漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2021.11.25  番外編 仕掛け改良テスト2 茨城県鹿嶋港公共埠頭

2021-11-28 01:40:51 | 海釣り

カレイ釣り専用仕掛け2021冬バージョンを考えて、あれやこれや試行錯誤を

繰り返しています。

前回、新潟県市振海岸でテストした結果が大惨敗に終わりましたが、

どうしても石鯛パイプと砂ズリとヨリトリゴムの組み合わせを諦めることができず、

今回は鹿嶋港にて、2回目のテストをしました。

 

25日(木)AM1:45に板橋の自宅を出発し、深夜の首都高速から東関道へ乗り継いで

鹿嶋港まできました。

 

 

AM3:20 鹿嶋港の魚釣園側へ到着しましたが、平日の早朝とあって、エサ屋のフィッシング

さんがまだ開いていなかったので、漁港内の加倉井釣具店でアオイソメを3000円分購入。

加倉井さんは平日でも24時間営業されていて、大変重宝なのですが、

アオイソメがデカ過ぎます。なので匹数が少ないのです。

 

AM4:00まで待ってフィッシングさんが開くまで待つか?と考えましたが、

20km離れた公共埠頭へ早く行きたいので、時間を優先させて、加倉井さんで購入して、

急いで公共埠頭へ回り込みました。

 

 

AM4:10  公共埠頭へ到着するが、平日なのでわりと空いてました。

早々と来たものの、アオイソメを消費したくないし、寒いし、クルマの中で待機です。

岸壁には相変わらずヒトデがたくさん転がっていました。

 

 

今回は、前回のテストのときと逆に、ヨリトリゴムを上にして、その下に砂ズリ、

その砂ズリを石鯛パイプに通して、弾丸オモリを取り付けて、

砂ズリの先にハリスを結びました。

 

 

 

 

 

チャンスが来るまで、アオイソメはケチって1匹掛け。とても房掛けなんてできません。

 

夜が明けてきました。

 

 

 

 

中央航路へ遠投して、ドボンと放り込みました。

エサを付けて、4本の竿を投げ込んでは、糸フケを取り、クルマの中から竿先を見つめ

ました。すぐにエサ取りがジビジビ齧ります。

竿先にジビジビ震えるアタリが伝わって来て、アタリがよく判ります。

石鯛パイプを使用しているので、遊動式でアタリが見やすいです。

左から右方向へ西からの強風と、同じく左から右へ流れる引き潮で、しかも水深があるので

投げ込むときはPEライが横風でフケて、カーブフォール。着底してからは糸フケを取った

あと、15分ほど置いて、空アワセを入れて、巻き取ってゆきました。

 

15分おきに事務的に4本の竿を引き揚げて、仕掛けのカラミ具合いを点検しました。

ぜんぜん絡みません。カラミ無しでした。成功です。

昼前まで引き潮で左から右へ流れていましたが、小魚が多く、すぐにエサを取られました。

カレイのアタリは皆無。竿先を鈍く抑え込むようなアタリは皆無でした。

 

 

 

 

昼前になると、さすがに車の中は暑くなりました。

外へ出ても上着が要りません。

 

 

 

PM14:00 過ぎから潮の流れがゆっくりと右から左へ逆になりました。

このころからエサ取りが少なくなり、回収した仕掛けにアオイソメが残るようになりました。

すると・・・

代わりにヒトデが活発に掛かりだしました。

 

 

 

 

 

PM15:00  エサ切れのため終了。

帰りは平日の夕方に首都高速で事故が多発して、大渋滞で・・・

PM18:20 無事に帰宅しました。

カレイは釣れませんでしたが、絡まない仕掛けができて満足です。

 


2021.11.23 番外編 仕掛け改良テスト 新潟県市振海水浴場

2021-11-23 22:11:04 | 海釣り

11月19日(金) 月食が観られる日でした。

この日、夕方に天体観測を兼ねて、上越の市振海岸で竿を出しました。

 

 

 

そこでカレイ釣り2021年版の仕掛けをテストしてみたのですが、

見事にハズレ、失敗しました。

準備した4つの仕掛けのうち2つを根掛かりで失い、

残り2つもぐちゃぐちゃに絡んで戻ってきました。

 

 

 

ヤフオクでよく見かける投げ用の砂ズリと、石鯛パイプ仕掛けを購入して、

これに昔から必需品として使用しているヨリトリゴムを組み合わせて、

比較的海藻の多いゴロタ浜を選んでブッ込んでみたのですが、

まったくダメでした。

このあと、能登半島の珠洲市蛸島へ向ったのですが、蛸島ではこの仕掛けは

使用しませんでした。

 

