18日の土曜日は完敗でした。日没後、いったん秘密のアジトへ戻って休息して、
気合いを入れ直して翌19日に再び出撃しました。
陣地を構えたのは昔からの馴染みの、車を横付けできる新堤防にしました。
前日の土曜日に釣り座から、漁協前や新堤防の周辺を眺めていたのですが、
頻繁に漁船が往来していて、水がよく動いてざわついていたので、
ひょっとしてカレイが漁協前に寄っているのではないか?と考えて、
今日はこの新堤防に陣地を構えることにしました。
天気が良いので、ふと、重たい荷物を担いで大堤防の先端まで行こうか?と迷いましたが、
昼になれば深谷の自宅へ戻らなければならないことも考慮して、
できるだけ体力を温存しておきたくて、今回は見送りです。
新堤防で車を横付けして、楽チンな釣りを選択しました。
AM4:00 現地に到着。
放射冷却で気温マイナス1℃、海面から湯気が立ち昇ってました。
漁協の市場前は、沖からぞくぞく漁船が戻って来て賑ってました。
エサの青イソメがかなり残っていたので、丸セイゴ15号の針に、目いっぱい付けて、
ケチらずに5匹ほど房掛けにして放り込みました。
まだ暗い AM6:00 スタート。
この場所は漁船が目の前の近いところを通るので、「 道糸沈め 」を使用しました。
暗いうちから、さっそくここの常連の豚くんから歓迎の派手なアタリがあって、捕獲。
捕虜第1号を確保しました。
私の技量では、この陣地から漁協へ向けて、いくら思い切り遠投しても、
全く届かないのですが、
なるべく漁協前へ投げ込んだほうが、水深があってカレイからのアタリは多いので
頑張って力いっぱい投げ込みました。
投げ込んだ後、すぐに道糸沈めを掛けて、アオリイカのエレベーター仕掛けの如く
25号オモリを滑らせてPEラインを沈めました。
エサを付け直して放り込むと、すぐに竿先にビリビリ、チョンチョン、フグ特有のアタリが
出ました。前日に気温が上がったせいなのか、今日の豚くんは早朝からやる気満々です。
ほとんどの青イソメが盗られて無くなってゆきますが、こちらもイソメの刺し方を工夫したり、
仕掛けにフグ対策の赤パイプを施しているので、置き竿でも掛かってくるフグが多いです。
捕虜の豚たちがどんどん増えます。
天気が良すぎて、春の陽気のようです。
暗いうちからスタートして、AM10:30まで休むことなく釣りに集中して頑張りましたが
カレイからのアタリは出ませんでした。
さらに、道糸沈めを使用していたせいなのか? 根掛かりが多く発生して、
仕掛けのロストが多かったです。
撤収する前に、捕虜たちを解放してやりました。
コイツら、水汲みバケツの中で、気温が低いから水温が下がって、
仮死状態になっているだけで死んでません。
海に返してやったら元気に泳いで去ってゆきました。
うーん、カレイは居るはずなんだけど、カレイからの魚信がないから、なんとも、
言えませんな。