goo blog サービス終了のお知らせ 

Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

「メイフェア・レディ」を歩く違うか???@初秋のロンドン⑥

2017-10-04 08:18:12 | 2017年 初秋のロンドン

ロンドンの観光地、ショッピングエリアどこへ行くにも便利なメイフェア。
それでいて落ち着いていて長期滞在したくなっちゃうメイフェアはあの「マイ・フェア・レディ」
という映画と非常に関係があるのですね?
実を言うと私は見た事がありません

ただコックニー出身のオードリー・ヘプバーンが演じた女性がひたすらポッシュな英語の
特訓をしている場面を何かで見た事がありました。
ポッシュな英語を話すであろう人々が住んでいる地域がメイフェアなのでそれにかけて
「マイ・フェア・レディ」となったとかなんとか・・・違うか~

今回はロンドン初めてさんの為のアテンドって役割。
初めてと来たらやはり衛兵交代式は見たい物なんだろう・・・

滞在先メイフェアのアパートメントからバッキンガム宮殿までは徒歩で15分ほど。
宮殿の周りは人混みで前回は頭の部分しか見られなかったけれどウエリントン兵舎側なら
余裕で見られるという事でそちらに向かった。

11時から交代式が始まるので10時半にはすでに待つ人でいっぱいだ。

上の写真はウエリントン兵舎前の道路からバッキンガム宮殿方向を写したもの。

天使が王冠を掲げて待っております~ライオンさんも今か今かと待っております~
日本のツアーの方々も近くに来ました。
添乗員さんが「ここは穴場ですからね~」と仰っていたので正解なんだ
行きも帰りもバッチリと苦も無く見る事ができました

初めてさんには、やはりロンドンと言えばハロッズ・・・アパートメントから歩いて行く事に。
その途中には色々な国の大使館がありました。
まずアパートメントと同じ建物、お隣のお隣はタイ大使館。

非常にこじんまりとしております。そのお向かいのアフリカかどこかの国の大使館もこじんまり。

ダウンストリートにあるキリスト教会は英国っぽい教会ですね~

ピカデリー・ストリートを渡ってウエリントン・アーチ方面に進みます。

ウエリントン・アーチって元々はバッキンガム宮殿への入り口だったのだそうで、後にワテルローの戦いでナポレオン軍に
勝利したウエリントン公爵を称える凱旋門となったそうです。
4頭の馬と平和の天使の青銅像はヨーロッパ最大級です。

どこを横断すれば正解なのか分からない道を渡るとベルギー大使館がありました。

そのお向かいにはアルゼンチン大使館。

メキシコ大使館もありました。南米の大使館は立派ですね~意外!

(アパートメントのすぐ近くピカデリー・ストリートに面した日本大使館はとても立派だし立地も
一等地中の一等地だしやっぱり日本はお金持ちなのね。)

この辺りの道は放射線状なので、どちらに向かえばハロッズか分からなくなりアルゼンチン大使館の
守衛さんに道を尋ねたら2通りあるらしく簡単な道と近い道・・・守衛さんならどちらを選ぶ?
近い道という事でセントポールズ教会方面に歩けという事でテクテクテク・・・

知らない人の銅像~

このお方はサー・ロバート・グロヴナーさん。
ロンドンの1等地は4つの名家が牛耳っておりメイフェアは代々グロヴナー家のものなんだそうで。
メイフェアを牛耳ったのはこの方が最初。
グロヴナー家の爵位は恐れ多くもウエストミンスター公爵であらせられるぞ~
現在もメイフェアに12万坪、この銅像があるベルグラビアに24万坪~一族の会社のサイト~転職したい方はどうぞ・・・
高級住宅街だからね、こういう鹿の像をお庭に配しちゃうおウチもあるのね。

セント・ポールズ教会を通り過ぎても、まだまだハロッズは見えてこない。

 

どうも、また遠回りしたようだ・・・かなり歩いてようやく到着。
素直に地下鉄で来るべきだった


シェパード・マーケット周辺@初秋のロンドン⑤

2017-10-03 08:03:44 | 2017年 初秋のロンドン

シェパード・マーケットはシェパード氏が開発した区画で、メイフェアにある一画ですが、
そのメイフェア(mayfair)とは1700年前後に5月に15日間に渡り牛の売買の為の市場が
開かれていた事に由来し、その市の中心が現在のシェパード・マーケットでした。(リンク先のシェパード・マーケットの歴史より)
その後5月に開かれていたフェアは他所で開かれるようになり、シェパード氏が
商業地として開発したようですね。
現在は大使館、高級ホテル、高級品取扱店はたまた意外にもヘッジファンドが集結しているメイフェアで
シェパード・マーケット一帯はビクトリアン調のパブやレストランが立ち並び昔の様相が偲ばれる地域です。