冬のクソ寒い夜に車を横付けして、冷たい北西風に耐えて、

荒れて底荒れのする日本海の海岸でも、カレイやアイナメを狙う頑丈な

仕掛けを作成したつもりでしたが、見事にハズレでした。

 

駐車した場所は安全なところです。

誰も居ません。

 

 

 

 

海岸の様子です。

何か大物が潜んでいそうな海岸です。

 

 

 

 

エサのユムシ弾を付けて放り込んでみました。

 

 

 

 

 

 

夕マズメから2時間ほど頑張りましたが、

暗闇に響くザッパーーンとデカい波の音・・・こ、怖いです。

それと高確率で根掛かる・・・なんとかしてよー。

結局のところ、新作の仕掛けは全く役に立ちませんでした。

これを教訓に更なる改良を続けます。


2021.11.20 まだ居ませんか? 乗っ込みマコガレイ  石川県珠洲市蛸島

2021-11-21 15:36:38 | 海釣り

先週に続いて、今週も東京からはるばるやって来ました。

板橋区の自宅から、能登半島の先っぽの蛸島まで片道約580km。

遠いです。・・・ほんと、めちゃくちゃ遠いです。

今回は高速道路を多用したので、先週よりも走行距離が長いです。

 

でも、時間と金と労力をかけてでも、デカいマコガレイが欲しい場合は、

蛸島はそれだけの価値のある釣り場なんです。

先週の能登島の鴫島のポイントも大変魅力なのですが、能登島では、

イシガレイが中心になるので、また次回に立ち寄りたいと思います。

 

そのまえに、先週の釣行以前から、私の腹の具合いが思わしくなく、

何か食べ物を口にすると胃腸が刺激されて、すぐにトイレへ駆け込む状態

が続いていたため、果たして長時間の運転に耐え得るかどうか?

とても心配でしたので、カッコ悪いことですが、大人用オムツを装着

しての出撃となりました。

 

 

 

今回の出撃は自宅から高速道路を多用して飛ばしてきたので、

20日(土) AM4:00には現地に到着しておりました。

毎回のことながら、遠洋巻き網船が戻って来て、漁協が作業していないか

どうか?を確認してからの釣り座の確保となります。

先週に来た時よりも網干し場に拡げられた網が無くなっていて、

岸壁がかなり広く感じられました。

 

 

 

 

昨夜の月食天体ショーを終えたばかりのまんまるお月様が、早朝の西の空に

残っていました。

 

 

この日の天気は下り坂の曇り予報で、北西からの風が強く吹くとのこと。

ここ蛸島は北西からの強風には、背後の能登の山々が遮ってくれるので、

安定した気候に恵まれました。

先週の南からの強風による悪コンディションとはえらい違いでした。

一週間経過するとこんなに違うのか?と思うほど、海面は穏やかで、

海水は透みきっていました。

 

 

 

この日のエサはアオイソメ3,000円分。

その他にユムシ弾10発、冷凍バナメイエビ、紫外線発光イカ短などです。

 

 

投げ込んですぐ、常連のフグ、それとピンギスがエサを齧り取ってゆきます。

 

 

気温7℃、無風ですがやたらと寒かったです。

クルマの中から暖を取りながら竿先を見つめていますと・・・

先週と同じく、あの飛べないカモメさんが近づいてきました。

このカモメさん、両羽を広げると右側の羽が半分しかなく、事故に逢ったか、

野良猫に襲われたのか? 飛べないので、エサを求めてヨタヨタと漁港内を

彷徨っています。

夜は何処で寝ているんだろうか?

これから寒い冬がやってくるのに大丈夫なのか? とても心配になります。

このカモメはカモメなりに知恵がついて、人に懐いて、釣り人が居ると、

自分からすすんで近づいていって、エサをねだる仕草をします。

今回は冷凍バナメイエビを3尾食べました。

 

早朝から30分おきにエサの交換をしながら、4本の竿を注視しておりましたが

昼まではボウズでした。

アオイソメやエビは奇麗に取られて戻ってきますが、ユムシは齧られず。

 

あくまでも目指すは40㎝マコガレイ。

カレイよ来い、カレイよ私に掛かれ、念じながら打ち込みます。

初志貫徹で淡々とエサを打ち込み続けました。

 

昼過ぎに正面に遠投した置き竿が三脚の上で飛び跳ねました。

カレイではなさそうでしたが、何か大きそうです。

竿を持って、空アワセを入れて、リールを巻き始めましたが

それほど重たくもなく、寄せてきました。

24cmの大きなキスでした。

 

潮が変わったか? 

