漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.12.28 ( 第9戦 ) 寒波に負けず座布団ゲット  石川県能登半島西海漁港

2024-12-29 02:26:34 | 海釣り

おとといの出撃で、小名浜港は時期的にまだ早かったかと思いました。

せっかくの連休なんだから、年内にもう1回出撃できるかな?

過去からの実績場所を考えると、やはり能登半島の西海漁港へ出撃してみたい

ですが、この冬最強の寒波のため日本海側はかなりの積雪が見込まれ、

悪天候や道路事情が心配です。

それと、昨日はワックス洗車したので、このまま綺麗なまま正月を迎えたい

という気持ちもあります。日本海側へ出撃するとなると、燃費は下がるし、

車は汚れるし、寒いし、エサの調達が難しいし・・・かなりしんどいです。

それでも、若い頃は滋賀県に20年間暮らしていたこともあり、

凍結した道路も気にせず、タイヤを滑らせながら走り回っていたので、

運転には自信があります。

うーん、どうしようかな? 日本海へ出撃するかどうか戸惑いましたが、

結局のところ、出撃することにしました。

しかし、道路公団の悪意で27(土)、28(日)は休日割引が無いので、深夜割引を

駆使して走るしかないのです。

深谷の自宅を27日PM15:00に出発して、

できるかぎり燃費重視の低速80km/h走行に徹して、北陸道の有磯海SAには

PM20:00頃に到着する予定を立てました。

実際には、上信越道での積雪の影響で、

かなり苦労して走りましたが、北陸道で取り返して、なんとか予定どおり到着。

有磯海SAで軽食、仮眠を取って、深夜零時AM0:00の時報とともに、

再び動き出して、5km先の滑川ICで降りました。

国道8号線でも除雪車の後ろをノロノロ走ることになり、かなりストレスの溜まる

運転でした。

 

現地の西海漁港に28日AM3:45到着。

いつもの新堤防に立ってみると、強い西風がまともに当たっていて、

海面から吹き上げられた潮しぶきが車に吹き付けられ、フロントガラスが塩で

あっというまに真っ白くなってしまったため、このポイントを断念。

代わりに風を背に受けるような場所を探して陣地を築きました。

 

いつものマイルーチン、安全祈願と大漁を祈念します。

まずは能登半島の神様に御神酒を捧げました。

 

 

 

AM5:30  暗いうちからスタートしました。。

 

 

 

雨雲が10分おきに繰り返し通り過ぎてゆきますが、西風も背後の山が遮ってくれて、

悪天候の中でも比較的過ごしやすく、普通の冬の釣り風景でした。

まあ、クルマがあれば、すぐに逃げ込むことができるので、車がダメージを受けなければ、

ずっと戦えます。

 

 

しかし、次第に雪雲が被さってきて、カミナリを伴って猛吹雪が波状攻撃してきました。

クルマから出られません。

 

そんな中で、いちばん左の竿にアタリがありました。

冷たい雨に濡れながら竿を手に持ち、リールをグリグリ巻き取ると・・・

ここの常連の豚くんを早速ゲット。

小名浜のスレた豚と違って、能登半島の豚は正直ですわ。

すぐにリリースすると、またこいつがエサを齧るので、しばらく捕虜として、

釣りが終わるまで、水汲みバケツに収容しておきます。

 

AM6:55

雨が止んだので、エサチェック。4本の竿を左の竿から順番に巻き取って、仕掛けを回収、

そして青イソメを付け直して、力いっぱい遠投してゆきました。

いちばん右の竿を持ってリールを巻き始めると、えっ?異常なほど糸フケが出てました。

こ、これはひょっとして・・・

糸フケを取って、ラインを張って、竿で軽く合わせてみると、かなり重たい感触が伝わり、

一瞬、根掛かりしたような・・・しかしすぐズルーッと引きずるような・・・

リールを巻き始めると次第にゴン、ゴン、抵抗が大きくなり、ラインがキンキンと金属音

を発して糸鳴りしました。

とにかく巻けるだけ巻いて寄せてくるしかない。ばれるなよー。

あと10mほどで水面下に茶色いデカい姿が見えました。

うわっ、タモ使おうか?どうか迷いましたが、ヨリトリゴムの弾力を信じて、

岸壁に抜き上げました。

 

 

 

 

マコガレイ 47センチ メス 抱卵してました。

 

