漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2016.10.22 秋の小物釣り 福島県鮫川河口

2016-10-23 06:50:55 | 海釣り
 10月も下旬になると、徐々に気温が下がってゆき、朝夕は上着が必要に

なってきました。しかしまだ海水温度は下がらず、堤防はアジ、サバなどの

青物狙いの釣師が多くて、ブッ込み釣り派には窮屈な時期です。

まだカレイには早いかな。

なんて思いながら真岡の自宅をAM2:00に出発しました。



常磐道を北上して高萩あたりまで来ると、ほんと寒いです。

中郷SAでいっぷく。ポタージュ缶が有難いです。





AM4:30小名浜港の岸壁に到着しました。

でも予想したとおりで、既に青物師たちに場所を等間隔で占拠されていて、

どこへ割り込んで入っても、ちょっと窮屈な微妙な広さです。

うーん、どうしようか?

少し考えて、以前にポイント調査をしていたときに、ずっと気になっていた

藤原川の河口右岸へ初めて入ることにしました。

工事現場の敷地内で、かなりマニアックな場所です。

邪魔にならないよう車を寄せて、その前から竿を4本立てました。

もしも横風が強くて、川の流れが速いと、オマツリばかりで釣りにならないかも。

うまくゆけばデカいハゼやシーバスが釣れてくれると嬉しいのですが。











AM5:00前からセットアップして、丸セイゴ15号のハリにアオイソメ3匹掛けして

広角に投げ込みました。

風も吹いてない。流れもない。なかなか良さそうに見えましたが、

あれっ?力いっぱい遠くへ投げ込んでも、どの方向へ投げ込んでも水深が無い。

ちょっとガッカリ。

さらに投げ込んで15分後に回収してみると、エサが付いてない。

エサを付け直して投げ込んでも、すぐにエサが無くなる。

なんだかんだやってるうちに夜が明けてきました。







この場所の全貌がはっきりしてきました。

上から水中を覗き込むと、無数の黒い点々が動き回っています。

犯人はコイツ。





明るくなるにつれて小フグの猛攻が激しくなってきました。





しばらくの間、せっかく来たのだから諦めずに頑張って打ち返していましたが、

こいつらの勢いに押されて、すぐに降参しました。

早々に勇気ある撤退です。

場所換えです。

フグは汽水域には居ないはず。ならば鮫川の河口へ移動しましょう。

小名浜港から約5kmほど離れた鮫川河口へやってきたのですが、

堤防かさ上げ工事のため、何処も立ち入り禁止だらけ。

悩みに悩んだあげく、かなりマニアックなポイントへ入りました。

鮫川大橋の下、かなり狭くて、投げ込み難い場所です。





ハゼが釣れそうなのですが、アタリがまったくありません。

さらに1時間ほどすると、潮が上げてきて、三脚が水没し始めました。

後ろに下がるスペースが無いため、この場所も早々と撤収することにしました。




オレはなぜこんなに窮屈な釣りを強いられているのか?

それはブッ込み釣師だからです。

もっと広々とやれる場所はないのか?

うーん、

あそこしかないかなあ?