チャンスタイムかと思われましたが、ただこの1匹だけで、後が続かず。

 

代わりに、ケムシが掛かってくるようになりました。

 

ケムシが掛かろうとも、カレイが来ると信じて、午後からもアオイソメを

打ち込み続けました。

 

 

 

 

 

 

PM16:30  

薄暗くなってきて、ちょうど残っているエサも無くなってきたので、

最後のエサ交換をして、完全に暗くなるまで放っておきました。

過去からの経験で、夕刻の薄暮の時間帯にカレイが食ってくることが

ありましたので、期待して放置しておきました。

 

PM17:00 

片付けるために、期待を込めて竿を1本ずつ巻き取ってゆきましたが、

どの竿も空アワセを入れたときに、ズドーンとくる重さは感じられません

でした。

無念です。

でも、何か付いている。

 

18cmの可愛いチャリコ ↓ ↓

 

26cmのデカいキス ↓ ↓

 

フグに始まり、フグに終わる ↓ ↓

 

ここにはカレイはおりません。

おめおめと能登半島の先端から撤収してきました。

 

 

この日の獲物は・・・

たいへん寂しい結果になりましたが、

コイツらは日曜日の晩酌のアテになりました。

 

 

11月も後半に入り、気温も下がっているし、それに伴って海水温度も

下がっているので、近いうちに漁港内にマコガレイが入ってくると思います。

昨年末に、ここで釣り上げた抱卵した46cmのマコガレイの重たい感触が、

まだこの手に残っています。

今回に懲りずに、時間と金が許す限り、頑張ってトライし続けてゆこうと

思います。

 


2021.11.13 こんなに報われない釣行もあるんです。 石川県能登半島(蛸島,鴫島)

2021-11-15 14:24:33 | 海釣り

まず最初に、今回11月13-14日の二日間にわたって石川県能登半島で、

気を抜かずに一生懸命に釣りをした釣果をアップしておきます。

この写真のうち、大きなキス(27cm)は地元の釣り人からの貰い物です。

ですので、私が自分で釣り上げた獲物は20cmのチャリコが1匹のみです。

ああー恥ずかしい!! とても貧果に終わりましたが、これも記録ですので、

自分への教訓として、また戒めとして、アップしておきます。

 

11月に入って気温が急激に下がりだしたので、海水温も下がりだし、

もうそろそろカレイが釣れるのではないかと思いました。

12日(金)PM14:00能登半島へ向けて、板橋の自宅を出発しました。

翌土曜の朝から珠洲市蛸島で釣ることを計画していたので、

まだたっぶり時間の余裕があります。しかしそれとは逆にフトコロ具合いが

とっても寂しいので、ここは交通費を超節約計画で予定を立てました。

自宅のすぐ近所を通る国道17号線をチンタラ北上して、大宮ー桶川ー熊谷

ー深谷ー本庄まで進み(自宅から80km)、

 

 

関越道本庄ICから乗り込むことにしました。

下道での碓氷峠だけはさすがにしんどいので、さらに、長野県の市街地

を通る国道18号線の区間もゴチャゴチャして分かりにくいので、

上信越道で一気に信濃町ICまで進みました。(本庄IC-信濃町IC区間170km

4,500円)、

そのあと信濃町ICを降りて、下り坂の一本道の国道18号線を上越市街まで

50km走り、上越市街にある釣エサ屋フィッシャーズさんにPM20:50到着

しました。

自宅の板橋から上越市街のフイッシャーズさんまで行程300kmを6時間50分

かけて高速代4,500円だけでしのぎました。

 

フィッシャーズさんに入ると、目的のユムシは売り切れとのこと。さらに

イワムシも無い。大ショックです。

仕方がないのでアオイソメ10パック(5,500円)だけ購入。

これだけではフグなどのエサ取りの多い場合に全く対処できないので、

上越市街にある他の釣エサ屋を何軒か廻って、どうにかデカいユムシ弾を

4発だけ入手することができました。(1個150円×4)

 

 

さてと、不満ながらエサを購入したあとは、下道で目的地の珠洲市蛸島を

目指すのみです。

裏日本特有の非常に冷たい雨が降り続いていました。

 

