11月25日(金)の夜、新月の大潮で、天候も快晴で穏やか。
これはもう出撃するしかありませんね。
仕事を終えてから自宅で晩御飯を食べて、
PM20:00深谷の自宅を出発しました。
深谷の自宅から船橋三番瀬まで115km。思ったほど遠くありません。
関越道の花園ICから乗り込んで、終点の練馬料金所まで来たら、
外環道に乗り継いでそのまま東の終点の市川南ICまで走りました。
都内に住んでいたときは首都高速の真ん中を走って湾岸線へ出てましたが、
深谷からだと首都高速を通らずに迂回して外環道だけで行けるので、
何も考えずにのほほんと走れて、かなり楽チンでした。
久しぶりのミッドナイトホンビノスです。
11月下旬ですがぜんぜん寒くありません。防寒対策すると汗ばみます。
ホンビノス貝も年々獲れる量が減り、広い範囲を一生懸命掘らないと
獲れません。体力も少しずつ減退し、重労働です。かなり苦痛に感じます。
バカ長を履いて、ひざ下あたりまで引いた潮をサブサブとかき分けて
沖へ向って歩いてゆきますが、あちこちに落とし穴があるので注意しながら
進んでゆきました。
汚い東京湾の海底です。
足で踏んで、なるべく硬い場所を選んで試し掘りしてゆきますが、
硫化水素のドブ臭い真っ黒なドロの中から掘り出したホンビノス貝も
真っ黒です。
漁師も嫌がりそうなカキ殻だらけの硬い海底を探して、試し掘りをしながら
探してゆきます。
活きているホンビノス貝は縦に立った状態で泥に潜っているので、
スコップや熊手の先がガリガリッと、石をかすったような感覚が伝わると
ホンビノス貝です。
汚いドロ底を四つん這いになって、堀り進んでゆきますが、
これが潮干狩りの楽しさと言えば楽しさであり、
反対に苦痛と言えば苦痛なのです。
でも苦労してでも手に入れたいホンビノス貝の美味しさは、本当に格別の味
なので、なかなかやめられないのですわ。
日付が変わってAM0:30のピークを過ぎると、急に潮が満ちてきました。
ようやく忘れていたコツも取り戻して、調子が出てきて、
まだまだ掘りたい気分なのですが、
静かに潮が満ちてくる恐怖を過去の経験から知っているので、
潔く撤収することに。
ゲットした貝を入れた洗濯網を持ち上げると、思ったほど重くないし、
今回は少ないなーっと思いながらの撤退でした。
帰りも東関道の原木ICから乗り込んで、すぐに外環道に乗り継いで、
楽チン走行でした。
深谷の自宅へ戻ってから、獲ってきたホンビノス貝を1個ずつ洗い、
活きている貝と、ドロが詰まった死んだ貝を分けてみましたが、
台所の流し台がドロだらけ。
この日の三番瀬は新月で暗闇の中でのドロんこ作業だったので、
活貝と死貝との見分けがつかず、かなり死んだ貝も混じってました。
今回の結果ですが、
ゲットしたホンビノス貝 合計 84 びのす
そのうち
210gの特大サイズ 1 びのす
150gの大大サイズ 3 びのす
120gの 大サイズ 7 びのす
90 gの 中サイズ 62 びのす
70 gの 小サイズ 11 びのす でした。