最寄り駅はグリーンパーク駅。

写真の右すぐ裏手はグリーンパークでバッキンガム宮殿へと続いています。
シェパード・マーケットへはリッツ・ホテルとピカデリー・ストリートを挟んで向かい側、
M&S(マーク&スペンサー)のあるノース・サイドの出口を利用します。

ハイドパーク方面に1,2分ほど歩くとこの看板が~

ここを左折してホワイト・ハウス通りに沿って歩いて行くと辿り着きます。

 

金曜の夜などは広くはないパブに群衆と言っていいほどの人達が押し寄せていました。
この狭い区画にこれだけのパブが揃っているのもシェパード・マーケットの特徴です。

パブだけではなくビストロや中東料理の店など今ロンドンで人気のお店もあります。

ここの周辺は大使館が多いので各国の高級レストランも多数。
ノブ・ロンドンも近所です。

このメイフェア地区の日本でいう不動産所有権、英国では自由土地保有権の殆どはウエストミンスター伯爵の所有です。

英国では土地の最終的な所有権は政府に属し、実際に所有しているのは王侯貴族で、民間は日本でいう定期借地権を経て
土地や建物を利用しているのだそうです。
建物は不動産には属さないので借りても建物外観の変更は通常認められません。
それが美しい街並みを壊さない理由の一つなのかもしれませんね。

 


9hertford street apartmentに宿泊する@初秋のロンドン④

2017-10-02 07:56:26 | 2017年 初秋のロンドン

ロンドンの拠点は日本大使館を始め各国の大使館のある高級住宅街ともいえる
メイフェア
地下鉄数線が通って便利なグリーンパーク駅から歩いて7分ほどの所。
グリーンパークやハイドパークにも徒歩圏のとても落ち着いた地区です。

グリーンパーク駅からハイドパーク方面に歩きホワイトハウス通りを入ると静かな通りに一画だけ
賑やかなシェパード・マーケットという場所に出ますが、そこからすぐの所にあります。
(シェパード・マーケットは、また別の回にご紹介予定)

ハートフォード・ストリート9番地にあるアパートメントって、そのまんま・・・
むかし、むかしは鹿が駆け回っていたのでしょうか
朝も早くチェックアウトまでは時間があるので荷物だけを預かってもらいます。
アパートメントですがレセプションは8時くらいから夜の10時くらいまでは有人です。

落ちついたホワイエ。

最初に出迎えてくれたのは、このアパートメントにピッタリの芸術家っぽいお年寄りではない、かといって若くはない
素敵な男性

観光をして戻ったら、とても親切な若い女性に変わってました。
お部屋の中~

素敵じゃ~ん

バルコニーも付いているんだよ。

とーっても静かなアパートメントでした。

大変だったのは朝、クロワッサンを温めようとした時の事。

備え付けのオーブンは大きすぎるし海外ってオーブントースターってないよね???
ベーグルのように半分に割ってトースターに入れてほっといたら
火災報知器が鳴り出しちゃって
それは、それは凄い音で
換気扇、回すの忘れていてお部屋はモクモク・・・
慌てて窓を開け、報知機をどうにかオフにして事なきを得た
消防車が来なくて良かった

その時の焦げたクロワッサンが写真の端っこに写っています。

ロンドンから他に滞在中もここに荷物を預かってもらいました。
チェックアウトした後で、新たに荷物を預かってもらったり、着替えさせてもらったり
いろいろ調べてもらったりと、どのスタッフも親切でした。

ロンドン初日にケムちゃんがバッグに入っていない事に気が付き、
日本の家族にエティハドに連絡を入れるようにラインした時も、日本では既に
エティハドのコールセンターの営業は終了しており週末にかかった為(土日は営業していない)
エティハドのインターナショナルのコールセンターに連絡するしか方法が無く、
正確に英語で伝えられる自信が無かったのでレセプションの女の子に説明して
連絡を入れてもらいましたが、とても心配して親身に対応してもらえました。

その時点ではケムちゃんは、どこにも届いていないという報告でした。

そして最終日に対応してくれたスタッフはイタリア絵画に出てくるようなイケメン
彼も親切でユーモアの分かる素敵なスタッフ
日本に帰ってブログにポストしても良いか聞いたらOKをもらいました。

ロンドンっぽい
英国って親切な人が多い気がするな~

 

 

 


アブダビからヒースローそしてロンドン市内へ!@初秋のロンドン③

2017-10-01 14:31:49 | 2017年 初秋のロンドン

現地時間の夜12時くらいのアブダビ空港に到着~
次の便は夜中の2:35分発なのでトランジットとしては程よい時間です。

アブダビ空港は現在も拡張工事等が続いており、昨年とも違う様相を見せています。

今までは日本から到着するとアラブの馬のパネルの前を歩いて商業ブースに
辿り着きましたが、今回は見慣れぬところ。。。
レゴのラクダがありました~

凄いよね?????こんな大きいの。

ちょっとお顔が怖いよ(>_<)

