漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2025.2.1 ( 第17戦 ) できることは全部やって、あとは我慢  福島県小名浜漁港

2025-02-02 05:20:47 | 海釣り

カレイを狙うブッ込み釣り師にとって最も厳しい時期がやってきました。

水温が下がって、魚の活性が落ちて、何をやっても釣れません。

2025年も、あっと言う間に1月が過ぎてしまいました。

1月はカレイを狙って(第10~16戦)合計7回出撃しましたが、

残念ながら1匹も釣れませんでした。

釣れない理由をいろいろ思い浮かべますと・・・

うーん、単に水温が下がったからエサを喰わないだけなのか?

産卵を終えてのいっぷくなんだろうか? 

今は日没後の夜間のほうが釣れるんじゃないか? 

震災を予知して何処かへ逃げてしまったのかな?

・・・

・・・

本当の理由はカレイに訊いてみないと解りません。

でも、釣り師の皆さんは、「毎年そうだし・・・、そのうち釣れるさ・・・、

3月になればまた釣れだすよ・・・。」と言いながら、

内心は「オレだけは今日デカいの釣って優越感に浸ってやる」と思いながら

クソ寒いこの時期に我慢比べを展開しているのですよ。

・・・

・・・

ということで、私は厳寒のこの時期にカレイを釣り上げるための奥の手を

実行しました。

・・・

・・・

それは、ブッ込み釣りに寄せエサを取り入れました。

ブッ込み仕掛けのオモリにロケットを直結しました。

 

 

寄せエサの配合は、マルキューカレイ専用まきえ、マルキューチヌパワーV9、アジシオを

適当に混ぜて、これを水と少量のウイスキー(アルコール香)で練ったもの。

アジシオはグルタミン酸(アミノ酸)だからアミノパワー効果を期待できると思うのです。

 

 

 

 

配合した寄せエサを、ブッコミ仕掛けに付けたロケットに詰め込んで、

アオイソメ房掛けと共に投げ込みました。

 

 

さて、金曜日の夜、テレビ番組の沸騰ワードで、カズレーザーが自衛隊戦車部隊を見学

するのを見終えてから、PM21:00 深谷の自宅を出発しました。

小名浜まで220kmですが、ガラ空きの北関東道をガンガン飛ばして、午前零時前には

常磐道の関本PAに到着。

ETC割引が効く土曜日の日付になってから、いわき勿来ICを降りました。

ひらの釣具店の自販機で青イソメ6パック(3000円分)購入してから、小名浜港の

旧市場前堤防に到着しました。

気温3℃、無風で、思っていたより好天です。満潮はAM6:00とPM18:00

 

まずは安全と大漁を祈願しまして、小名浜漁港の神様にお神酒を捧げます。

が、最近は見返りが薄いですよねぇ。

 

 

土曜日の朝ですが、外側はけっこう空いてました。

カマスが居なくなったからでしょうか?

外側が空いているのに、内側に陣取って投げ込む私は天邪鬼なんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

まだ暗いAM3:30スタート。

寄せエサの効果を期待して、カレイ、アナゴ、チヌ、ヒガンフグ、なんでもござれ・・・

来る者は拒まずの姿勢でアタリを待ちますが、さっぱり、全くダメでした。

 

 

4本の竿を30分毎に仕掛けを回収して、エサを付け直して投げ込みましたが、

寄せエサは溶けて無くなるものの、アオイソメはまったく齧られずに、ビローンと

伸び切ったまま戻ってきました。

 

 

 

昼までの約9時間、30分毎に4本の竿で寄せエサを打ち込んだので、合計72発も

打ち込んでいるのに、集魚効果がまったく見られませんでした。

フグさえ来ないのはなぜでしょうか?

 

午後からは、寄せエサ効果に見切りをつけて、通常使用の仕掛けに戻しましたが、

青イソメがぜんぜん減らないので、6パックも買ってしまったことに少々後悔してます。

自宅に戻ったら余ったイソメでまた塩イソメ作りに励まねばなりません。トホホ。

 

土曜日も陽が堕ちて、もはや敗色濃厚、なんとなく空虚な脱力感が漂ってきました。

もう少し頑張ってみて、満潮から干潮への最後のチャンスに賭けようか?

