土曜日の未明まで赤羽で深酒していた影響で、日本海へ出撃する気力が出ませんでした。
日本海側の天候は低気圧が通過して、暖冬を吹き飛ばすこの冬一番の寒波が迫っていて、
これから長野、新潟へ出てゆくのは自殺行為だと、馬鹿な私にも判ります。
うーん、どうする?
過去の出撃経験を思い出して、太平洋側へ夜カレイを狙って出撃することにしました。
そうなんです。千葉港や常磐ひたちなか港では、メスのカレイの周りにオスのカレイが
夜な夜な集まって来て、AV男優ならぬオトコ汁を撒き散らすのですが、そのまえに
スタミナを付けるためにオスが荒食いをするのです。
どうなんだろ?・・・だけど抱卵したメスは昼間しか釣れないし、・・・。
うーん、最低でも夜のオスカレイ、運が良ければ朝マズメのメスカレイ、やりますか。
16日PM16:00深谷の自宅を出発しました。
北関東道の太田桐生ICから乗り込んで、常磐道の北茨城ICで降りて、
PM19:40久しぶりに釣り侍さんでアオイソメ200gとユムシ弾10発を購入。
「カレイ釣れてる?」と訊くと、「まだまだこれから」の返事。
期待薄ではあるけれど、車を横付けできる場所の四倉漁港に向かいました。
PM21:00 夜釣りスタート。
アオイソメの3匹掛けを投げ込んで様子を見てみたところ、アタリも出ないのに
10分後にはエサが完全に無くなって帰ってきました。フグ除けの赤パイプもズタズタに
切られてました。
「こりゃたまらん、翌朝までエサがもたんわ」ということで、持参したバナメイエビに
切り替えて投げ直しました。
PM10;00 背後から沖に向かって強風が吹き始めました。
日本海側では低気圧が発達しながら西日本から新潟まで迫ってきている模様。
強風で竿先がビンビン揺れてアタリが見分けられない中で、一瞬だけコン・コンと
強く叩くアタリが発生。
「フグか? バナメイエビで喰ってくるヤツは?」
竿を持って少しオモリを引っ張って様子を見てみたら、ググッと引っ張り込みました。
ガシッと合わせて、巻いて寄せてくると、最初だけ重たく強く抵抗しましたが、途中で
浮いてきました。
60cmほどの常磐アナゴ ↓↓
このあと、背後から吹き付けていた強風が暴風に変わって、車がゆっさゆっさ揺さぶられ、
身に危険を感じたので、港内でプチ移動。
朝マズメのチャンスタイムでメスカレイを狙って、ユムシ弾+アオイソメ房掛けで
投げ込みますが、背後からの暴風と、エサ取りとの戦いで、忍耐の釣りでした。
日本海側では新潟から山形で雪が降っているらしいです。
AM8:00 背後からの暴風が、荒れ狂う台風並みの強さに変化して、風て押されて、
車が浮いて動きだしたため、釣りを断念、中止しました。
持ち帰ってきた金色のアナゴ。
ボウズ逃れの1匹ですわ。
カレイは居ませんね。