漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.6.23 狙うはゴールド。夢は大きく、現実は厳しく

2020-06-23 17:36:48 | アウトドア

以前から一度でいいから河川で砂金を獲ってみたいと思っていました。

そこでアマゾンで購入したパンニング皿を持って、

茨城県の山奥へむかうことに。

AM10:00 板橋の自宅を出発し、常磐道をひたすら北上。那珂ICで降りて、

下道をのろのろと久慈川に沿って上ってゆきました。

あちこちでオトリ鮎を販売してましたが、今日は釣り竿は持ってきておりません。

 

 

目指す場所は久慈川の上流です。

この辺りは戦国時代から江戸時代にかけて多くの金が産出されていました。

今でも金は出るそうですが、鉱業的に掘ると採算が合わないので、

廃坑になっている場所が多いです。

趣味で採取するには十分な量が在るみたいです。

板橋の自宅から約155km。

 

このひと月、ヒマに任せてグーグル地図と睨めっこして、「ここらへんが良かろう」と

思った場所に到着しました。

 

 

 

 

クルマを停めて、すぐにバカ長に履き替えて、小さな沢の流れ込みに降りると、

沢の流れの横の砂地に、あちこちに鹿やイノシシの蹄の跡があって、

なんとなく誰かに見られているようで、とっても怖いです。

とりあえずパンニング皿に砂を入れてみました。

 

 

 

 

 

Youtub動画で勉強したとおり、見よう見まねで流水に漬けて、

小石やドロを流してゆきました。

パンニング皿の中も気になるけど、なんとなく周囲をキョロキョロ。

地元の人や動物に見張られているような感じがして。←ひょっとしてプレデターかも。

背中を丸めてパンニング皿を覗き込んでいると、背後にクマなどの動物が居ないか?

とても気になりました。

ぜんぜん集中できません。

しんどいし・・・楽しくないし・・・。

 

 

だんだんドロ状の黒い砂が残ってきて、

最後の最後にキラッと光ってくれれば大成功なのですが、・・・

うーん、5回ぐらいやったけど、ぜんぜん光ってくれません。

 

 

わずか30分ほどでしたけど、たいへん疲れました。

なんでこんなに疲れるんだろ?

ちっとも楽しくありませんでした。

小雨が強くなってきたので、切り上げて帰ることに。

独りだし、初めてなので、こんなものかもしれません。

 


2020.6.17 ブラウンに始まりブラウンに終わる。 栃木県上粕尾 発光路の森

2020-06-18 02:34:31 | 淡水釣り

ただいま休業中の身で、時間と労力だけは持て余しております。

しかし何処へ行くにも、何をするにも、必要となる軍資金がございません。

今回は財布とにらめっこしながらの出撃でした。

水曜日に発光路の森へ行ってきました。

天気は梅雨の合間の快晴で、日差しが大変強く、危うく熱中症になりかけました。

 

AM4:50 板橋の自宅を出て、AM6:40 現地に到着。

AM7:00の受付開始時には駐車場に15台ほどの車が並びました。

平日なのに意外と多いですね。

毎回ここへ来て思うのですが、駐車場からの眺めは抜群の景色で、

こんな場所で毎日生活してみたいと思うほどの絶景です。

 

 

 

さて、今回は最初から第3ポンドのデカいヤツを狙うため、

第3ポンドの流れ込みに陣取って釣り始めましたが、そう簡単には釣れてくれません。

デカいヤツほどスレていて、釣り人の多く集まるこの第3ポンドに泳ぐマスたちは、

ハイプレッシャーの中、全くやる気が無いように思わせるほど、ルアーにしても、

フライにしても、何を投げても無視されるわけで、だんだんイライラしてきて、

精神的にとても苦痛な池です。

 

 

 

ところが開始してすぐにマーカーを引き込むアタリがあって、

ビシッと合わせると、#5ロッドをグイーンと曲げる重たいトルクフルな引きを

味わうことができました。

今日は幸運に恵まれ、幸先よくデカいヤツを1匹キープできると思ったのですが、

ん? 意外と簡単に寄せてきました。コレ小さいな?

