昼食の前に中社にお参りしました。
バス停「中社前」下車すぐ。
神話で天皇家の先祖とされている天照大神(アマテラスオオミカミ)は
高天原(タカマガハラ)に住んでいました(天上とされていますが宮崎の高千穂とも言われていますね)
暴れ者の弟、スサノウの目に余る乱暴ぶりに耐えかね天岩戸にこもってしまい世界は真っ暗になってしまいました。
来る日も来る日も真っ暗なので、困り果てた神々の中で天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネノミコト)が神楽で
大神を誘い出そうという知恵を出しました。
神楽の上手なアマノウズメノミコトに白羽の矢が立ち、岩戸の前で艶やかな踊りを披露。
それを見ていた観衆の声があまりにも盛り上がっているので大神は興味をそそられ、岩戸をチラッと開けて
神楽を見ようとしました。
そのスキをついて天手力雄命(アメノタチカラオノミコト)が怪力を振り絞り、岩戸を開け
二度と大神が岩戸を閉めてしまわないように岩戸を遠くまで投げ飛ばしました。
天照大神が洞窟から出てきて世界に光が戻りました。
天上から投げられた岩戸が戸隠山になったというワケです。
因みに天照大神の両親がイザナギノミコトとイザナミノミコトで日本国を造ったとされていて
伊勢神宮に天照大神と共にお祀りされています。
なので伊勢神宮が神社の中の神社とされているのでしょうね。
その神楽で大神を誘い出すという知恵を出した天八意思兼命をお祀りしているのがこの中社です。
へーー初詣でもないのに並ぶんだね~
この後、昼食をとり荷物を今夜泊る「宿坊 極意」に預けて奥社へと向かいました。
宿坊の前には長野地区お蕎麦人気NO1の「うずら屋」がありお昼の時点でお蕎麦は売り切れとの看板が(@_@)
中社から徒歩で2時間強の道のりの奥社へ。
鳥居が見えても、まだまだ2kmほどの道のり・・・
奥社までは急な道のり。さすが奥社、長蛇の列!
奥社は想像よりこじんまりしたお宮でした。
奥社は天岩戸を開け投げ飛ばした怪力の天手力雄命をお祀りしています。
戸隠山は(写真右の山)は横に広がり屏風のように見える山でした。