漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.10.26 開発試作品を検証するが・・・  新潟県柿崎海岸

2024-10-27 11:31:57 | 海釣り

かなり以前から、高騰するエサ代に悩まされてきました。

自宅の近所で何処かアオイソメ、岩虫、ユムシなど、自然に生息している場所はないものか?

最近はミミズさえ見つけにくいのに、海釣りのエサをタダで調達するのは限りなく難しいです。

では破格の値段で販売している釣エサ屋は何処かにないものか?

探してますけど、そんな情報って無いですねぇ。

近況では青イソメ50g600円、岩虫50g1200円、ユムシ1個230円、・・・高すぎます。

北陸や常磐の海へ出撃する度に、毎回ガソリン代、高速道路代、釣エサ代の、この3つが

大きな出費で悩みのタネとなっています。

よくルアーで釣ったらどうなの?と訊かれますが、ルアーでもよく釣れると言われるルアーは

もの凄く高価だし、ルアーマンの皆さん、あまり言わないけれど、フラットフィッシュや底物

を狙って1日中釣っていればすぐに10個ぐらい根掛かりでロストしますよ。

全く釣れないとすぐに飽きてしまうし・・・。

それにキスやカレイはルアーでは釣れません。

暇さえあれば、自分なりにいろいろと安価な代用品を試してきました。

近所のスーパーで売ってる塩サバや、イカ、アサリ、小エビの冷凍シーフードミックス、

さらにバナメイエビ、ほたるいか、イワシ、いろいろ試してきました。

結果は少々釣れるし、調達が非常に便利ですが、しかしスーパーで購入してもそれにりに

高価なエサ代になってしまいます。

もっと画期的なエサは見つからないものか・・・

たとえばハゼ釣りの特効エサがホタテ貝柱だったり・・・そんなものです。

今回も、投げブッ込み用の安価なエサの開発を試みてきました。

今回は業務スーパーで購入した鳥皮2kg880円を使ってユムシの代用品として作成して、

試してみました。

 

 

400gほど解凍して、そこへ集魚剤、オキアミ、防腐剤を添加して、手でこねてから

ユムシの形に丸めて整形。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうですか?ユムシに見えませんか? これなら1個10円ぐらいですよ。

冷蔵庫で一晩寝かせてから、新潟県柿崎海岸でテストしてみました。

 

 

今年のGWに真鯛2匹ゲットした場所へPM14:00に到着しました。

柿崎中央海水浴場の西端、柿崎川の右側の砂浜に陣地を構えました。

私の左側には河口で頑張るルアーマンたち。

 

 

 

この日、中央海水浴場では、パラセーリングの人たちで海岸を占領されてました。

珍しいのでしばらく見学してました。

北から南へ風が吹いていて、風に引っ張られるようにして海上を沖のほうまで

滑ってましたが、1方向からの風に対してなぜ元の出発地点へ戻ってこられるのか?

とても不思議でした。

 

 

 

 

 

夕刻まで時間を潰して、PM16:00ごろから鯛狙いで始めました。

いちおう、私が、最近、集魚用のネリエサを取り付ける仕掛けでブッ込んでみました。

 

 

左側にダミーの竿を1本並べて、ルアーマンがこっちへ投げ込んでこないように結界を

張りました。

 

 

 

小さい生春巻きのように鳥皮を巻いて、輪ゴムで固定。

冷蔵庫で一晩おくと、身から水分が抜けて、締まって、かなり硬くなっていました。

 

 

投げ込んで15分間隔でエサチェックのために回収すると、何者かに少しずつ齧られて

小さくなって戻ってきました。

竿先に取り付けたLEDランプを睨んでいると、明確なアタリは出ませんが、しかし、

モゾモゾ、モヤモヤ、微妙に竿先が震えているように感じます。

PM21:00ごろ一度だけLEDランプがビビッと1cmほど揺れ動いたように見えたので、

回収すると、ベイビーなフグが掛かってました。

 

 

仕掛けを回収したら素バリで戻ってくることも何度かあったので、鳥皮がフグに喰われて

いる事実は確認できましたが、その他の魚にはどうなのか? 居るのか居ないのか?