上越市街から高岡市街まで国道8号線を140km、

高岡市街から氷見北まで国道160号線を15km、

 

こんな夜間に走っているのは長距離トラックばかりです。

皆さん、スピードよりも燃費重視の走りに徹しているので、

交差点の赤信号で止まって発進するときに燃費が悪くなるので、

なるべく赤信号で止まらないように、タイミングを計りながら

のろのろと惰性で走ります。

 

氷見北から七尾、穴水を経由して、( 能越道、のと里山海道 の無料区間)を

走破して、

目的地である珠洲市蛸島漁港まで120km、

蛸島漁港には13日AM2:50に到着しました。

 

東京都板橋区の自宅から蛸島漁港まで合計575kmを約13時間かけて

走破しました。

 

 

まずは漁港内に遠洋漁船団が停泊していないことの確認です。

土曜日の早朝なので、ひょっとして戻ってくるかもしれません。

その場合は、早朝から漁協関係者が早めに出てきて、照明を付けたり、

フォークを動かしてパレットを運んでいたり、

また運送ダンプやトレーラーが空き地で待機したりしています。

 

暗闇の中で確認したところ、どうやらこの日は何も無さそうです。

 

 

しかし、いつも陣取る網干し場の場所と、近くで係留されている網干し作業船

の位置が気になって、もしや今日、作業する?と、

ちょっと嫌な予感がしたので、

邪魔にならない場所に陣地を構えました。

 

 

 

昨日から南西からの強風が吹いており、漁港の外はかなり荒波が立って

いました。いつも穏やかな漁港内も、チャブチャプと波立って、

濁っていました。

構えた陣地は東から西へ向って竿を出しており、かなりやりづらいです。

 

 

AM6:00 釣り開始です。

まずは4本の竿にアオイソメを付けて、エサ取りの様子を見てみることに。

 

 

 

逆風を突いて、ドボンと投げ込みましたが、糸フケを取っている間に、もう

竿先がコンコン揺れてアタってました。

回収すると、フグでした。

 

 

次に掛かったのは、20cmのチャリコでした。

 

デカいカレイを狙った丸セイゴ16号のハリにコイツら小魚のエサ取りは

かなりキツイなあ。

しかし4発しかないユムシ弾をここで使うのは非常にもったいないし・・・

まあ、10パックもアオイソメがあるので、少しケチりながら、打ち返して

続けていれば、そのうち大きい魚も来るやろ。

我慢して逆風に向かって打ち返しておりました。

 

AM7:30

完全に明るくなって、次第にエサ取りが居なくなりました。

 

陽が上るまで、大変寒かったので、いつものようにクルマの中から竿を

見つめていますと・・・

 

クルマのうしろのほうから、

1羽のカモメがエサをくれ、と寄ってきました。

エサ箱を覗いたり、切れて飛び散ったアオイソメを突付いて食べてます。

コイツ、このまえ10月に来た時も居たな。

年寄りなのか?

飛べないのか?

 

車の中から窓を開けて、コンビニで買ったクロワッサンをちぎってポイッ。

するとすぐに近寄って来て、パクッ。

またちぎってポイッ、またパクッ。

ちぎってポイッ、を繰り返してたら、

あらら、オレの食う分が無くなりました。

「おまえ、なんぼほど食うねん?」

オレも、ちょっとはええことしてたら、大きな魚でも掛かるんとちゃうかと

思って、おまえにエサやっとんのに・・・

 

すると、目の前の遠くの空に虹が掛かりました。

↓↓写真には薄くしか映りませんけど。

おおー、ええことしてたら、ほら、希望の虹が架かったわ。

これで次は大物も掛かるっちゅうことや。

 

 

さてと釣りのほうですが・・・

エサ取りが居なくなると、大物どころか、代わりにケムシが大量に発生して

きました。

アカン!! 神様に下心見透かされてるわ。

くそっ!!