それとも、明日は雪だぞ、潔く撤退しようか?・・・と思案していたところ、

ん? 誰かこっちへ歩いてきた・・・ドアまで近寄ってきた・・・

私のブログを毎回楽しく見てくださっておられる地元の紳士が釣り場まで

訪ねて来られ、そして温かい缶コーヒーを差し入れてくださりました。

なんと有難いことでしょうか。

しばらくのあいだ釣り談議に花が咲いて、楽しく盛り上がらせて戴きました。

とっても親しみを感じる殿方で、ほんと元気を戴けましたよ。

過去に何度も炎上するたびに凹んでましたが、このブログを書き続けてきて

ほんと良かったなあ、としみじみ感じましたよ。

この場を借りて御礼を申し上げます。

 

PM21:00 撤収しました。

 

帰りは相川七瀬のCDを大ボリュームでかけて眠気を吹き飛ばしながら、

スタッドレスタイヤだということも忘れて、

北関東道をガンガン攻めて飛ばして帰りました。

♪♪ 夢見るオヤジじゃいられないー、はいっ、♪♪ ってかぁ~ 。

 


2025.1.26 ( 第16戦 ) カレイも豚も許されず 其之弐  石川県能登半島西海漁港

2025-01-26 23:28:45 | 海釣り

昨日25日はPM16:30で撤収しました。富来のAコープで夕飯を買い込んで、

秘密のアジトで疲れを癒しました。

じつは購入したアオイソメがまだ3,000円分残っていたので、

翌26日も出撃しました。

出撃先を何処にしようかと悩みましたが、結局はAM5:30 昨日と同じ場所に

陣地を構えました。

うーん、能登島へ渡ってイシガレイを狙っても良かったのですが、

能登の震災以降に誰も釣り上げてないから、情報が無さすぎます。

しかも能登島はケムシの巣窟だし。

さらに島の北側はイルカが増えてから釣れなくなりましたし。

 

AM6:00 スタート。

気温4℃で、激しい雨が10分間隔で降ったり止んだり繰り返してました。

やや強い北風が吹いてました。

あまり釣果を期待せずに、アオイソメを使い切った時点で終了しようと、

房掛けにして放り込みました。

すると、エサチェックのために回収すると・・・縁起でもない・・・

ジャンボなケムシですわ。

 

この場所、今シーズン初めてのケムシでした。

 

もうね、雨雲が頭上に在るときは、とことん気が滅入りました。

 

 

 

 

しかし、雨雲が去ってゆくと、春の陽気な気分になりました。

 

 

 

 

しかし、天候の変化にもかかわらず、昨日の昼からの延長で、

仕掛けを回収しても、エサが喰われずにそのまま戻ってくるので、

エサがぜんぜん減りませんでした。

 

 

AM10:30  つまらないので、少し早いですが、撤収することにしました。

 

昨日25日、本日26日、2日間で、カレイはゼロ、ヒガンフグもゼロ、手ぶらで帰りました。

 

この2日間で、5号フロロカーボンのハリスが赤パイプの上から7本ほど、

コモンフグに噛み切られました。

アタリも出ないままハリスを噛み切るコモンフグにはお手上げですわ。

ほんと手強いヤツです。

それに比べてヒガンフグは、アタリを明確に出してくれて、さらに釣れてくれて

ほんと可愛いヤツですよ。

ヒガンフグの群れは何処に消えてしまったんだろ?