喰っているのか喰ってないのか? 判りませんでした。

試作品の鳥皮はどんどん減ってゆきましたが、スカッとした大きなアタリは一度も

出ませんでした。海の中にはこんな小さいフグばかり居るのでしょうね。

 

海岸でクーラーボックスに座りながら、独りで頭上にさんざめく星たちを眺めて、

スマホで日本シリーズを観戦しながら、それでも、目だけは竿先のLEDランプを注視して

PM23:00まで粘りました。

日没から吐く息が白く煙って、季節は着実に冬へ向っていました。

冬のカレイが待ち遠しいです。


2024.10.19 やはりぜんぜん釣れない    新潟県出雲崎漁港

2024-10-20 05:27:44 | 海釣り

全国の釣り人を代表して、その趣味の奥深さを心優しく演じてくれた

俳優の西田敏行さんがお亡くなりになりました。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

今週末は西田さんを偲んで、全国の釣り人が竿を振るのではないでしょうか。

 

さて、今年2度目の出雲崎漁港。やはりぜんぜん釣れませんでした。

19日(土)未明から竿を出してましたが、全くアタリ無し。

景色はとても良いのに、見掛け倒しもいいとこ、です。

釣れない原因はズバリ、水深が無くて浅いからだと思います。

 

出雲崎漁港は深谷の自宅から距離にして片道約200kmで、小名浜や上越と

同じほどの距離で、比較的近いのですが、

周辺に釣エサ屋が無いので、柏崎で調達してから北上するか、または

寺泊で調達してから南下するか、けっこう面倒臭い場所です。

 

今回は自宅の冷凍庫の奥で眠っている塩イソメ、オキアミ、冷凍エビを持参して、

関越道の長岡ICから国道352号線に沿って、直接、出雲崎漁港へ向いました。

17日(金)PM22:00に出発して、現地には18日(土)AM1:45に到着。

 

AM2:00スタート。

あまり人気の無い漁協前岸壁の端が空いていたので、そこに陣取りました。

天気予報では朝から雨が降り始めるので、車を横付けできる場所を優先して

確保しました。

サーフリーダーBX-Tの赤竿2本で陣地を構えました。

 

仕掛けは夏の真鯛釣り仕掛けをさらに改良して、オモリ近くに喰い渋りイエロー集魚剤、

丸セイゴ15号にホンテロンGP5号を結んで、さらにフグ除け赤パイプを装着。

そしてエサは冷凍オキアミと塩イソメを付けて投げ込みました。

 

 

 

 

風は無く、10月の夜だというのに気温22℃もあり、異常に蒸し暑いです。

フリースを着用して竿を投げると汗ばんだので、車に戻ってエアコンをつけてました。

投げ込んで竿先のLEDランプを注視して睨んでましたが、ずっと待ちぼうけでした。

ずっと魚信は皆無。

港内はとても浅いですね。どこに投げてもオモリが着水してすぐに底に着きました。

水深4~5mぐらいしかないのでは? 何もない平坦な砂底でした。

しかし、15分間隔で仕掛けを回収すると素針で戻ってくるので、ステルスなフグだけは

居るのでしょう。

 

スーパームーンから2日経過したお月様が明るく照らしてくれました。

 

アタリが出ないまま、明るくなってきました。

私の横のほう、漁協前で夜間ずっとサビキ釣りしていた釣人たちには、

たまーに、良型アジが掛かっていたようです。

しかし一晩粘ってアジが1~2匹では・・・なんとも。

 

 

 

この日、唯一の獲物はアズキ色の貝でした。

 

昼間の気温は25℃まで上がって、しかも蒸し暑いですが、

季節は秋なんでしょうねぇ。

アタリが出ない竿先はアキアカネが安心して休める絶好の居場所ですか。

 

AM11:00  対岸に見える赤灯堤防のほうが釣れそうに見えたので、移動しました。

他の釣り人はどんどん帰ってしまって、漁港では私だけになってしまいました。

 