 

しっかしな~

ほんま判らん、まったく判りませんわ。

潮の流れ、潮の干満、日差し、海水温度、など・・・いろいろな条件が変化

して、急にケムシが大量に発生したり、出なかったりします。

 

 

うーん、ブッコミ釣りにケムシは大変厄介です。

キス釣りのようにエサを動かしていると、そんなに気にならないのですけど。

 

ケムシに耐えながらも、30分毎に4本の竿を打ち返しておりましたが、

海水の色が薄い茶色に変わってきて、オモリを30cm沈めると、

濁りで見えなくなってきたので、

「こりゃカレイにはエサが見えんやろ」と思い、

AM10:00 撤収することにしました。

この蛸島漁港は南からの強風が吹いたらダメですね。

 

 

蛸島漁港から70km戻って、能登島の鴫島入江に移動することにしました。

鴫島入江は全方向から強風が来ても全くびくともしません。

しかし、あそこは釣れてもイシガレイやしなあ・・・。

しかも昼間だけやし・・・夜は何も釣れへんし・・・。

うーん、たとえイシガレイでも釣れてくれたら文句は言えんやろ。

昔、10月の終わりに、おうちゃんとふたりでイシガレイたくさん釣ったしな。

http://kenbouchan3.sakura.ne.jp/B-kurashi2008-10.html

 

 

PM13:00 長浦から橋を渡って、能登島へやってきました。

 

 

ひどい雨です。

 

鴫島入江にやってきました。

あのいやらしい電気柵です。設置された時よりは、少しは通行できるように

なりました。

 

 

私が来た時、地元の七尾の釣り師が雨宿りをされていました。

状況を訊くと、朝からぜんぜん芳しくないとのこと。

フグすら居ないとのこと。

しかし他に行くところもないので、テトラポットの切れ目で空いている

ところから竿を出させてもらうことにしました。

最近あまり釣り人が入ってないのでしょうか?

草が伸び放題です。

昔の釣り雑誌には必ず掲載されていた超一級ポイントのはずなんですが。

 

 

 

 

 

雨が止んだので、先行の釣り人は再び奥のポイントへ行かれました。

 

私は4本の竿を投げ込んだあと、アタリも無くヒマだったので、

寒いし、カラダを動かすことも兼ねて、草刈りを始めました。

 

 

 

 

どうせここで明日まで粘るのだから、アルコールもいいでしょ。

 

釣り始めて、1時間ほどすると、奥に入っていた釣り人がイシガレイ33cmを

ぶら下げて、見せに来てくれました。

奇麗な白点模様が出たイシガレイでした。

「居ますよ」「たぷんそこでも釣れますよ」

ちよっとやる気が出てきましたが、私の竿にはアタリがないので、

ガンガン飲んでると、酔いが回って、だるくなって

迂闊にも車で2時間ほど眠ってしまいました。

目が覚めるとPM16:00 

釣り人に「あれから釣れましたか?」と訊くと、

「さらに37cmと40cmが釣れましたわ」

ええー?凄いですねぇ。びっくりしました。

 

 

この御仁、只者とは思えません。プロ級の腕前です。

竿1本でキス釣りのような引き釣りでカレイも仕留める・・・

しかも全日本サーフへの記録更新( Cランク、Dランク )のために釣った魚を

デジカメで撮影した後は全てリリースされていました。

ああー、しもたな、リリースするカレイを貰っといたら良かったな。

その釣ったイシガレイを「要りますか?」と訊かれたときに、

「自分で釣りますから。」と答えてしまったことに大変後悔しました。

私にも変なプライトがあったから、その時は「くれっ」て言えなかった

のです・・・。腕も技術も無いのにホント情けない。

まさに七尾の達人ですわ。いや七尾の神様かもしれません。

それに比べてオレはちっぽけな小市民。

達人はこの場所で真冬に30cm尺ギスを釣られたこともあるそうです。

27cmの巨ギスもこの達人から戴きました。

 

さてと、PM16:30 達人は先に帰られて、私だけ日没後も頑張りましたが、

陽が暮れるとケムシの猛攻に逢い、早々と降参、車の中で独り宴会して

過ごしました。

毎回記述してますが、能登の星空の輝きは日本一だと思います。

人工衛星の点滅も見えるし、北斗七星の4つ目の星も奇麗に見えます。

 

 

11月14日(日)

AM5:30 スタートしました。

 

 

4本の竿のうち1本をユムシ弾専用竿にして、残り3本をアオイソメ房掛け

でブッ込みました。

 

 

暫くして、昨日の七尾の達人も来られ、本日も奥のポイントへ入られました。

 

本日も開始からアタリも無く、まったりと時間が進んでゆきます。

頼むからアタッてほしいです。

 

午前中は天候も良く、波が立たない鴫島入江はめちゃくちゃ透明度が

あります。

 

 

 

 

昼間はケムシも居ません。

打ち込んだアオイソメがそのまま戻ってきました。

まずいな~。大量に買い込んだアオイソメがぜんぜん減りません。

 