重くてぶっといカレイだったので、

抜き上げたときはゴーマル出たか?と思いましたが、残念、いや、十分です。

 

気温3℃なので、ゴミ袋に包んで、地面に放置しておきました。

 

 

 

ネコに持っていかれないように、クーラーボックスと水汲みバケツで押さえておきます。

 

 

そのあとすぐに雪雲がやってきて・・・

 

 

 

この1匹だけで十分なのですが、まだ始めたばかりで、エサもたっぷり残っているし、

2匹目を狙って、続けました。

 

しかし、その後は何処へ投げても、ここは豚の養魚場かと思うほどの豚だらけ。

捕虜がどんどん増えてゆきました。

 

 

 

収容所が満杯になったので、解放しましたが、まるでシベリア抑留生活ですな。

寒さに生き残れたものだけが生還しました。

私にはウクライナに送られた北朝鮮の兵士の姿がダブりました。

死んでるように見えて、寒さで仮死状態になっている豚たちです。

 

PM15:40

いちばん左の竿がビリビリ震えているのが車から見えました。

どうせまたフグだろうと眺めていると、コツン、コツン、だんだん大きくなって、

さらに竿が引っ張り込まれて、竿尻が浮きました。

慌てて車から飛び出て駆け寄り、竿を持って空アワセを入れると・・・

ラインがキーンと張って、竿が満月のように曲がりました。

力強くゴンゴン抵抗しているのが伝わってきました。

リールをグリグリ巻いているとき、最初はアイナメ?かクロダイ?かと思いましたが

足元まで寄せてくると、茶色い菱形が見えたのでカレイだと確認。

岸壁に抜き上げようとしたときに、コイツも大きいな、と思いました。

 

 

 

マコガレイ  42センチ メス  抱卵していました。

 

デカいゴミ袋がふたつ並びました。

 

PM16:00

エサチェックのために左から2本目の竿を持って空アワセを入れると、ズシッと重さを

感じました。

これは3枚目が来たか?、と思い、リールをゴリ巻きしました。

あと10mほどまで寄せてきたとき、水面下でなんとなく茶色いものが見えたので、

ますますカレイだと思い込んで、足元まで寄せてきて、一気に抜き上げると、

なんと、タコでした。

 

 

このあと日が暮れてきたので、終了することにしました。

 

台所の流しシンクが2匹のカレイで占領されました。久々の光景です。

 

タコも正月休みに酒の肴にしたいと思います。

 

今回の出撃はかなりしんどい釣行でしたが、これだけ釣れたら満足ですよ。

 


2024.12.26 ( 第8戦 ) なんとしても1匹上げたい  福島県いわき市小名浜港

2024-12-27 10:56:19 | 海釣り

太平洋側のカレイを狙うために、今年のうちにマイポイントの海底の状況を

確認しておきたい・・・。

昨シーズンに見つけた小名浜港のマイポイント。半年経過すれば、その間に

船の出入りで底の状況が変わっているかもしれません。

やはり定期的に新しい情報を入手しながら、自分で現況を確認しておかなくては

次の出撃の時に確率の高い戦略を練れないと思うのです。

カレイ釣りは決してアタリハズレ的なギャンブルであってはならないのです。

それと、先月に亡くなられたカレイ職人ささしゅんさんを偲んで、彼を思い出し、

師の志しを引き継ぐべく、あらためてカレイ釣りへの情念に染まりたくて、

この場所で、今年中に是非とも1匹釣り上げたくて、出撃した次第です。

 

勤務先の仕事納めが25日でしたので、仕事を終えてから、自宅に戻って、風呂、

晩メシを済ませてから、PM20:00に出発しました。

深谷の自宅から小名浜港まで220km。3時間ちょっとで到着します。

北関東道の桐生足利ICから乗り込んで、友部JCで常磐道を北上して、いわき勿来IC

で降りるのですが、平日なので、なるべくETC深夜割引を利用したく、

26日の午前零時を過ぎてからICを降りるように速度を調整しながら、高速道路を

ノロノロ走り、さらにパーキングで寄り道しながら、ゆるーく走行しました。

 

小名浜港の旧市場前堤防へ到着したのは26日AM1:00。

なんと、小名浜港のイオンや港湾関係周辺の全てが真っ暗でした。

停泊している船舶も夜間照明が全く無くて、静まり返って異様な光景でした。

クリスマスの夜なのに、どうして?・・・平日だから?・・・。

 

釣りの前にいつもの神事を行います。

「小名浜の神様ぁぁぁぁー!!  どうか私にゴーマル特大カレイを恵み賜ぇぇぇー!!」と、

「無事故で無事に家へ帰れますように」

なるべく神様を味方に付けておかねば・・・

 

 

 

この場所の近くにある釣具店の自販機でアオイソメ50グラム500円を8パック購入。

ちょっと細いけど、そのぶん匹数が多いから房掛け向きかな?