 

 

 

 

 

何処へ投げても水深は4~5mしかなく、海藻も無いベタ底の砂地です。

足元を覗くと、黒点のように見える無数のフグベイビーたち。

 

 

PM13:30  曇ってきて、雨が降り出したので、撤収しました。

 

やはり新潟県の上越から寺泊までのエリアは、どこも水深が無くて、

魚影がとても薄くて、投げブッ込み釣りには向いてないです。

 

 


2024.10.13 やればやるほど凄くミステリアスな場所  富山県生地漁港

2024-10-14 22:39:00 | 海釣り

( まず3連休のはじめ10月12日(土)AM7:30   )

 

今年の5月の始め、ゴールデンウィークのときに初めて生地漁港で竿を出しました。

黒部川の河口に位置して、さすがドン深の富山湾だなと感じた場所でした。

投げ込んで50~70m付近で急激に谷底へ落ちるように深くなっていて、オモリが着底

するまでに、かなり長くラインがスルスルとリールから送り出されます。

今度はリールで巻き取るときには必ず落ち込みの角で根掛かるように重たくなります。

それをクリアすると海岸まで平坦な棚になっているようです。

初めて竿を出したときには近投で平坦な砂底で37cmマコガレイをゲットしました。

私はブッ込み専門なので、底の状態をもっと詳しく知ろうと思ってますが、

私以外のほとんどの釣り人はルアーやカゴサビキなので、底にこだわらず

あまり構わずに釣っておられるようです。

60~70mぐらいまで青物が回遊して近寄ってくるらしく、皆さんよく飛ぶジグで

釣れているようです。

でもジグを沈めすぎたり、底を這わすと、根に掛かってロストするようです。

この場所と似た感覚になるのが、敦賀半島の浦底のポイントとよく似ていると

思います。

冬のカレイ釣りに向けて、この場所をもっと知っておきたいと思い、12日の朝に

5月と同じ場所に陣取って投げこんでみました。

 

 

私の右側はコンクリート護岸が連なっていて、そこに青物狙いのルアーマンが大勢

居ました。

ルアーマンたちは砂浜が嫌いなのかな。

 

 

私の左側、漁港の堤防まで砂利浜が拡がっています。

比較的空いていました。

 

 

この場所は、すぐ後ろに車を駐車できるので、ものすごく距離が近くて便利です。

しかも夜中は等間隔で常夜灯が点いていて、防犯的にも安心です。

 

 

海は凪いでいて、透明な水で、自然を感じます。

 

 

アオイソメを付けて投げ込んで、すぐにコツンとした小さなアタリがでて、

チャーリーが釣れてきました。

 

しかし、アタリはそれっきりで、仕掛けを回収するたびに何者かに齧られて素バリで

戻ってきました。

うーん、犯人はフグなのかなぁ。

2時間ほどやってましたが、1度だけ何の前触れも無く、いきなり右側の竿が引っ張り

込まれて、竿尻が浮いて、三脚の上で水平になりました。

あわてて竿の尻を掴んで、竿を立ててリールを巻きましたが、軽い・・・。

抵抗も無く回収すると、針の結び目からハリスが切られていました。

これって本当にフグの仕業なんでしょうか? フグが竿尻を浮かすのか?

AM8:30になるとほとんどのルアーマンが撤収して居なくなりました。

AM10:00 私も撤収。

しかし頭の中は、いきなり引っ張り込まれた大アタリのことが忘れられなくて、ずっと

気になったままでした。

 

 

( 3連休の帰り10月13日(日)PM23:15   ふたたび犯人捜し )

 

あきらめきれずに再び生地漁港の砂利浜へ戻ってきました。

PM20:00ごろ、富山湾対岸の氷見周辺では強風が吹いていたので、とても心配しましたが、

黒部川河口の生地漁港は、なんと無風。波も無かったです。氷見では気温15℃だったのに

ここ生地漁港ではなぜか22℃で、暑いぐらいでした。

 

 