 

ヒマなので周囲を散歩すると、稲刈りしたあと、また伸びた穂に

米が付いてました。

全部の穂を集めたら20kgぐらい採れそうです。

 

 

さらに、昔からここにあるガマの穂が生えてました。

ウナギの蒲焼の語源となったガマの穂です。

 

 

 

のんびり、平和なもんですわ。

 

AM10:30 奧に入られた達人が切り上げて帰られました。

PM15:30 午後からチャンスになるかと思いましたが、急にケムシが掛かる

ようになってきて、私も諦めて終了しました。

 

 

PM16:30  能登島から撤収。

七尾から能越道で氷見北まで走り、高岡から国道8号線で上越まで走り、

上越から信濃町ICまで国道18号線を走った後、上信越道に乗り込み、

そのまま関越道の練馬ICまで高速を飛ばして帰ってきました。

11月15日AM2:30 無事に板橋の自宅へ帰還しました。

走った総距離1200kmを超えていました。

 

今回は高速代金を大幅に圧縮することができましたが、

ガソリン価格が急騰しているため、レギュラー安価なスタンドで156円/L、

高価なスタンドでは170円/Lでした。だいたい燃費12km/Lぐらいだから

100L消費したので15,600~17,000円ぐらいかな。

 

今回の釣行で自分で釣った魚はコイツだけ。

まあ、条件が悪かったからしょうがないか。

 

↓↓ 写真右がチャリコ、左がキス、どちらも新鮮すぎて旨味が足りません。

 

 

 

 

 

 


2021.11.06 ホンビノス再び    船橋海浜公園

2021-11-07 09:14:18 | アウトドア

掘り出して1日経過すると、硫化水素の黒い色が抜けて、本来の白い貝殻

になりました。

昨晩に掘り出した25びのすを、あちこちへお裾分けしようと考えていたら、

分配する人数が多くて、25びのすでは足りなくなってしまいました。

 

 

しょうがないので、追加招集のため再び出撃することにしました。

11月6日PM21:10 自宅を出発。首都高速から京葉道へ乗り継ぎ、

快調に進んで、原木ICで降りました。

PM21:55 船橋海浜公園に到着すると、明らかに昨日より路駐の台数が多い

です。

この日の干潮ピークはAM0:05 で潮位-5、この日も快晴で無風、高気圧の

中なので、かなり潮が引きそうです。

急いでウェーダーに履き替えて、三番瀬へ出てみると、昨日より潮か引いて

広い干潟が目の前にありました。

露出した干潟が昨晩と比べて広過ぎて、昨晩に掘っていた場所がどこだったか

分かりません。

あちこち試し掘りしているうちに、偶然にもホンビノス団地を見つけてしまい

ました。嬉しくなって次々と掘り出したホンビノス貝を網袋に放り込みました

が、・・・???・・・コイツら何か変です。網袋がやたらとドロだらけに

なりました。

放り込んだ貝をよく見てみたら、全部死んでて、どれも貝殻の中にドロが

詰まってました。

どれもこれも密集して奇麗に並んでいる良型のホンビノス貝が、

みんな死んでて、閉じた貝殻の中には真っ黒なドロが詰まってました。

ホンビノス団地ごとそのままのカタチで死んでる・・・

大変ショックでした。

東京湾にいったい何があったんだ? 

青潮や赤潮で他の生物は死滅してしまっても、ホンビノス貝だけは強靭な

生命力で生き抜けるものと思っていたのに・・・

この大きさになって死んでしまうなんて、ああもったいない。

 

 

それでも、あちこち試し掘りしながら、コツコツと、地道に、1個ずつ

掘り出して、集めました。

気が付くと11月7日AM0:30、まだまだ満ちてくる気配は無く、ずっとこのまま

堀り続けられそうですが、

腰は痛いし、喉は乾くし、疲れてくるし、獲れば獲るほど重くなってくるし、

若い頃のような体力や持久力も無いし、このへんで終了することにしました。

30びのすぐらい獲ったんじゃないか? もうこのへんでいいでしょう。

 

 

掘り出したホンビノス貝と、ペットボトルに海水を汲んで、リュックへ。

リュックを担ぐとズシッと重くて、足元はそこらじゅう誰かが掘った穴だらけ

のドロ底を、足を取られながらよろよろと歩いて・・・

駐車場まで戻るのも大変でした。

 

