんだからね~
昔のように日本限定のブラック・レーベルのセールでならあるかもだけど
イタリア行く時にアウトレットでしか買えないよ」と言ってやった。

その予算の近辺で奇跡的に安いブランド・コートがあるとしたら・・・
多慶屋かサカゼンだ( *´艸`)
とにかくリサーチすべくジョギングを兼ねてサカゼン多慶屋というコースを選択。
しかしながらサカゼン、多慶屋ですら20万円近辺なのであった・・・
よくよく彼の意向を聴くとウールのコートが欲しいと・・・尚更、その金額では無理だ・・・

その多慶屋にロロピアーナの・・もちろんカシミアのコートがあり8万円
触ってみると確かにカシミアだ・・・ただロングなので会社にはね~
しかしながらに安すぎる・・・本物なのだろうか・・・
当然、彼はロロピアーナは知らない。「去年のライダーカップの時にね、ヨーロピアンの
ユニフォームがロロピアーナで驚いたよ~アメリカはラルフだったからね~月と鼈よ」
という事で興味が湧いたらしく、本物のロロピアーナの価格が知りたいと言う。
そんな、こんなで銀座のロロピアーナに行きたいと言い出した。
もちろん私はジョギングなのでジャージ姿だ
浅草橋のサカゼンや御徒町の多慶屋なら、これで十分なのだ。

不肖の息子は私に似て欲しいと思ったら堪え性が無い性格だ。
髪はバサバサ、ユニクロのエアリズムに御茶ノ水で買った安いデイバッグという出で立ちで銀座のロロピアーナに向かった・・・
ロロピアーナなんて恐れ多くて絶対にジャージじゃなくても入らないけれど。

2階がメンズ・・・どのコートも光り輝いている
ネイビーもキャメルも実に上品だ
高級服のプライスタグって、どこにあるか分からないよね
パーヨロなどの高級店は店員に訊かなきゃ分からないようになっているよね
その値段を知る事に苦労して、ようやく見つけると、50万から100万という値幅だ

もちろん、その様子をお店の方は見ておられる。
場違いの親子がコートの値踏みをしている姿を・・・
「コートをお探しですか
「えー、通勤に使うコートを」と息子・・・
ジャージのオバチャンもビビっている所を見せまいと質問してみた。
「今年のコートは揃いましたか
ちょうど揃ったところだと言っていた
「縫製はどちらで
「デパートに卸している商品とは違って全てイタリア国内で縫製しております」
「そうですか~イタリアでなんですね~やはりお値段だけの事はありますね~」
と、らしい返答をしておいた

高級店っていうのは凄いね~
こんな会話をしている間に素敵なグラスに冷茶が出てきちゃったよ~おしぼり付きで
美味しいお茶だったよ~

相手も50万超えの商品は無いだろうと読んだのか「会社用でしたらこちらなどは」
と、奥から3着ほど持って来た。
「こちらはカシミアではないのですが会社用なら、この辺りが」
というコートは35万円
「やはり、なかなか良いお値段ですね・・・検討してみます・・」
と言って逃げるように去るわけには行かないのでゆっくりと去ろうとすると
流石は高級店、2階なのにエレベーターを開け、私達を招き入れご自分も
エレベーターに乗り、お店のドアの外までお見送りしてくれた~
なので、お店を出てからも逃げたいのはヤマヤマなのにゆったりと歩かなければ
イケないジャージ姿の私なのであった・・・

最終的には若者らしくマッキントッシュで手を打ったようです。
マッキントッシュも一番高額なコートは「ロロピアーナ・ウール使用」と
書いてあった

 

と、貴重な経験をした高級店の後は庶民的な居酒屋~

酒場放浪記で浅草にある房州料理の居酒屋が紹介されていた。
なめろうが好きなので新鮮ななめろうが食べられるかもと行ってみた。
仲見世からすぐの「木むら」

類さんが好きそうなお店だ。

お刺身の盛り合わせを頼むと、すでにあまり種類がないと・・・しょうがないのでマグロで。

ごく普通のマグロだった。

そしてなめろう・・・

とてもたっぷりでお得ななめろう。ご飯と一緒に食べたかった。
ただ味の特筆性は無い

まいっちゃったのは「鶏の煮込み」

もう、これが悪い意味で鳥臭い
まったく箸が進まず珍しく残しちゃった・・・
接客も雰囲気も価格も悪くなく、しかしながら、これと言って特徴もない居酒屋でした



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