私なりに投げブッ込み用の開発品として、練りエサの集魚剤を投げ仕掛けに取り付ける

ことも試してみました。

エギをぶら下げるパーツが、うまい具合に手を汚さずに練りエサを掴むことができます。

 

 

 

竿を持っていかれないように、今回は洗濯バサミのストッパーも取り付けました。

 

まだユムシ弾が8発残ってましたし・・・このまま捨てるのも勿体ない。

 

 

そしてアオイソメもまだ1,000円分ぐらい残ってましたし・・・

リベンジするしかないでしょ。

 

 

あと2時間ほどで、月が富山湾へ沈んでゆくので、竿先に付けたLEDランプと月を同時に

眺めながら、夜景を楽しんでました。周辺は真っ暗ですが。

 

 

 

さて、投げ込んで15分間隔で投げ直してましたが、竿先のアタリが皆無なのに、

仕掛けを回収すると、素バリどころかハリスがスバッと切られて戻ってくることが

多発しました。

硬いホンテロンGP5号のハリスがスバッと切られるなんて。

犯人はたぶんフグやろ・・・と思いますが、実体が無いのでなんとも言えません。

ほんまにステルスなブグ野郎の仕業なのか? それともタチウオのような鋭い歯を持つ

ヤツが潜んで居るのか?

そこで、ホンテロンGPの上からフグ除けの赤パイプを被せて、投げ込むことにしました。

 

 

ビニル赤パイプがずれないように結び目を付けます。

 

この場所ではユムシ弾も齧られてどんどん減りました。

 

すると、・・・ ・・・

 

すぐに竿先に付けたLEDランプがコツコツと揺れて、アタリが明確になりました。

巻き取ると、やはりフグでした。

 

1匹目は15cmほどのショウサイフグ

 

2匹目も10cmほどのミニフグがユムシを咥えてきた。

コイツ何フグやろ? クサフグ?・・・判らんけど、とにかくフグ。憎いフグ野郎です。

 

こんな小さいヤツらにホンテロンGP5号が噛み切られているのか?

70cmの大アナゴでも切れないハリスが、こんな小さなフグにスパッと切られているのか?

・・・

・・・

ほんと信じられません。

硬いモノフィラメントのほうが切り易いのかな。

フニャフニャのPEラインでハリスを結んで再トライしてやろうかな。

待ってろよ、黒部のフグ野郎!!

 


2024.10.12 出たぁ~ アナコンダ2発!!  石川県西海漁港

2024-10-14 17:59:08 | 海釣り

この3連休、久々に天候に恵まれて、しかもやっとこさ気温が秋の気配と言えるまで下がって、

アウトドアにふさわしい休暇となりました。

今年の夏の間に手に入れた赤い2本の投竿、BX-T 425に、いちど重量感を味わいさせたくて、

自宅の深谷から東西南北、半径400km以内を節操も無く奔走してました。

鯛やらスズキやら、・・・いや、鯉でもエイでもアメナマでもなんでもいいから、

一発大物のデカいヤツを掛けてみたくて、夜釣りを中心に出撃しておりましたが、

なかなか出会えませんでした。

毎晩Youtube番組を拝見していると、全国各地の有名釣師の皆さんたちは、コンスタントに

デカい魚をゲットして映像をアップされています・・・なんでそんなに釣れるんやろ? 

しかも三脚で固定したカメラの前で、映える大物を見事にゲットしておられる。

なんでや? ・・・ よく軍資金が続きますな・・・

悶々とする中で、私は私なりに、ブレブレですが、安月給のサラリーマンでもできることを

コツコツやるのみ。

この3連休は何処へ出撃しようか? 新潟県柿崎へ秋のサーフ真鯛を狙おうか、それとも

能登半島でキジハタを狙って夜釣りブッ込みをしようか、前日まで迷っておりました。

 

いろいろ迷いながら、金曜日のPM21:00 深谷の自宅を出発。日付が変わるタイミングで

関越道六日町ICで降りて国道253号線を上越へ目指して走りました。

もし、上越でユムシを入手できたなら柿崎で真鯛を狙おう・・・

しかし、上越のフィッシャーズ、いとう釣具店、ホシノ釣具店、木村釣具店、どこも

ユムシは置いてなかったので、柿崎での真鯛は、考えから除外しました。

 