2回目の場所移動です。

火力発電所の前ぐらいの鮫川河口左岸へやってきました。

かさ上げ工事が終わった場所で、空いてました。

ここなら、のびのびと釣りができそうです。








投げ込んで1時間ほどアタリはありませんでした。

エサは相変わらず知らない間に取られて無くなります。

その犯人はフグではなくて、イナっ子のようです。


天気は良くて、気持ちいいのですが、しかし退屈だなあ、なんて思っていると

AM9:25 ビビビッと穂先が揺れました。

巻き上げると15cmほどのセイゴちゃん。



お父さんを連れてきてね。やさしくリリース。



AM9:30 コンコンと叩くアタリで、巻き上げると25cmほどのセイゴ君。



だからお父さんを連れてきてねって言ってるだろが。これもリリース。

うーん、退屈です。また暫らくアタリが無くなりました。



AM11:10 久しぶりに穂先をコンコンと叩くアタリが出ました。

手応えはそれほどありませんでしたが、寄せてくると、18cmのハゼドン。





AM11:25 数秒間ビリビリッと小刻みに震えるアタリを見逃しませんでした。

これが前アタリなのか?本アタリなのか?判りませんが、今までと違う魚の

アタリです。

ゆっくり竿を手にとって30秒ほど待ってましたが、次のアタリが有りません。

空アワセを入れて巻き取ると、そんなに重さはありませんが、コンコンと

抵抗しながら寄ってきました。

おおっー、珍しい。こんな仕掛けでも釣れるんですね。




20cmクロダイでした。

君のお兄さんでも、お父さんでもいいから、連れておいで。

また何年後かにオマエと再会しようぜ。大きくなれよ。優しくリリース。



しかし、また退屈な時間がきました。

竿を投げ込んだまま、足元周辺を見てみると、クルミの種があちこち流れ着いて

転がってました。

これをせっせと拾い集めてレジ袋へ。いいお土産ができました。






クルミも持ち帰って洗えば、こんなに綺麗になります。



種の中から、美味しいクルミが・・・





AM12:50 投げ込んで放っておいた竿を回収すると、

25cmほどの星マークが綺麗なセイゴ君をゲット、&リリース。




AM12:55 ググッと穂先を引き込むアタリで25cmほどのセイゴ君。




さらに

AM13:05 コンコンと小さくアタッて20cmほどのおチビちゃん。





AM13:30 コンコンと穂先を叩いて20cmほどのおチビちゃん。





AM13:35 ちょっといい手応えで30cmほどのセイゴ兄さんをゲット。

なんとか食べられるサイズですが、持ち帰って料理するのが面倒くさくて

リリース。





AM13:45 これもそこそこの手応えで30cmほどのセイゴ兄さんをゲット。

これもリリース。





この時間帯はチーバスたちのラッシュで、とても楽しい時間帯でしたが、

4本の竿を交互に投げているうちに、体力の消耗と、腰が痛くなってきたので

このへんで終了しました。

PM2:00撤収しました。

このまま粘っても、果たして大きなシーバスが釣れるか?どうか?

今日はこれで楽しい一日でした。



もう少し水温が下がれば大型が出るかも?

ここで真冬のブッ込み夜釣りをしてみたいものです。

2016.10.09  まだまだ海は夏 福島県小名浜港

2016-10-10 11:43:27 | 海釣り
オークションで竿を1本ゲットできたので、試すために小名浜港へ行ってきました。

日曜日のPM6:30に真岡の自宅を出て、北関東道から常磐道へ乗り継いで、

何処へも寄らずに勿来インターを降りてきました。

距離にして135kmですが、ほとんど高速道路なので1時間45分で到着。

西側からの強風が吹いていましたが、岸壁の背中から前へ吹いているので

追い風です。

気温15℃でした。車から降りるとかなり寒く感じます。




三脚を2つ立てて、竿4本の体制です。




エサは自宅の冷凍庫に眠っていた塩漬けホタルイカ、塩アオイソメ、冷凍オキアミ。

来る途中でエサ屋にも寄らなかったので、これだけのエサでやってみることに。


まずは塩漬けホタルイカ2匹掛けで、ブッ込んでみました。








2時間なんにも起こらず。アタリなし。回収してもそのまま戻ってきました。

私の他にも夜釣りの釣り人は数人いますが、ぽつぽつと、小アジ、小サバを

上げている程度でした。

エサを塩アオイソメに変えて、投げ込みますが、アタリは出ません。

塩アオイソメに変えると、ハリに乗らないような小さなエサ取りが齧って

いるようです。

海の中はまだまだ夏の魚たちなのでしょうか。



しかし地上は寒くなってきました。

PM12:00ぐらいまでは防寒着を着て、投げの練習をしてました。

カラダを動かさないと寒いです。

そのうち、あまりにもアタリが無いので車の中へ。



横付けした車の中からケミホタルを見つめますが、体調が芳しくないのか?

すぐに眠くなってきて、いつしか寝てました。


日付が変わってAM3:00 目が覚めて、竿をあおってみると、

竿4本のうち2本が、カニが巣穴へハリを持ち込んだのか?根掛かって

仕掛けをロスト。

残り2本のうち1本はスリムなヒトデ。




最後に残った1本の竿は、

オークションで新しく加わったシマノエアロキャストCX-Tです。

大きくあおると、ん? 25号オモリよりも重い手応えがあります。

あまり期待せずに巻き取って寄せてくると、30cmほどのアナゴ君でした。




面倒くさいのでリリース。

とりあえず、この竿にも魚と呼べるヤツが付いたので、

今後の釣行に期待することに。

何回釣行して同じように竿を4本並べても、なぜか掛かる竿は掛かる、

掛からない竿はぜんぜん掛からない。釣りのジンクスがありますので、

小さいアナゴでも掛かってくれて、ほんと良かったです。


気温が下がってきて、冷たい風が吹いてきて、カレイやアイナメを期待できる

シーズンに近づいてます。

あと、もう少しですかな。