漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2019.07.06 マテ貝、牡蠣、昆布、魚類調査なのに・・・其之四 そして其之伍 福島県いわき市四倉

2019-07-07 21:25:29 | 海釣り

其之四

 

 福島県いわき市四倉漁港に来ました。

四倉漁港をネットで検索していると、YouTubeの投稿で、シャコが簡単に釣れると

いう情報がありました。

私も過去に大津漁港、飯岡漁港でシャコを狙って大漁にゲットした経験があります。

小名浜港にも多く居ました。

ここ四倉漁港にシャコが居るとしたら、どのへんに居るのでしょうか?

過去の経験からの推測で、漁港の一番奥で探ってみました。

というか、雨が降っていたので、ルアー竿に、小物釣り袖針6号の3本仕掛け、

エサは冷凍アミエビを付けて、超近投で投げ込んでおいて、車の中から見ていました。

たぶんアタリもわからないだろうから、15分ごとに揚げて様子を見ていましたが、

1時間やってても何も食わなかったので、止めることにしました。

 

 

潮干狩りのときに、同じ港内で、かなり広く干潟を掘り返していますが、

シャコやカニ類は1匹も見たことがないので、本当か?ウソか?もうちょっと調べてみないと

判りません。

 

 

其之伍

 

シャコ狙いの釣りをしておりましたが、あまりにもヒマなので、近くの堤防の内側にできた

砂浜を眺めていると、なにやら海藻らしいものが打ち揚げられていました。

ワカメだったらいいのにな、と思いながら近づいてゆくと、初めて目にした昆布でした。

ここにも、あそこにも、どれも根っこから引き抜かれた長さ1mから2mの立派な昆布でした。

拾い集めて持ち帰ってきました。

砂だらけだったので、ふろ場で砂を落として洗っていましたが、

水道水で濡らすと、ヌルヌル成分が出てきて、なんとも始末に負えないものでした。

 

 

 

一生食べる量の昆布です。干してから角切りの塩昆布でも作ってみようかと思います。

福島県まで北上すると、昆布が獲れるとは、・・・驚きました。

 

 

 


2019.07.06 マテ貝、牡蠣、昆布、魚類調査なのに・・・其之参 福島県いわき市四倉

2019-07-07 20:46:07 | 海釣り

其之参 

 

 福島県いわき市四倉漁港へやってきました。

梅雨前線が関東南岸にあって、福島は晴れると思ったのですが、雨でした。

しかも寒いです。気温20℃。

ソフトルアーとジグヘツドで港内の底を探ってみました。

 

漁船が係留してある場所は何処も深いですね。3~8mぐらいかな。

 

 

バカのひとつ覚えのジャッカルのコームってやつです。

ヒラメやコチには最強ワームであると信じています。

いちおう海底の調査ですが、何か掛かって欲しいです。

 

 

 

 

 

外堤防の内側はどこも浅かったです。水深せいぜい2m。

 

足元には デカいヒトデが転がってました。小名浜港でもコイツは居ました。

 

 

足元には・・・

ん?

ウニ

 

 

 

ムラサキウニがうじゃうじゃ居ました。

これたぶん、鉄腕ダッシュでやってた「中身スカスカのウニ」だと思います。

持ち帰って3ケ月、水槽でキャベツを与えたら美味しくなるかも?

 

噂では冬場に40cmのマコガレイが釣れると聞いていますが、

こんな浅い港内では、気温の低下とともに水温も下がるでしょう。

どこかにカレイの寄り付き場があるのだろうか?


2019.07.06 マテ貝、牡蠣、昆布、魚類調査なのに・・・其之弐 福島県いわき市四倉

2019-07-07 19:38:25 | アウトドア

其之弐

 

 これで三度目のマテ貝堀りです。

この日の潮は中潮で、干潮ピークは12:20。潮位+5cm。

梅雨前線の影響で雨天でした。低気圧の関係で予想潮位よりも上がることが予想されるので、

やや期待薄です。

マテ貝は潮が引いて、ドロ質の砂浜がしっかり固まらないと獲れません。

AM9:00ではこの景色でした。

 

 

それがAM11:30 になると、かなり引いてきました。

なるべく沖のほうまで進んでゆくと、マテ貝団地にたどりつきます。

 

 

雨が降ってますが、さあ、出撃です。

食塩は6本用意しました。あれっ7本用意したはずなんだけど、6本しかないよ。

 

 

 

食塩と、必殺の餃子返し、これだで十分です。

前回の286本を超えることができるでしょうか?

 

 

 

 

 

この砂浜、アサリやハマグリやシオフキは居ません。

マテ貝しか居ません。

海草の根っこがぽつぽつとあります。この根っこの周辺にマテ貝は多く居るようです。

餃子返しをザクッと差し込んだ時に硬い感触があるところを狙います。

差し込んだ時にズルズルと柔らかい感触のドロは前日に誰かが掘った跡で、

マテ貝が抜かれていることが多いです。

 

 

残念ながら、食塩をふってマテ貝が飛び出してくるところの写真はございません。

ドロを掘って穴を見つけたら、素早く・・・だいたい5秒以内で・・・食塩を穴に振りかけます。

食塩を振るタイミングが遅れると、マテ貝は危険を感じて、坑道を素早く地中深く潜るようで、

反応が鈍くなるようです。素早く食塩をかけると、早く飛び出してきます。

 

 

 

 

今回も6本の食塩を使い切ってしまいました。

あと1本あったはず・・・はっはっはー、帰宅したら玄関に転がってました。笑。

 

 

食塩さえあれば、まだまだ獲れたのに・・・。

あまり欲深いと、そのうち死にますよ。

 

 

自宅へ帰ってから数えたら、なんと401本。

マテ貝団地さえ見つければ、まだまだいける・・・しかしそんなに獲って誰が食べるねん?