いろいろ前書きが長くなりましたが、12日の未明は、黒部川河口の生地漁港で

少しだけ竿を出しました。、ここでは、2025年版の新作の仕掛けを実験的に試してみて、

早々に切り上げました。←後日、詳細を報告する予定です。

そして12日の昼には能登半島の秘密のアジトに到着していっぷく。

12日PM15:30に秘密のアジトを出発して、富来の西海漁港を目指しました。

果たして2024年この冬、そして2025年の春には西海漁港にカレイは来るだろうか?

ずっと考えてます。奥能登の珠洲市の蛸島漁港を失った今、能登で大型マコガレイを

狙えるのはここしかないのです。能登島はケムシだらけだし、イシガレイばかりだし。

さらに、あの、デカいアナゴはもう居ないのだろうか? 

「カレイにふられた日はアナゴがカバーしてくれる」←この考えは成り立つのか?

 

 

これまでは、日没後から深夜にかけて、港内の出島から養殖いかだへ向けて遠投したら、

大アナゴがアオイソメを喰ってきました。

しかし、今は、出島は震災の修復工事で立ち入り禁止。養殖いかだも魚は空っぽ。

そんな筏の下に今でもアナゴは居るのだろうか?

それと、もう一つ問題があって、私の技量では大波止から遠投しても養殖いかだまで

届かない、どうなんだろう?

 

12日PM16:30  西海漁港に到着。

三脚と赤いBX-T 2本を携えて大波止を歩きました。

 

釣りを始める前に・・・

まずは釣りの安全祈願と大漁を祈念いたしまして、西海漁港の神様にお神酒です。

神様、我に大きな魚を与え賜へ。

できますならば真鯛、クロダイ、スズキ、キジハタ、がいいです。

エイは要りません。

ウミヘビも要りません。

 

 

 

さてと、目の前に養殖いかだが有るのですが、近そうで遠いです。

 

 

 

 

ここへ来る前に上州屋新高岡店に立ち寄って、ユムシ弾を10発仕入れることができました。

 

 

2本の竿のうち、1本はユムシ弾。もう1本はアオイソメの房掛け。

柿崎でサーフ真鯛を狙うために作った仕掛けにエサを付けて遠投しました。

 

そして、さらに2024年冬に向けて開発した新兵器です。

エギをぶら下げるフックに喰い渋りイエローと秘密の錠剤を混ぜ込んで挟み込み、

集魚効果を狙って27号オモリに取り付けました。

 

 

 

 

 

新兵器の効果の程はよく判りませんが、日没後、気温が下がって急激に寒くなってきました。

 

PM18:10

アオイソメ房掛けで放り込んだ左側の赤い竿のLEDランプが大きくコツンとおじぎしました。

竿を手に持ったまま穂先の動きに注視していると・・・

ゴゴゴゴゴーン、竿を海に引っ張り込む超デカいアタリ発生。

このタイミングで竿を立てて、空アワセを入れると、逆に引き込まれて、

うわっ、竿が立たん。

遠く離れた海底で強烈な引きです。

これこれこれこれ、これですよ。この引きを味わいたかったのよ。

それにしても凄い抵抗です。

硬いBX-T竿が満月に曲がりました。

ふつうはリールをグリグリ巻くと、アナゴなら遠くの水面で早々と浮いてくるのですが、

こいつは足元まで浮いてきませんでした。

が、しかし、

ヨリトリゴムを噛ましているし、よっこらしょで堤防へ抜き上げました。

ウネウネと動く大アナゴにタオルを被せて、

ナイフで延髄をスパッと切ろうとしましたが、アナゴの尻尾が、押さえている左手に

巻き付いて、カット失敗。

なんとかもう一度押さえつけて、ナイフを突き立てて押し込み、

今度は骨まで切れました。

 

 

73cm アナコンダ級 ゴン太の真アナゴをゲット。

 

このまま時合いへ突入か?と思いましたが、その後が続きません。

活性が低いのか? もう居なくなってしまったのか?

