漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

今年もいろんな魚が掛かってくれました。ほんと針供養したいですね。

2019-12-23 23:00:44 | その他

 今年もあと数日で終わりますね。

今年の釣りは、年明けから平成最後の春まではカレイを狙って、

福島県いわき市の小名浜港へよく通ってました。

年明け早々の出撃で、50cmマコガレイをゲットすることができて、

幸先の良いスタートでした。

ゴールデンウィークの期間で、年号が変わって令和が始まり、

気温、水温が上がってくると、

たいていの投げ釣り派は昼間のキス、イシモチ狙いへターゲットが変わり、

また一方で、夜釣りブッコミ派はシーバス、クロダイ狙いへ変わってゆきます。

私と言えば、毎年、春から夏にかけて、潮干狩りへ気が移ったり、

たまーにフライロッドを振ったり、ハゼを狙ったり、ウナギを狙ったり・・・

視野を広めるために、普段しない釣り方へ敢えて試してみたりします。

だけど不思議とキスには興味が湧かないのです。

うーん、飛距離が出ないから卑屈になるのでしょうかねぇ。

そしてだれでも夏の暑い季節はいっぷくするとして・・・。

涼しくなる秋ごろから、寒くなる冬になってくると、落ちハゼ、カレイ、アイナメへ

ターゲットが絞られて、再び私のやる気も湧いてくるのです。

そして厳寒期の夜ほど楽しくなってくる・・・。やばいですよね。

 

私の釣り方のスタイルは、ここ10年ぐらいは、ほとんどが夜釣りブッ込みスタイルに

自然に特化しようとしています。

その理由は、

①昼間の釣り場は混雑していても、夜は空いていて、竿を振りやすい。

②夜は魚のほうから岸辺へ近づいてきて、飛距離が出ない私の弱点をカバーしてくれる。

③明らかに昼間より夜のほうが大きいサイズの魚が掛かる。

 

また私が投げブッ込み釣りに使用している仕掛けも、あれやこれや変えずに、

次第に年中、何処の釣り場でも、同じものを使って、固定してやってきました。

それはどのようなものかと申しますと・・・

①PEラインを使用するようになって、力糸やリーダーを使わなくなりました。

 単に私の竿を振るスピードが鈍いから、高切れしないだけの話ですが・・・笑い。

②エル字型天秤、海藻天秤を固定して使うようになりました。

 以前は遊動式を多用していましたが、PEラインに変えてからは、

 固定式天秤でも微妙な小さなアタリでも拾うことができます。

 プロになると、ウミケムシが寄ってくる動きも、

 アタリとして捉えることができると言いますが、それは私には判りません・・・笑。

 遊動式の欠点はシモリや浮遊している海草が多い場所だと、天秤のエル字の部分と、

 道糸や仕掛け主軸の間で形成する三角形のエリアに、やたらとゴミや海藻が

 引っ掛かって溜まりやすく、その結果、根掛かりし易く、ラインが切れたら

 天秤も仕掛けも全て失うことが多いという欠点が有ります。

 それに比べて固定式は三角形を作らないので、ゴミや海藻の引っ掛かりが少なくて、

 根掛かりも少ないです。

 固定式は、たいていハリス切れだけで済むことが多く、損失は少ないです。

③釣りバリは仕掛けに1本だけです。

 男は1本バリ仕掛けなのです。しかも丸セイゴ14~16号、ハリスは5~6号です。

 釣りバリの数が多いとアタリも多く出ます。しかし、エサの消費量も多くなります。

 さらに、せっかく掛けた魚を寄せてくるあいだに、他のハリが引っ掛かってしまって

 魚をバラしてしまうことも多いです。

 人間と魚との1対1の闘いをするのなら、1本バリで十分です。

 余談ですが、昔、名古屋で知り合ったシマノ並継ぎBX-Tの竿を持つイケイケ女性と、

 2人だけで福井県の三里浜へ釣行したときに、彼女は私の1本バリの仕掛けを見て、

 大笑いした経験があります。

 そりゃキスを専門に狙っているアングラーから見れば、1本しか付いていない

 仕掛けを見れば、アホやと思うのでしょう。

 ・・・じゃあカツオの1本釣りも、ハリの数を増やしたらもっと多く収穫できるじゃ

 ないですか。

④仕掛けの主軸になるところにヨリトリゴムを使います。

 ヨリトリゴムがあれば、堤防の上からのタモ入れが要らなくなります。

 2mm×50cm以上の長さのヨリトリゴムなら、竿の弾力とゴムの弾力で

 60cmシーバスぐらいは楽にごぼう抜きできます。

⑤ハリスに赤パイプを使うと、ハリス切れしにくいです。

 釣りバリの結び目まで赤パイプを被せておくと、

 フグに噛み切られません。

 そのうえ、シャコやアナゴに巣穴へ持ち込まれたときに。カキ殻に引っ掛かって

 切れることも少なくなります。

 

さて、ふと、我が家の狭い台所の流し台の周辺を見ると・・・

 

 

あちらこちらに、釣ってきた獲物を捌いたときに、

口から外した釣りバリがぶら下がっています。

 

今年もいろんな魚が掛かってくれました。

魚の口から外したハリをタッパーに溜めていますが、

いちど、何処かの神社で、魚と釣りバリの供養をしたいものです。

 

 

追伸

釣りバリに結んでいるハリスはたいていナイロン5~6号ですが、

それでもフグは容易に噛切ります。

なので赤パイプで保護していますが、写真を見られて、赤パイプに

結び目を作っていることにお気付きの方もおられるでしょう。

これはパイプがずれないようにするためです。

まあ、用心深いクロダイは別として、それ以外は、どんな魚も喰いが落ちる

こともないです。

私の場合、アタリが出ても、十分に待ってからアワセて、掛けるので、

ハリを呑み込んでいる場合が多いです。だから途中でバレることは少ないです。

大きなハリに大きなエサを付ければ、リリースするような小さな魚は最初から

掛かりませんし、掛けた魚はほとんど持ち帰って私が料理して食べるので、

我が家の台所で釣りバリを回収することができます。

どうですか?私の独特な発想は?