 

前回の釣行で余ったエサで作った塩いそめ ↓↓

 

AM2:00 釣りスタート。

いつものように4本の竿で広角に投げ分けて始めました。

 

 

暗いうちは何処へ投げても、投入してからすぐに、竿先に付けたLEDランプがビリビリ、

チョンチョン、小刻みに揺れて、アタリが頻発しましたが、全て針に掛からず。

小名浜のフグはかなりスレていて、ほんと賢くて憎たらしいです。

 

朝になりました。風も無く、気温5℃、とても穏やかでした。

相変わらずフグの猛攻が続き、塩イソメの房掛けすらすぐに無くなってしまいました。

 

 

AM7:00~8:00 ほんの1時間ほどですが、

フグとは違って竿先を引っ張り込むアタリが混じりました。

竿を持って、軽くあわせると、良型のキスが釣れました。

 

さらにエサを付け直して投げ込みなおすと、竿先を叩く派手なアタリで、

2匹目の良型のキスが釣れました。

どうやら左の船の下にキスの群れが居るようです。

 

 

 

越冬キスなのか? それとも水温が高くて、まだキスの季節なのか?

キスが2匹続けて釣れたので、一瞬、ハリの大きさを丸セイゴ15号から変更しようか?と

思いましたが、誘惑に負けてはいけません。あくまでも狙いはカレイです。

 

 

すぐにキスも居なくなり、

次は姿を見せないフグとヒトデとの闘いになりました。

 

 

 

頻繁にエサを付け替えていると、平和なハトが寄って来て、おねだりしてきました。

もう、うっとおしい、蹴るふりをしても逃げません。

おまえらここが日本やから馴れ馴れしく居れるんやぞ!! 平和に感謝せい!!

ついでにオレにも感謝せい!!

これが中国やったらおまえらすぐに焼き鳥やぞ !!

 

 

 

 

PM15:00 

根気強く、青イソメを付け直して投げ直してましたが、どうやらカレイが居そうにないので、

場所をプチ移動して、外側へ投げ込むことにしました。

4本投げてみて感じたのですが、以前よりかなり浅くなりましたか?

以前より根掛かりしなくなったように感じます。 底が砂に埋もれてしまいましたか?

 

 

 

 

PM20:00

とつぜん突風が正面から吹き出して、竿を振れなくなってきたので、釣りを止めました。

小名浜港のマイポイントにはカレイは居なかったです。


2024.12.15 ( 第7戦 ) お神酒が効いたか念願のマコちゃんゲット 石川県西海漁港

2024-12-15 18:25:38 | 海釣り

昨日の惨敗の後、いったん秘密のアジトに戻り、風呂、食事、睡眠・・・

冷え切った体に目いっぱいエナジーチャージを施しました。

先週にイシガレイを釣ったので、きっとマコガレイも居るはず・・・

ほんと、なんの根拠も無く、強い思い込みです。

そして執念深く、再び西海漁港へ出撃しました。

昨日と同じ現場にはAM4:00に到着。

満月の大潮なんですが、日本海側では潮の満ち引きは僅かで、日本海側の釣りは

潮の干満による時合いよりも、日照時間や天候に左右されることのほうが大きいです。

天候は昨日より更に酷くなっており、パチンコ玉ほどの氷(雹)がパチパチ音を立てて

弾丸のように降り注いできました。車の天井が凹みそうで、怖かったです。

雹や雪が10分間隔で降ったり止んだりの繰り返しで、止んでいるときを見計らって、

車から出て、せっせと釣り座の支度をしました。

 

じつは青イソメが大量に残っていて、塩イソメにしてしまうのも勿体なくて、

本日の午前中だけやってみて、その短い時間内で、全て使い切るつもりでした。

15号丸セイゴ針にイソメを5~6匹房掛けにして、4本の竿で広角に放り込みました。

 

この広い漁港を貸し切り状態です。釣り人は誰も居ません。

漁協も休みのようです。漁船も一隻も動きだしません。

 

