漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2025.2.7 ( 第18戦 ) 無理やり出撃してもダメなものはダメ 福島県小名浜漁港

2025-02-08 08:58:45 | 海釣り

平日でしたが有休が取れたので、無理やり出撃しました。

大寒波が迫っているようですが、予報では福島県の小名浜だけは雪が降らないみたい。

先週の出撃結果から想像して、今回もおそらくダメだろう、と出発する前から

思いましたが、せっかく取れた休みだし、シーズン中はなるべく全てカレイ狙いに

時間を注ぎたい。

いや、そんな時にこそ、ひょっとして座布団級の大物が来るかも・・・。

バカはバカ、どこまでもプラス思考なので。

7日(金) 日付けが変わると同時に、常磐道いわき勿来ICを降りて来て、コスモ石油で給油、

ひらの釣具店の自販機で青イソメを購入、ローソンでワンカップを購入して、

AM0:45 ららみゅう駐車場に到着。

すぐ近くの一級ポイントを覗くと誰も居なかったので、即座に三脚を立てて占領しました。

 

そして、釣りを始める前に、いつもの儀式ですが、最近は御利益が無いから、なんとも。

・・・まあ、神様にもできることと、できないことがあるのでしょう。

無事故で無事に帰宅できればそれだけで十分ですよ。

 

 

 

 

 

 

私の陣地の左隣 (船と緑色の柵との狭い場所) 、右隣 ( 幅狭の堤防 ) とも

釣り人が居なかったので、4本の竿を広角に投げ分けてアタリを待ちました。

まだ早いですが AM2:30 釣りスタート。

外道のアナゴでも釣れてくれれば、土日の酒の肴にしたいですねぇ。

 

外気温度が0℃、無風で穏やかですが、気温が低くて指先と顔が痛いです。

青イソメを針に刺して、投げ込んだらすぐに車へ戻って暖を取り、

車の中から竿先を注視してました。

そうそう、青イソメのエサ箱も外に放っておくと、凍死しそうなので、

使用するたびにエサ箱も車の中へ持ち込みました。

 

 

 

今回も寄せエサを併用した仕掛けで、投げ込んでましたが、何度打ち返しても、

エサ取りさえも寄って来ず、全くアタリが出ないので大変退屈でした。

回収したエサをよく観察してみると、何かが端っこだけ齧っているようですが、

これはシャコかカニの仕業なんだろうと思います。

丸セイゴ15号の針ではシャコは掛からないし。

 

 

AM10:00までこの一級ポイントで頑張りましたが、針に掛かってくるものは皆無でした。

AM10:00前から突然、西風が強く吹き荒れるようになり、道糸が横へ流されるので、

大変釣り難くなりました。

 

場所を移動して、マイポイントにしている市場前T字堤防で陣地を築き直しました。

平日だけでなく土日でもいつも空いているマイポイントですが、この日は特に堤防全体で

釣り人が少なくて、マイポイントの反対の外側もガラーンと空いてました。

 

 

日頃から釣り人がこぼしたエサを食べ慣れているハトたちが集まって来て、すぐに足元に

まとわりついてきます。ハトの群れが居なくなると次にスズメの群れが集まってきます。

うっとおしいから、あっち行け!!と蹴る動作を見せますが、まったく逃げません。

逃げるどころか車の中まで入ってこようとします。

カラスとトンビが来ると慌てて飛び立ちますが、人間は安全だと思われているのでしょう。

ここは日本だからね、安全なんだよ。

 

さてと、昼から夜PM21:00 まで粘りに粘りましたが、針に掛かってきたのはヒトデが

ふたつのみ。ヒトデだけは水温に関係なく動いているから、一瞬だけカレイじゃないかと

期待させます。期待したあと必ずガッカリですけど、何も無いよりは少しマシか。

陽が暮れても、夜カレイも来なければアナゴも来ない・・・この時期はしょーがないか。

 

 

 

深夜零時になって土曜日の休日割引になるまで高速道路を降りてこれないので、

高速道路を走る時間を逆算して、PM21:00 まで釣りをしてましたが、

ラジオ福島から絶えず聞こえてくる降雪情報が気になってしかたありませんでした。

帰り道は大丈夫なのか? いわき市周辺まで雪雲が迫っているようです。

幸いにも常磐道から北関東道は雪が降りませんでした。

 

なんとか8日(土) AM0:45に深谷の自宅へ無事に帰還しました。


2025.2.1 ( 第17戦 ) できることは全部やって、あとは我慢  福島県小名浜漁港

2025-02-02 05:20:47 | 海釣り

カレイを狙うブッ込み釣り師にとって最も厳しい時期がやってきました。

水温が下がって、魚の活性が落ちて、何をやっても釣れません。

2025年も、あっと言う間に1月が過ぎてしまいました。

1月はカレイを狙って(第10~16戦)合計7回出撃しましたが、

残念ながら1匹も釣れませんでした。

釣れない理由をいろいろ思い浮かべますと・・・

うーん、単に水温が下がったからエサを喰わないだけなのか?