20分おきにエサをチェックして投げ直しますが、アオイソメは何者かに齧られて

素バリで戻ってきますが、ユムシのほうは何回投げても全くの無傷で戻ってきました。

アナゴならユムシも食べるんだけどな。

新兵器の効果も疑わしいです。

 

3時間経過しました。寒いし、ヒマです。

阪神負けたし、ほんとつまらんです。

 

 

PM21:15

またしても左の赤竿・・・アオイソメ房掛けを投げ込んだほうのLEDランプが

チョンッと揺れて、そのまま大きく竿先を何度もおじぎさせて引き込みました。

きたきたきたきたぁ、

竿を手に持って空アワセを入れると、ドスンと重たい感触が伝わってきました。

さっきのよりデカいかも。

強烈な抵抗を味わいながら、リールをグリグリ・・・突っ込みをかわして、

またグリグリ・・・無理せずに少しずつ巻いて寄せてきました。

足元まで寄せて来て、浮かせて、せーので、堤防へ抜き上げました。

で、デカいです。

 

 

 

78cm アナコンダ級 ゴン太の真アナゴをゲット。

 

その後、PM23:00 まで粘りましたが、私の体力が無くなってしまって、疲れました。

3匹目は現れずに終了しました。

 

日付は13日になって、秘密のアジトに戻り、持ち帰った2匹のアナコンダは

ひとまず冷凍しました。

私は爆睡です。落ちるように寝ました。

 

目覚めたのは13日AM10:00。よく眠りましたわ。やはりベッドと布団があると、車中泊と

比べて疲れの取れ方がぜんぜん違います。

13日の昼前から活動再開。

解凍しながら下処理をしましたが、なんとも気持ち悪いデカさでした。

 

 

野食ハンター茸本朗さんが、Youtube番組のなかで、魚のぬめりは酢で固める方法を

紹介されていたので、最近はずっと酢を使っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釣り針を回収。

78cmのほうの腹を開くと、白子が入っていて、さらに胃の中にはカマスの頭が3つ

入ってました。↓ ↓

 

73cmのほうは胃の中は空っぽでしたが、ピンク色の卵を抱卵してました。

この2匹は夫婦だったのかな?

 

うーん、ユムシを付けたほうの竿にはまだ大物の強い抵抗を味わせてないので、

年末までに再度トライしてもいいかなと思います。


2024.10.05 何しに小名浜まで行ったのか?  福島県いわき市小名浜港

2024-10-06 09:20:26 | 海釣り

この夏は暑過ぎて、カミナリが多く発生して、雨が降ればドロ水で、川での釣りがほとんど

できませんでした。ウナギやアメリカナマズ、そしてハゼなども暫く釣ってないなー、と

思うのですが、海でも同じで、アナゴやドンコ、カサゴやチャリコなども釣ってませんね。

だんだん足元で釣れる魚種が減ってきているように感じます。

アジやサバなどの青物も昔と比べればかなり減っているように感じます。

気候変動などが大きく影響しているのでしょうか?

昔は夜釣りに行ったら、缶ビール飲みながら一晩頑張っていたら、翌朝にはクーラーボックス

の中に何かしら食べて美味しい魚が溜まってました。

今週の天気予報では、日本海側はまたしても雨だったので、久しぶりに小名浜まで行って、

アナコンダ級の大アナゴを狙ってみようと思いました。

あの藤原川沿いの大剣埠頭に入れなくなってから数年経過して、釣果は期待できないですが、

あの旧市場前堤防のややこしい場所なら、そこそこ釣れるんじゃないか?と思いました。

4日に仕事を終えて晩御飯を食べてから、PM20:30 北関東道の太田薮塚ICから乗り込みました。

のんびり走って、深夜割引が効くよう日付が変わる零時過ぎにいわき勿来ICで降りました。

深谷から小名浜まで220km、新潟の上越まで行くのと距離はほとんど変わりません。

 