 

 

AM6:00釣り開始。

AM6:00で気温1℃ 超寒いです。

エサのアオイソメが氷ってしまいそうです。

 

 

暖房を効かせた車から、4本の竿先に付けたLEDライトを注視してましたが、

強風で揺らされるだけで、魚からのアタリは見られませんでした。

雨が小降りになると車から出て、エサをチェックをして、打ち直してましたが、

昨日よりも確実に活性が下がっていて、仕掛けを回収しても針に刺したアオイソメが

ダラーンと伸び切って戻ってくるだけでした。

今日は豚さんもお休みか。

エサが齧られなければ、針に新しいエサを付け足せません。

それでもよく動くイソメを選んで無理やり針に付け足して、投げ込み直しました。

 

AM7:00

カーラジオから7:00の時報を聞いて、ちょうど雨が止んでいたので、

4本の竿のエサを交換しようとして、竿先を見たら・・・ん?・・・

右から2本目の赤い竿だけラインが大きくフケてました。

竿を持ってリールを5回転ほど回して糸フケを取り、ラインを張ると・・・

グゥゥと重たい感触が伝わってきました。

こ、これはもう、カレイでしょ。絶対にカレイでしょ。

軽く空アワセを入れてからリールをグリグリ巻くと、かなり重たい感触が伝わり、

コン、コン、と抵抗してきました。

魚であることは間違いなさそうでしたが、フグやアナゴかもしれません。

「お願いだから巻いている途中で浮いてこないで!! 」

掛けた魚は、海底を這うようにして足元まで寄ってきました。

足元で浮かすと、薄茶色のまだら模様のカレイが浮上してきました。

よっこいしょ、と抜き上げると・・・でっぷり肥えたマコガレイでした。

 

 

 

 

 

マコガレイ 37 cm ( メス )    抱卵してました。

 

 

もうね、神様に感謝ですよ。ほんと、有難うございます。

2024年シーズンでマコガレイがやっと釣れました。

今日、もし、惨敗で終わってしまったら、日本海側でマコガレイを狙える場所は全滅で、

震災の影響、ほとぼりがさめるまで、今シーズンは能登半島から撤退するつもりでした。

 

 

本日、開始1時間で、最初からマコちゃんゲット。今がチャンスタイムかもしれません。

2匹目のマコガレイを狙って、アオイソメの房掛けを集中砲火、ガンガン打ち込みました。

 

すると、次第に竿先に大きなアタリが出だして、動きが車の中からでも、

はっきり見えるようになりました。

 

打ち込み直してすぐに竿先を叩くような大アタリで・・・

おっ?2匹目が来たかな?

竿を持って、期待してリールをグリグリ巻き取りますが・・・

 

残念ながら2匹目は常連客のブタ様 ↓ ↓

 

 

さらに、

3匹目もブタ様 ↓ ↓

 

どうやらブタ軍団を目覚めさせてしまったようです。

 

さらに

4匹目?かと思って、リールをグリグリ巻いて寄せてきたら・・・

昨日、力糸から切れて飛んで行った私の仕掛けでした。

回収できましたな。

 

 

AM8:00 ごろから天候が猛烈に悪化して、台風のように横風が吹き荒れました。

車がゆっさゆっさ揺らされます。

三脚が倒されるわ、竿が飛ばされるわで・・・これ以上の続行はムリ。

1時間経過しても小降りにならなかったため、釣りを断念しました。

 

 

深谷へ戻るのにも苦労しそうだし、マコちゃん1匹だけで大満足です。

2024年元旦の大地震以来、先週のイシガレイ、今週のマコガレイが釣れてくれて、

本当にありがとう。

私にはこの場所が、残された唯一の場所、頼みの場所なんです。

自宅からの距離がたとえ500kmだとしても、「あそこへ行けばマコちゃんが必ず釣れる」

確信の場所なんです。


2024.12.14 ( 第6戦 ) 討ち入りが返り討ちに  石川県西海漁港

2024-12-14 20:04:29 | 海釣り

日本海側は先週からずっと寒波でぐずついてます。

先週に続いて今週も西海漁港へ出撃しました。

 

天候は決して良くないですが、凪で穏やかでした。

暗いうちから準備をして・・・

「カレイはきっと目の前のどこかに居る・・・各々方、心してかかれーぃ!!」

 

そして神様に御神酒をします。

神様、ぜひとも追い風をおねがいします。

今週も愚かな私にデカいヤツを1匹恵んでください。

 

 

先週、漁船に仕掛けを4本まとめて切られたので、今回は道糸沈めを使用しました。

面倒くさいですが、ひと投げごとに、オモリを道糸に掛けて沈めました。

これでうっかり眠ってしまっても大丈夫です。

せっかく道糸を沈めているのに、この日は1隻も前を通らない・・・なんで?。

 

 

氷雨が5分おきに降ってくるので、クルマの中から竿先を注視しておりましたが、

 

 

最初の獲物は「貝」でした。

 

「まず隗より始めよ!!」ってかぁ?