寄せてきてネットで掬い上げると、・・・ とほほ、ブラウントラウト君でした。

ブラウン君はこの池では掃除役です。すべてリリースせねばなりません。

私感ですがブラウン君というヤツは、マス類の中でいちばん警戒心の薄いヤツで、

いつもやる気満々なバカなヤツです。

結局のところ、第3ポンドで2時間ほど粘りましたが、アタリがあったのはコイツだけで、

辛抱できない性格の私は早々にこのポンドを退散して、第1第2ポンドへ移動しました。

 

いつものマーカーを付けたウキ釣りにはなかなか反応してくれません。

魚たちは水面下30㎝ほどで定位しているので、終日ドライフライで攻めることにしました。

 

夏の池でいちばんよく反応するのが、グリフィスナット ↓↓ というフライです。

ヤマメ君が掛かりました。

 

そしてこのグリフィスナットとともに、よく反応するのがエルクヘアカディス ↓↓です。

 

 

ところが、グリィスナットもカディスも、ニジマスやブラウンが咥えると、

すぐにボロボロになります。マス1匹でフライ1個消耗ペースです。

今回、大量100個のカディスを用意しましたが、どんどんフライが減ってゆきます。

 

 

しかしドライフライはロッドを振る回数が圧倒的に多くて、集中して釣っていると、

体力の消耗は激しく、とってもしんどいです。

昼前にはヘトヘトになって、目の前がボーッとくらむ・・・

熱中症になりかけました。

もうね、ほんと、継続は力なりと言いますが、ちっとも楽しくない・・・

修行ですよ。

 

 

PM3:00過ぎから釣り人が少なくなった第2ポンドで、イワナ狙いで岩陰のピンポイントを

カディスで攻めてみましたが、ここぞと思われるポイントには、ことごとくブラウン君が

邪魔して割り込んできました。

第2ポンドはブラウンが多過ぎるぞ!!

 

 

 

 

 

 

PM5:00  終了。

 

ブラウン君 5

ニジ君 リリース 多数

ニジ君 持ち帰り 12

ヤマメ君 1

 

奮闘努力の甲斐も無く今日も涙の日落ちる・・・

相変わらず上達しないヘボ釣り師の体たらくで・・・

 

捌き場所は使えなかったので、クーラーボックスに氷を詰めて帰ってきました。

 

うーん、こんなに景色の良い場所に居たのに、

帰りは体力の消耗激しく、疲労感でいっぱいでした。

 

 


2020.6.06 ストロベリームーンとマテ貝  福島県いわき市四ツ倉

2020-06-06 18:23:18 | 海釣り

6月6日、ストロベリームーンと呼ばれる満月が昇るらしい。

と、テレビニュースで言ってました。

えっ? 満月と言えば大潮じゃないか。

なぜか反射的に、いわき市の潮汐表を見ると・・・

干潮ピークはAM10:00、潮位-6、

これはもう出撃せぬわけにはいかない。・・・神のお告げである。

 

金曜日のPM9:30 板橋の自宅を出発して、ひたすら常磐道を北上しておりました。

目指すは、いわき市四ツ倉漁港です。距離にして220km。

 

 

ETC高速割引のことも考えて、土曜日の未明に現地に到着するように、

あちこちで休憩、給油して、調整しながら走りました。

四倉漁港に到着したのは6月6日 AM2:00

夕立の残りなのか、強い雨が降ったり止んだりで、

とてもじゃないが曇り空で満月なんて見えやしません。

クルマの中で待機していると、AM3:00 空が晴れてきました。

 

雲の切れ間に現れたのは、赤みがかったお月様でしたが、

肉眼で見ても傘をかぶっているみたいに、ぼやけたお月様でした。

持参のコンデジニコンP510を三脚に固定して、

どうにかストロベリームーンを撮影しましたが、空気が淀んでいて

キリッとした写真が撮れませんでした。

 

その後、車の中で待機していると、

AM4:00 夜が明けてきました。

 

 

 

 

ちょっと遊んでみますか?