さてと、昨日と同じく高速道路をぶっ飛ばして、自宅へ戻って来てから、

とりあえず風呂へ。

風呂に入りながら、ドロだらけのウェーダーや手袋に付いたドロを洗い流し、

さらに、

掘り出してきたホンビノス貝を1個ずつ点検しました。

 

 

 

点検した結果、

持ち帰ってきた総数 31びのすと サルボウ1個

そのうち、

元気そうなホンビノス貝 25びのす、

 

活きているのか死んでいるのか分からないホンビノス貝 1びのす

 

完全に死んでてドロが詰まっていたホンビノス貝 5びのす

 

昨晩ゲットした25びのすと、今晩ゲットした25びのすの、合わせて50びのす。

これだけあれば、あちこちへお裾分けに十分でしょう。

 


2021.11.05 我が家の年中行事 ミッドナイトホンビノス 船橋海浜公園

2021-11-06 01:59:28 | アウトドア

今年も11月の大潮は真夜中に大きく引いてくれました。

11月5日の夜は新月の大潮で、干潮ピークはPM23:30、潮位+2。

やや引きが足りない気もしますが、年々カキ殻が堆積して浅くなっている

三番瀬だから十分でしょう。

PM21:15に板橋の自宅を出て、すぐに首都高速に乗り込んで、

途中から京葉道路へ乗り継いで、原木ICで降りました。

船橋海浜公園にはPM21:50着。

さっそくバカ長に履き替えて、海に出ました。

前回来た時に、スコップでは硬いカキ殻の堆積層に苦労したため、

今回はバールを持参。これでカキ殻を砕くのよ。

 

しかし、バールは杖替わりにしか役に立ちませんでした。

カキ殻の堆積層の下にホンビノスはおりませんでした。

やはり、この貝は自ら汚い場所を好むのでしょう。

硫化水素のドブ臭い、黒いヘドロの層がある砂の中にホンビノスは居ました。

しかし、年々、見つけ難くなっています。数が減っています。

ホンビノス団地がなかなか見つかりません。

昔なら1個見つけたら、そいつのタテヨコ、前、うしろ、ナナメ、何十個と

かたまって群れていたのに、

今回は1個見つけてもその周辺に2個ぐらいしか居ませんでした。

地元漁師さん、ちょっと乱獲のしすぎじゃないですか?

東京のどこの海鮮居酒屋のメニューにも載ってますから。

約1年ぶりのミッドナイトホンビノスだったので、なかなか勘が冴えず、

最初の1個をゲットするのにかなり時間がかかりました。

それでも潮が満ちてくるPM23:45ぐらいまでには、

25びのすゲットしました。

 

 

あーしんど。

疲れましたわ。

帰りは街道レーサーの如く、首都高速をぶっとばして戻ってきました。

25びのす↓↓ 昔は400個も獲れたんだけどなあ。

 

だいたい1個130グラムぐらいで、いちばん大きい物は160グラムでした。

 

それと、トリ貝かサルボウか分からない貝を1個ゲットしてました。

 

とりあえず、我が家の行事を無事に済ませることができました。

 


2021.11.03 東京のハゼ釣りを堪能するはずが・・・ 江戸川区船堀

2021-11-03 16:16:08 | はぜ

今日は文化の日。

都内で伝統あるハゼ釣りをお気軽にできる場所はないものか?

その思いも裏腹に、ユーチューブ番組にまたも騙されてしまいました。

これまでも、過去にお気軽に電車で行ける場所として、江戸川放水路、

クローバー橋、旧中川など、ネットで情報を仕入れて、それを確認すべく

即行動してみたところ見事にハズレてしまっことが何度もありました。

今回もまたそうなるのかなあと半信半疑で行ってみました。

目的地は、江戸川区にある新川の西水門広場です。

 

 

 

AM5:00 起床。

AM5:30 自宅を出発。

AM5:40 都営三田線の新板橋駅から乗り込み、途中、神保町駅で都営新宿線に

乗り換えて、

AM6:25 都営新宿線の船堀駅で降車。

てくてく歩いてAM6:40 現地に到着しました。

 

江戸川区の街並みを散歩気分で歩きました。

 

中川へ注ぎ込む新川にたどり着きました。

 

向こうのほうに、首都高速荒川線とスカイツリーが見えます。

 

 

風情がありますな。

 

中川に注ぐ水門まで歩いてきました。

 

 

水深は1m~2m。

水はやや濁ってました。

何もないベタベタのドロ底かと思いきや、

長く伸びた水草が川底から生えていたり、粗大ゴミと思える障害物があちこち

沈んでいたりして、ちょい投げのズル引きはできないです。

 