途中、青イソメを2,000円分購入して、小名浜港の旧市場前に5日(土)AM0:40到着。

現地に到着してビックリ。いつも幽霊船の如く係留されている漁船に照明が灯されていて、

周辺で多くの関係者が作業していました。

 

 

しょうがないので、堤防の反対側の端が空いていたので、そこで陣地を築きました。

 

コンパクトな短い270投げ竿を4本並べてから、

釣りを始める前に、小名浜の神様にお神酒を注ぎました。

ちょびっと残しておいて、自分にも少し・・・。

 

 

 

アナゴ釣りのエサは青イソメがいちばん。

 

さらにイカの塩辛

 

塩サバ

 

船釣りではサバ切り身が良いとされていますが、過去からの経験上、堤防でのブッコミでは

圧倒的にアオイソメのほうが喰いが良いです。

 

この日の潮汐は干潮ピークがAM0:40、満潮がAM5:30 。

釣りを始めてすぐにホンテロン5号のハリスがスパッと切られることが2回連続発生して、

足元にかなりデカいフグが居ると思われましたが、姿を見ることはできませんでした。

 

その後、ゴンズイが1匹掛かったのみ。

 

 

酒飲んで、スマホ見て、三四郎のオールナイト聴いていたら、いつのまにかウトウトして、

気付いたら朝でした。

 

 

 

 

 

 

朝マズメに小さなカニが掛かってきたのみで、魚類は何も釣れず。

私の周辺も誰も釣れていないし、豆アジすら釣れていないなんて、ほんとつまらん朝です。

 

AM9;00  撤収。 しかしせっかくここまで来たので、深谷へ戻るのももったいないし、

近くの鮫川河口へ移動しました。

 

雨が降っていたので、橋の下で陣地を築きたかったのですが、先客が占領していたために

橋の横から405BX-Tを2本ブッ込むことにしました。

 

 

 

シーバスに持って行かれないように、洗濯バサミストッパーを付けます。

 

 

シーバス狙いだったので、アオイソメをチョン掛けにして放り込んでいたのですが、

投げ込むとすぐに15cmほどハゼがチョンチョン齧るので、アオイソメが瞬殺、

どんどん減るので、夕方の満潮時まで車の中で寝て、時間を潰しました。

うーん、ハゼがうじゃうじゃ居たので、専門に狙ってもよかったのですが、

一発大物の重量感に飢えていたので、残りのエサをシーバス狙いに使うことにしました。

 

 

5日(土) PM16:00  夕方、満潮の時合いを迎えました。

釣りを再開します。ぐっすり眠れたのでカラタが軽いです。

 

が、

期待に反して、掛かってきたのはベイビーなチーバス君ばかり。

 

 

 

 

 

 

エサが無くなるPM19:00までやりましたが、30cmまでのチーバスが10匹ほど釣れただけで

重量感も何もなく・・・

大変ストレスと疲れを感じた釣りでした。


2024.9.29 この水の色では釣れないか   新潟県市振漁港

2024-10-01 05:43:23 | 海釣り

日曜日AM11:00、国道8号線沿いをちんたら走って、

新潟県市振漁港へ立ち寄ってみました。

海岸では翡翠を拾う観光客が大勢おられました。

 

漁港の堤防を工事しているみたいで、ダンプが乗り入れられる道が付けてありました。

私にとっても柵を上り下りしなくて、とても楽チンです。

 

 

外海側は荒れてました。

でも荒れた時に、新しい翡翠が打ちあがって見つかるようです。

 

 

 

先週、あれだけ降った影響で、海水の色は白っぽくて、活性がとても低そうです。

 

予想通り、キジハタからのアタリはぜんぜん出ません。

 

小さなコツンとしたアタリをあわせると、カワハギ君が掛かってきました。

皆さん、こんなデカいジグヘッドでカワハギ君のおちょぼ口に掛けるなんて、

なかなかの技ですよ。

ある意味、オレってすごいなー、と自画自賛です。

 

 

 

 

もう少し冬に近づけば、アイナメやソイが釣れてくれるかもしれませんね。

PM15:00 終了しました。