 

そして、いつもの常連さんの登場です。

 

 

 

 

午後から天候が少し良くなって、釣り易くなりましたが、カレイからの魚信は皆無でした。

 

暗くなったPM17:00まで粘りましたが、御神酒の効果も無く、惨敗に終わりました。

マコガレイが居るのか?居ないのか? 判りません。


2024.12.8 ( 第5戦 ) ここはアカン!! 見掛け倒しもええとこ  富山県魚津補助港

2024-12-08 16:38:17 | 海釣り

前日のエサが余ったので、8日の朝から初めての場所で竿を出しました。

場所は魚津補助港です。

 

前日からの寒波で、外海が荒れていたので、港内へマコガレイが入り込んでいるのでは? 

と思い、最初に魚津漁港へ行ってみました。

しかし、多くの釣り人が未明から場所を占領していて、入れそうな場所が無かったので、

隣の補助港で竿を出してみました。

私が到着したとき、角地に1台、車中泊しておられましたが、運良く?どこかへ去られた

ので、入れ替わりで私が入りました。

雨具に着替えて、陣地をつくって、4本の竿を広角に投げ入れました。

下の写真の右側2本の竿を船道へ。左側2本を適当に広い漁港内へ。

 

 

水汲みバケツで水を汲むと、かなり暖かいです。2週前にイシダイを釣った時にも

水温が意外と暖かくて驚きましたが、富山湾はまだ水温が高いのか?

なんか最初から嫌な予感がしました。

 

4本の竿とも前日の仕掛けのまま、青イソメ3匹掛けで放り込んで、様子をみました。

 

とにかく寒さと強風、豪雨で、エサの付け替えもうまくゆきません。

車から竿先を注視してアタリを待ってますが、なかなかアタリが出ません。

雨が弱くなるごとにエサチェックするためにリールを巻き取りますが・・・

 

 

うわっ、ケムシやん。嫌われ者のウミケムシ。

ケムシが釣れることと比べると、まだフグに盗られて素バリになるほうがマシです。

 

次もケムシやん。

 

その次もケムシやん。

 

どこへ投げてもケムシばかり。

 

お星様もひとつ。

 

いちばん左の竿だけ足元に落として、少しだけ浮かせて置きました。

足元で水深5メートルほどありました。

「灯台元暗し」の格言どおりに、足元で何か来てくれれば良いのですが・・・。

エサチェックのために引き上げてみると・・・

なんと1本の針なのに、アオイソメを3匹掛けていたので、そこへ3匹のハオコゼが

ぶら下がって上がってきました。

 

 

ハオコゼも水槽で飼うと、なかなか可愛いヤツなのですが、投げ釣りでは嫌われ者。

 

ダメだこりゃ。

 

AM7:00から9:00までの2時間だけやって、霙が雪に変わってきたので、帰りの天候を

心配して釣りを中止しました。

この場所は嫌いなヤツばかり釣れてくる嫌な場所でした。

たぶん、もう二度と来ないでしょう。


2024.12.07 第4戦目にしてやっと1枚  石川県西海漁港

2024-12-07 20:31:32 | 海釣り

11月16日の出撃からカレイ狙いでやってますが、今年は水温が高いせいなのか

カレイの乗っ込みは遅れてました。でも12月に入って、急に気温が下がり始め、

富山湾の氷見周辺で大型マコガレイが釣れ始めました。

もうそろそろ私の竿にも掛かってくれても良さそうなものですが・・・。

今週の土日は超寒波が北陸地方に被さって、7日の気温は5℃でした。

雪こそ降ってませんが、とても冷たい氷雨が絶えず降り続いてました。

 

先週に冬タイヤに履き替えておいて良かったです。

来る途中、上信越道の通過点である妙高高原は積雪で、

上越までの下り路面も白くなってました。

 