マテ貝堀りまでには時間が余ってますし。

というわけで、ルアー竿で遊ぶことにしました。

 

 

 

 

ところが、ルアー竿で釣り始めてまもなく、海からの風が強くなり、

気温か急激に下がって、濃霧が立ち込めてきました。

強烈な濃霧で視界不良になってしまいました。

綿シャツで竿を振っていると、メチャクチャ寒い。

数投だけして耐えきれずに車に逃げ込んで暖を取りました。

 

 

 

AM7:30  マテ貝堀りの現場へ行ってみると・・・

強風が吹いている

 

 

 

 

こんな天気で潮干狩りできるのか?と思っていると、

あちこちから、うじゃうじゃ人間が集まってきました。

 

 

私も先陣を切って参戦しました。

遅れてなるものか!!

 

 

必殺技の餃子返しで砂をサクサク切って、マテ貝の穴を探し出します。

 

 

 

強風は涼しくて心地良いのですが、メガネのレンズに水滴が溜まり

曇ってしまいます。

湿度が高すぎます。

 

 

4月にえみ助と来た時に比べると、ずいぶん数は減っているように思われますが、

その代わりに生き残っている貝は大きく成長していました。

長さはボールペンぐらいあります。

 

 

うーん、腰が痛いです。

そろそろ撤収しようかな。

ほどほどにしとかないと、腰が立たなくなりそうです。

 

みなさん、楽しそうですねー。

あちこちから笑い声が聞こえてきます。

マテ貝の楽しさは、モグラ叩きゲームと同じですからねぇ。

とくにお子さんには忘れられない経験になるでしょうね。

 

 

 

これだけの人が初春から大潮の日に押しかけて採取しているのに、

全滅しないのがマテ貝の良いところです。

 

この日、私が持ち帰ったマテ貝は221本でした。

 

フライパンで焼いても良し。

蒸しても良し。

とにかく美味いマテ貝。

こんなに旨い貝が四倉に居るなんて神様に感謝です。

 


2020.6.04 とても濃い1時間でした。  千葉県袖ケ浦の長浦

2020-06-04 20:27:22 | 海釣り

新型コロナウイルスが猛威を奮っていたころに、

外出自粛を破って、ここへやってきたときは、

地元民から他府県ナンバーの私を白い目で見られていたような、

そんな被害妄想的な雰囲気があったのですが、

6月になって、気温が上がってくると、蒸し暑さと強い日差しで、

マスクなんて付けてられっか!!

コロナなんて、そんなのどうでもいい雰囲気になってました。

金曜日の午後、首都高速→東関道→館山道をとばして長浦までやってきました。

千葉県民の釣り師なら誰でも知ってる長浦の釣り場ですが、

年々釣り場が縮小されているように思えます。

 

 

 

誰かのブログに掲載されていましたが、日燐さんの建設中のタンク。

なかなか威圧感ありますね。

釣り場は絶えず釣り人が入れ替わり立ち代わりで、・・・釣れてないのかな。

空いているようですが、ここへ立ち入る釣り人の延べ人数は相当なものです。

皆さん暑さに負けて、1時間も竿を振っていたら、すぐに撤収しているようです。

 

 

 

 

ときおり、ボラ? シーバス? 

デカい魚がバシャッと水面に大きな波紋を作ります。

うーん、居ることは居るみたいです。

 

 

 

私の狙いはタコです。

昨年、ここで2杯釣りました。

タックルは超カンタン。

冬場のカレイ釣りと比べますと、超お気楽のコンパクトですな。

 

 

 

キスを狙うなら港奥の船の通り道を狙うと良いそうですが、

昨年の私の記憶では、エギが根掛かり連発した・・・嫌な記憶しかないので、

私は正面ばかり投げました。

 

 

PM2:30~3:30 たったの1時間でしたが、気合いを入れて、

投げる→さびく→寄せる→引っ掛かったゴミを除去→再び投げる

この一連の動作を休むことなく延々と繰り返していたら、・・・

トホホ、気持ち悪くなってきて、めまいがして、吐き気がしたので、

やっ、やばい、車へ逃げ込みました。

というわけで、ふがいなく、撤収してきました。