産卵を終えてのいっぷくなんだろうか? 

今は日没後の夜間のほうが釣れるんじゃないか? 

震災を予知して何処かへ逃げてしまったのかな?

・・・

・・・

本当の理由はカレイに訊いてみないと解りません。

でも、釣り師の皆さんは、「毎年そうだし・・・、そのうち釣れるさ・・・、

3月になればまた釣れだすよ・・・。」と言いながら、

内心は「オレだけは今日デカいの釣って優越感に浸ってやる」と思いながら

クソ寒いこの時期に我慢比べを展開しているのですよ。

・・・

・・・

ということで、私は厳寒のこの時期にカレイを釣り上げるための奥の手を

実行しました。

・・・

・・・

それは、ブッ込み釣りに寄せエサを取り入れました。

ブッ込み仕掛けのオモリにロケットを直結しました。

 

 

寄せエサの配合は、マルキューカレイ専用まきえ、マルキューチヌパワーV9、アジシオを

適当に混ぜて、これを水と少量のウイスキー(アルコール香)で練ったもの。

アジシオはグルタミン酸(アミノ酸)だからアミノパワー効果を期待できると思うのです。

 

 

 

 

配合した寄せエサを、ブッコミ仕掛けに付けたロケットに詰め込んで、

アオイソメ房掛けと共に投げ込みました。

 

 

さて、金曜日の夜、テレビ番組の沸騰ワードで、カズレーザーが自衛隊戦車部隊を見学

するのを見終えてから、PM21:00 深谷の自宅を出発しました。

小名浜まで220kmですが、ガラ空きの北関東道をガンガン飛ばして、午前零時前には

常磐道の関本PAに到着。

ETC割引が効く土曜日の日付になってから、いわき勿来ICを降りました。

ひらの釣具店の自販機で青イソメ6パック(3000円分)購入してから、小名浜港の

旧市場前堤防に到着しました。

気温3℃、無風で、思っていたより好天です。満潮はAM6:00とPM18:00

 

まずは安全と大漁を祈願しまして、小名浜漁港の神様にお神酒を捧げます。

が、最近は見返りが薄いですよねぇ。

 

 

土曜日の朝ですが、外側はけっこう空いてました。

カマスが居なくなったからでしょうか?

外側が空いているのに、内側に陣取って投げ込む私は天邪鬼なんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

まだ暗いAM3:30スタート。

寄せエサの効果を期待して、カレイ、アナゴ、チヌ、ヒガンフグ、なんでもござれ・・・

来る者は拒まずの姿勢でアタリを待ちますが、さっぱり、全くダメでした。

 

 

4本の竿を30分毎に仕掛けを回収して、エサを付け直して投げ込みましたが、

寄せエサは溶けて無くなるものの、アオイソメはまったく齧られずに、ビローンと

伸び切ったまま戻ってきました。

 

 

 

昼までの約9時間、30分毎に4本の竿で寄せエサを打ち込んだので、合計72発も

打ち込んでいるのに、集魚効果がまったく見られませんでした。

フグさえ来ないのはなぜでしょうか?

 

午後からは、寄せエサ効果に見切りをつけて、通常使用の仕掛けに戻しましたが、

青イソメがぜんぜん減らないので、6パックも買ってしまったことに少々後悔してます。

自宅に戻ったら余ったイソメでまた塩イソメ作りに励まねばなりません。トホホ。

 

土曜日も陽が堕ちて、もはや敗色濃厚、なんとなく空虚な脱力感が漂ってきました。

もう少し頑張ってみて、満潮から干潮への最後のチャンスに賭けようか?

それとも、明日は雪だぞ、潔く撤退しようか?・・・と思案していたところ、

ん? 誰かこっちへ歩いてきた・・・ドアまで近寄ってきた・・・

私のブログを毎回楽しく見てくださっておられる地元の紳士が釣り場まで

訪ねて来られ、そして温かい缶コーヒーを差し入れてくださりました。

なんと有難いことでしょうか。

しばらくのあいだ釣り談議に花が咲いて、楽しく盛り上がらせて戴きました。

とっても親しみを感じる殿方で、ほんと元気を戴けましたよ。

過去に何度も炎上するたびに凹んでましたが、このブログを書き続けてきて

ほんと良かったなあ、としみじみ感じましたよ。

この場を借りて御礼を申し上げます。

 

PM21:00 撤収しました。

 

帰りは相川七瀬のCDを大ボリュームでかけて眠気を吹き飛ばしながら、

スタッドレスタイヤだということも忘れて、

北関東道をガンガン攻めて飛ばして帰りました。

♪♪ 夢見るオヤジじゃいられないー、はいっ、♪♪ ってかぁ~ 。