 

寒波に対応すべくクルマ横付けできるカレイ釣り場を探しました。

アジサビキ釣りなら、たいていの漁港の岸壁で可能なのですが、カレイ狙いとなると

ずいぶん違います。多数の竿を遠くに投げ込むため、漁船の通航に邪魔しない場所を

選ばねばなりません。べつに岸壁でなくても砂浜からでも可能なのですか、

雨の日は釣り具やクルマや服装など、あらゆるところに砂が付着して、とても厄介に

なります。雨の日は釣りしないほうが賢いのですが、サラリーマンには土日しか

ないのです。土日が雨でもやるしかないのです。

というわけで、雨対策をしっかり施してやってきました。

 

クルマ横付けとなると西海漁港の新波止しかないのですが、漁船が前を通るため、

4本の竿を絶えず注意しておかなければなりません。

漁船のエンジン音が聞こえると、急いで巻き上げないと、船底でラインを切られます。

この日も雨の日だから漁に出ないだろうと油断していて、4本ともラインを切られました。

 

 

 

 

 

 

本日も神様にすがるしかないでしょ。

神様にたっぷり献上しました。

私もたっぷりです。

 

 

仕掛けは2024年バージョンです。

これは、新しく赤色のケミホタルを装着したのですが、

低温では化学反応が遅くて、暗いです。

 

 

AM7:00 スタート。

投げ込んですぐに竿先を軽く叩いたり、ブルブル震わしたりして、ショウサイフグが

掛かってきました。

 

スタートからずっとフグフグフグフグ・・・フグの無間地獄でした。

午前中はけっこう真面目にアタリに対応して、リールを巻いていたのですが、

釣れてくるのが全部フグばかりだと、集中力が途切れて、気持ちもダレます。

午後から眠気も手伝って動作が緩慢になって、目の前でアタリが出ても

放置して、クルマの中でスマホをいじってました。

 

PM14:45   

いちばん左の竿がずっとブルブル震えてました。

エサの付け替えのために竿を手に取り、

どうせフグだろうと荒っぽく空アワセを入れると・・・

ズドンと重たい感触、そしてグイグイ引き込む力強さ・・・

それまでのフグたちと全然違う力量、

来た来た来た来たあああああーーー!!

こ、これは絶対カレイでしょ!! と信じて、重たいリールをグリグリ巻きました。

最後まで足元まで浮いてこないところからの、ボワッと茶色いひし形が見えてきた時の

感動は涙物でした。

足元まで来て、水面で少し暴れましたが、ヨリトリゴムを信じて、

岸壁に抜き上げることに。

神様、どうか、ポトン、サヨナラだけはやめておくんなまし。

せーの、で、竿の弾力を利用して、岸壁まで引っ張り上げました。

 

岸壁にあげてみてビックリ。

なんとイシガレイでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

あとで、腹を開けたらきれいなオレンジ色の卵が入ってました。

抱卵してました。

イシガレイ 42センチ (メス)

 

 

夕刻までにもう1枚釣ってやろうと、イシガレイが釣れた周辺へマシンガンキャスト

してみましたが、

 

 

派手なアタリで良型キス、

 

そして、ラスト1投で竿先を叩く大きなアタリ。

しかしリールを巻き取る段階で判りました。

最後の最後までフグでした。

 

 

デカいマコガレイが欲しいのですが・・・。

いや、イシガレイで十分です。

終始冷たい雨の中での釣果です。

これで十分です。

 


突然の訃報に驚きました。涙。

2024-12-04 23:55:32 | その他

鹿嶋や小名浜で活躍されていたカレイ釣り職人の

ささしゅんさん がお亡くなりになりました。

突然の訃報に涙です。

アメーバブログの更新が遅れていたので、ちょっと気にしていたのですが、

まさかこんなことになっていたなんて、とても悔やみきれません。

今年の春に小名浜港で一度だけご一緒させて頂いたときは、

とても楽しく充実した時間を過ごさせていただきました。

 

 

尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

この冬は是非とも鹿嶋港で一緒に竿を並べたくて、

カレイシーズンを心待ちにしていたのに・・・残念です。

大事なものを失ってしまって、心にぽっかり穴が開いてしまったようです。

ご冥福をお祈りしています。

 

ささしゅんの投げ釣り日記

2024年12月17日には上記ブログは削除されてました。

まるで投げ釣りの教本のような内容だったのに、とても残念です。