パッと見渡したところ・・・

40cmほどのボラが潜水艦の如く水中を定位、動かず。

1mぐらいのデカい鯉が悠然と泳いでました。

40cmほどのブラックバスが3匹、群れで目の前を通過。

20㎝ほどのイナが10匹ほどの群れで目の前を行ったり来たり。

底には約5cmほどの黒いチチブが点々と居ました。

この橋から100mほど上流ではヘラブナ釣り師3名が竿を出されていたので、

おそらくフナも多いのでしょう。

 

さてと、私のエサは塩イソメ。

バス釣りのリグを打ち込むように、上からポチャンと沈めては、

底で動かさずにじっとしてアタリを待つ方法で探ってゆきました。

塩イソメにはすぐに数匹のチチブが果敢に喰らいついて、コンコンと

アタリはひっきりなしに出ましたが、

マハゼの姿は見えませんでした。

 

こんなに魚種が豊富なのに、マハゼだけおらんとは・・・トホホです。

30分ほどで切り上げて仕舞いました。

 

さてと、せっかくですので、水門の向こうの中川の様子を見てみました。

荒川と中川の境界を通る首都高速をいつも利用しているのに、

実際に近寄って川の様子を見るのは初めてでした。

けっこう足元から深く、目の前を船が通り過ぎました。

100mほど向こうに投げブッコミ竿を3本立てておられる釣り師がおられ

ました。何か大物が釣れそうです。でもそれほどの重装備では、何処に

駐車しているのでしょうか?

 

 

 

AM8:00 早々に帰ることにしました。

 

 

 


2021.11.01 たぶん3度目は無いと思います。  千葉県夷隅川河口

2021-11-01 21:15:26 | 海釣り

能登半島蛸島漁港で使用したアオイソメが1000円分ほど残っていたので、

自宅まで持ち帰りましたが、細いものが多く、塩イソメできそうにないので、

ハゼ釣りのエサにすることにしました。いや、エサを無駄にしないために

わざわざハゼを釣りに行くことにしました。

出撃地は千葉県いすみ市の夷隅川河口です。昨年のリベンジです。

関東地方で20cmを超えるハゼはおらんのか?

江戸川放水路やクローバー橋の小さなハゼを見た時はショックを受けました。

いろいろ情報を集めているうちに、夷隅川のハゼはデカいらしい、という

ことが判りました。

そう信じて昨年に一度だけ出撃してみましたが、結果は完全にBOZU。

よし今年こそはリベンジしてやろう。

天気は悪そうでしたが、1日(月)AM9:20に自宅を出発しました。

 

すぐに首都高速へ乗り込むと・・・あらら、大渋滞でした。

 

池袋から羽田方面へ、長い渋滞のトンネルは苦痛でした。

 

アクアラインを通って房総半島へ。

 

 

昼前にいすみ市の夷隅川河口へやってきました。

干潮ピークを過ぎて、潮が満ちて川が逆流していました。

 

やたらと竹や木材が浮かんでいて、頻繁に前を流れてゆきます。

デカいゴミだらけで仕掛けを遠くへ投げ込めません。

 

 

 

 

開始してすぐに雨が降ってきたので、クルマに戻って待機。

 

PM15:30 小雨になってきたので、クルマに近いところから探り始めました。

 

 

コンコン、とアタリが出ましたが、

なんとも可愛いハゼ君でした。

それでも江戸川放水路のハゼより大きいかな?

 

2匹目も可愛いハゼ君。

 

 

3匹目も可愛いおチビちゃん。

それにしても、皆、痩せてるな。

 

 

1時間ほどかけてやっとこさ3匹の可愛いハゼちゃんを釣りましたが、

そのあとはマイクロチヌの応酬です。

キビレではなくクロダイの幼魚、チヌばかり。

アタリはハゼに似ていますが、針掛かりしにくく、しかし放っておくと

ハリに付けたイソメがどんどん小さくなってゆきます。

 

 

 

観賞用の水槽に入れるのには、ちょうど良いサイズのチヌたちでした。

本日は、釣ってはリリースの繰り返しです。

本日の目的はデカいハゼを釣ることです。

PM17:00 周囲が薄暗くなったので、残念ながら撤収しました。

今年もリベンジならず。

もうこの場所には、私は二度と来ないと思います。

 

帰りは千葉から東京湾を回って帰ってきました。