ヒースロー行きの飛行機はA380という大型機の為、待合室も広く大きいです。

同伴者がビジネス利用の為、手前のゆとりある場所で待つ事ができました~

優先搭乗にのっかり2階部分を見学して自分の席のある1階へ~

ファーストクラスの階段を降りたところにある最前列の席。

今回も通路側ね。

この最前列の足元の広い席は、エコノミー中間にある足元の広い席よりさらに高いエクストラ・チャージが
必要ですが、同じ足元の広い席なら中間にある、少々安上がりなところで全く問題ないと思います。
乗り継ぎの時間が迫り、一刻でも早く外に出たい場合はメリットがあるかもだけど。

今回も誰も来ない事を祈りましたが、ヒースロー行きは超満員でしっかりと
欧米男性2人・・・

深夜の為かミールなどのサービスは無く、ほぼドリンクのサービスもなかったので
喉が渇いちゃったよ~

到着前にブレックファスト。バナナブレッドにしました。

バナナブレッドにかけるカスタードクリームが美味しかった~
しかしバナナブレッドにチョコのカップケーキってどうなの

ふと気づくと、ケムちゃんがシートの端っこでうつぶせになっていた。
前後以外は狭くて食事と一緒に写真に取るなんていう余裕がない。

前の収納もないし。

到着時刻が近づき、そうそうと出していた小物をまとめてメイクのポーチだけを出して
オーバーヘッド・コンパートメントにしまいこんだ。
私の機内持ち込み用のバッグには沢山の仕切りがありポケットもたくさんある。
しかし、そこまで大振りではないのでケムを入れるとパンパンだ。
「ここにこれを入れて・・・こちらにこれね・・・よし、ここにケムのスペースが
出来た
そしてメイクを自席でして、そのポーチをバッグに入れ上に上げ着陸に備えた・・・
最後にトイレに行ったけれど1つしかトイレが使えなくなっていて長蛇の列。
しかしヒースローはなかなか着陸できずクルクル周るのが恒例で助かった。

ヒースローに7時に到着しエコノミーのドアが開くのを待っている間、
カメラなどの忘れ物が無いかピローや毛布が積まれているシートを眺め、
ピローを2度持ち上げ何も無いのを確認・・・しかし毛布は持ちあげていなかったのだろう・・・

英国入国の列は凄く混んでいたけれど、いつもの事だ。
その際に私は入国カードを持っていなかった。
CAが「これいる人~」と配っていたけれど、最近ではそれを提出する事も見られる事も
なくなったので、貰わなかったのだ。
審査員に「なぜ持っていないの?」と聞かれ「必要ないと思ったから~」と答えた
そうすると「なぜ必要ないと思ったの?」と聞かれ「だって~他の国じゃ最近、必要ないんだもの」
というと目の奥が笑っていた。
心の中で「よっしゃ!!!」と思った・・・気難しい人じゃなくて良かったよ
そのあたりある入国カードに記入し又、元の所に行ってなんなく入国スタンプゲット

ヒースローエクスプレス乗り場に向かいました~

この時にはまだケムちゃんが空港に(機内に?)取り残されているとは気が付きもせず・・・

ターミナル4はロンドン市内(パディントン)までの直通は無いのでターミナル2,3で乗り換えます。

パティントンに到着し、荷物が多いため地下鉄ではなくタクシーでもなく、
なんとロンドンでも使えるようになったUberで滞在先のメイフェアまで向かいました。

ロンドンでは連日TVや新聞でトップニュース扱いになっていましたが、
Uberの営業免許更新の許可がロンドン市長から下りなかったようです。
この日はちょうど市長から営業許可が下りるか下りないかという日だったようで、
ドライバーから「免許更新ができないかもしれない」と聞いていました。

ロンドンのUberは殆どがベンツでとても綺麗な新型が多く、何よりもタクシーより安いし
便利だし旅行客の大きな味方だったのに~

何度かUberを利用しましたが、その度にドライバーはニュースを聞いていました。
何人目かのドライバーの時にちょうどラジオから「却下」のニュースが流れていました。

ただしUberのトップが翌日に不服申し立てをしたようですが、市長はチャンスはないと言っているようですね
移民の方が殆どでしょうから設備投資の高級車のローンだってあるかもだし、大変だ~
いくつかの免許を所持しているので問題ないよと言っているドライバーもいましたが。
ロンドンでUberを利用したのは、これが最初で最後かもしれません・・・