 


2025.1.25 ( 第15戦 ) カレイも豚も許されず 其之壱  石川県能登半島西海漁港

2025-01-26 19:56:00 | 海釣り

今年になってまだカレイを釣り上げておりません。

カレイ道に生きる者として最も辛いことです。

昨年12月は絶好調だったのに、年を跨ぐと全くダメダメになってしまいました。

おそらく正月に産卵を終えてしまったのかもしれません。

過去の成績をふりかえると、やはり1月と2月はほとんど釣り上げてません。

むやみに出撃回数だけは多いのですが、この時期は結果が出ないのです。

だけど、解かっていても、結局はむやみに出撃を重ねてしてしまうのですよ。

カレイ道に生きる者の悲しい宿命ですな。

 

しかし、そんなときに、大きな声では言えないのですが、

昨年から副産物で手に入る・・・豚の活用法・・・を勉強しております。

最近はYouTube動画を見て誰でも勉強できるようになりました。

要は自己責任で豚を味わおうとする行為を昨年からしているのです。

現在のところ、ヒガンフグ(関東ではアカメフグ)しか習得しておりません。

ヒガンフグ限定で持ち帰ろうと思います。

先週19日の出撃では、カレイが釣れない代わりにヒガンフグが大漁でしたが、

持ち帰っても処理が面倒臭いと思ったので、全数リリースしてしまいました。

しかし今週は、もしカレイが釣れなかったらヒガンフグを持ち帰ると決めて

出撃しました。

 

25日AM3:00 西海漁港に到着。気温4℃、風も無く、波も無く、非常に穏やかでした。

ひらひら、ポツポツと、雪や霰が舞い降りてきますが、苦になりません。

車を横付けしているし、来る途中で大量のホカロンも買い占めているし、

絶好の釣り日和でした。

AM4:30 暗いうちからスタート。

4本の竿を広角に投げ分けて、車の中から竿先のLED赤ランプを睨みました。

アオイソメを房掛けにして投げ込みましたが、15分ほど経過してから回収すると、

4本ともエサを盗られて素バリで戻ってきました。アタリは無いのにエサばかり

盗られ続きました。

 

 

AM5:15 

エサチェックのため、いちばん左の竿を持って空アワセを入れると、少し重い。

アタリは出ませんでしたがフグが掛かってきました。

とりあえず捕虜第1号として水汲みバケツに泳がしておきますが、後でリリース。

背中の模様がいつものフグと違いました。

ヒガンフグではありませんでした。

こいつ、たぶんコモンフグかナシフグかな。

背中の模様が違えば、各パーツの毒の有無も違うので、

ヒガンフグ以外の見慣れない模様のフグは持ち帰らないことにします。

 

 

じつはこの場所で昼まで粘り続けましたが、

アタリが竿先に全く出ないのに、エサだけ盗られ続けました。

過去からの経験ですが、この模様のフグの群れが居るときは、竿先にアタリが出ませんね。

 

 

日が上ると、無風の快晴になり、ポカポカ陽気になりましたが、

カレイからの魚信も無く、しかも豚からの魚信も無く・・・なのにエサだけは無くなる、

ちょっとイライラする状態が続きました。

 

 

 

 

昼になって、チェックのために回収すると、急に全くエサが喰われなくなって、

残って戻ってくるようになりました。

 

 

昼になって、

場所を新堤防に移ることにしました。

 

 

 

 

この場所でも、エサが喰われることなく、投げ込んだエサがそのまま戻ってくるパターン

の連続でした。

ここでもカレイからの魚信は無く、さらにフグからの魚信も無く、エサも喰われず、

次第に釣りへの集中力が無くなる展開になりました。

さらに、この場所は投げ終えた後で、必ず"道糸沈め"を使用するので、

ほんと面倒臭いです。

それでも我慢して、カレイからの魚信を期待して、打ち込み続けました。

 

ここでの唯一の獲物がコイツだとは・・・トホホです。

 

 

カレイが釣れなかった場合の目標にしていたヒガンフグ ( アカメフグ ) も居なかったのは、

どういうことなんでしょうか? ほんと不可解です。

PM16:30 撤収しました。

 