 

 

疲れましたわ。

必殺の餃子返しを持つ右腕がだるいです。

 

 

一晩置いて、モヤモヤとした汚いものを吐き出させてから、いちど蒸し器で蒸して剥き身にして

身を取り出してから、茹で汁と醤油で味付けして、

枝豆と昆布といっしょに炊き込みご飯を作りました。

 

 

 

 

また、酒のツマミとして、ピリ辛味にしたマテ貝と昆布の煮物も作ってみました。

結構美味しく戴きました。

 

 


2019.07.06 マテ貝、牡蠣、昆布、魚類調査なのに・・・其之壱 福島県いわき市四倉

2019-07-07 17:50:29 | 海釣り

其之壱 

 

 天気予報では、梅雨前線は関東南岸にあり、東京は雨。

この前線から逃げて遊ぼうと、AM4:00に自宅を出て、常磐道をひたすら北上。

福島県いわき市四倉漁港に到着したのはAM6:50。

天気は福島でも雨が降ったり止んだり、気温は20℃、やや肌寒かったです。

 

 

 

 

 

今回、ここへやってきた目的は4つあります。

① 自作の牡蠣取り機の効果検証

② マテ貝堀り

③ ルアーで堤防からの釣り

④ 港内でシャコ釣り

 

①の牡蠣獲りは、干潮までの待ち時間を、楽しく過ごそうと考えたもので、

 お土産づくりが目的です。自宅へ帰ってから楽しむためのお土産です。

②のマテ貝堀りはもちろん大本命なのですが、今回で3回目です。

 もうコツは掴んだし、これ以上の得るものは無いと思います。

 雨天中でドロを掘るのは、ちょっと盛り上がりに欠けます。

③のルアーでの釣りは港内の底の状況が知りたいので、ジグヘッドをコンコン落としながら

 探ってゆきたいのです。この時期の探索が冬場のカレイ、アイナメ釣りに生かされるのです。

④のシャコ釣りは、YouTubeで四倉でシャコが釣れる投稿があったので、

 「ほんまかいな」と思ったから、それの検証です。

 

其の壱

牡蠣獲り機の効果検証です。「獲る」のか「取る」のか、紛らわしいところですが・・・。

 

 

岸壁の足元を見ると、自然に育った牡蠣が付いてます。

東北震災後に作り直された奇麗な岸壁にも牡蠣は付いて育っています。

 

 

前回来た時に、これを取るために磯タモを使って獲ってましたが、

鋭い牡蠣殻で、すぐにボロボロ、ズタズタになってしまいました。

なので、板橋の自宅で改善策を練ってきました。

 

まずは伸縮自在のステンレス棒の先に三角ホーという草刈り道具を取り付けたものです。

それと、落ちた牡蠣を掬うためのカゴです。このカゴはヤフオクで学校給食の食器運びに

使用するためのもので、中古品を購入しました。

 

 

 

 

このステンレス棒の先に何を付けるのか? 悩みました。

押して突いて落とすのか? それとも、引っ掛けて引っ張り上げて崩すのか?

磯タモのときは引っ掛けて引っ張ってました。

今回も引っ掛けるための三角ホーを取り付けました。

引っ張るので、取り付け部分の締め付け強度が心配です。

 

 

 

塩ビ管とロープを利用して、はしごのような吊り下げ紐を作成しました。

重たいカゴがズルズル沈んでゆかないように、重し代わりの水汲みバケツに掛かるようにしました。

受け皿のカゴを牡蠣より深いところにセットして、ステンレス棒の先でゴリゴリやると、

大きい牡蠣が塊で落ちて沈んでゆきました。

カゴの上あたりの見えてる牡蠣をガンガン引っ掛けたり、小突いたりして、頃合いをみて、

カゴを引き揚げると・・・

 

 

 

カゴの中に収まってました。

効果バツグンです。

 

その後も港内の場所を変えて、

 

 

 

紙ダンボール箱がいっぱいになってきたので、急遽買い物カコ゛も追加です。

 

 

カンタンになんぼでも獲れます。

約10分ほどで、箱2つ分の牡蠣を獲りました。

 

ところが、いい気になってゴリゴリやってますと・・・

 

 

あれれっ、先端の三角ホーが外れて無くなっている。

心配していたことが起こりました。

しよーがない、中止しましょか。

撤収するので、よいしょ、よいしょ、カゴを引き揚げると、

カゴの中に外れた三角ホーが入ってました。

ラッキーです。

たぶん、神様が雲の上から覗いて見ていて、「いい加減そのへんでやめておけ」

と言ってくれたんだと思います。

 

自宅へ帰ってから、蒸して、剥き身にしました。

 

 

どうですか?

ええ身が入ってますわ。

ダイコンおろしポン酢で美味しくいただきました。

 

追記、

発生した大量の牡蠣殻の処分に困りました。

重たくて鋭い牡蠣殻は容易にゴミ袋から突き出して、触れると怪我しそうです。

 

 

困ったなあ。