2025.1.19 ( 第14戦 ) 懲りずに連戦  石川県能登半島西海漁港

2025-01-19 23:56:19 | 海釣り

18日の土曜日は完敗でした。日没後、いったん秘密のアジトへ戻って休息して、

気合いを入れ直して翌19日に再び出撃しました。

陣地を構えたのは昔からの馴染みの、車を横付けできる新堤防にしました。

前日の土曜日に釣り座から、漁協前や新堤防の周辺を眺めていたのですが、

頻繁に漁船が往来していて、水がよく動いてざわついていたので、

ひょっとしてカレイが漁協前に寄っているのではないか?と考えて、

今日はこの新堤防に陣地を構えることにしました。

 

天気が良いので、ふと、重たい荷物を担いで大堤防の先端まで行こうか?と迷いましたが、

昼になれば深谷の自宅へ戻らなければならないことも考慮して、

できるだけ体力を温存しておきたくて、今回は見送りです。

新堤防で車を横付けして、楽チンな釣りを選択しました。

 

AM4:00 現地に到着。

放射冷却で気温マイナス1℃、海面から湯気が立ち昇ってました。

漁協の市場前は、沖からぞくぞく漁船が戻って来て賑ってました。

 

 

エサの青イソメがかなり残っていたので、丸セイゴ15号の針に、目いっぱい付けて、

ケチらずに5匹ほど房掛けにして放り込みました。

 

 

まだ暗い AM6:00 スタート。

 

この場所は漁船が目の前の近いところを通るので、「 道糸沈め 」を使用しました。

 

暗いうちから、さっそくここの常連の豚くんから歓迎の派手なアタリがあって、捕獲。

捕虜第1号を確保しました。

 

 

 

私の技量では、この陣地から漁協へ向けて、いくら思い切り遠投しても、

全く届かないのですが、

なるべく漁協前へ投げ込んだほうが、水深があってカレイからのアタリは多いので

頑張って力いっぱい投げ込みました。

投げ込んだ後、すぐに道糸沈めを掛けて、アオリイカのエレベーター仕掛けの如く

25号オモリを滑らせてPEラインを沈めました。

 

 

エサを付け直して放り込むと、すぐに竿先にビリビリ、チョンチョン、フグ特有のアタリが

出ました。前日に気温が上がったせいなのか、今日の豚くんは早朝からやる気満々です。

ほとんどの青イソメが盗られて無くなってゆきますが、こちらもイソメの刺し方を工夫したり、

仕掛けにフグ対策の赤パイプを施しているので、置き竿でも掛かってくるフグが多いです。

捕虜の豚たちがどんどん増えます。

 

 

 

 

天気が良すぎて、春の陽気のようです。

 

 

 

暗いうちからスタートして、AM10:30まで休むことなく釣りに集中して頑張りましたが

カレイからのアタリは出ませんでした。

さらに、道糸沈めを使用していたせいなのか? 根掛かりが多く発生して、

仕掛けのロストが多かったです。

 

撤収する前に、捕虜たちを解放してやりました。

コイツら、水汲みバケツの中で、気温が低いから水温が下がって、

仮死状態になっているだけで死んでません。

海に返してやったら元気に泳いで去ってゆきました。

 

 

うーん、カレイは居るはずなんだけど、カレイからの魚信がないから、なんとも、

言えませんな。

 


2025.1.18 ( 第13戦 ) ここもカレイお留守。  石川県能登半島西海漁港

2025-01-18 19:57:00 | 海釣り

久しぶりに北陸地方の天候が穏やかな晴れ間になりました。

昨夜まで大雪だったのに、雪雲が東北の太平洋側へ抜けました。

これは大判カレイを狙うチャンス、とばかりに金曜日の仕事を

終えてから、徹夜で運転して18日AM3:00には西海漁港に到着しました。

気温0℃、無風でしたが、雪がひらひら舞い降りていたので、

車から離れられませんでした。

しまった。天候が良いのなら思い切って大堤防まで行けば、

大判が釣れたかもしれません。

今となっては後悔先に立たずです。

そうなんです。結果から先に申しますと、ボウズでした。

赤目フグは嫌というほど釣れましたが。トホホです。

 

 

いつものように、釣りを始める前に、西海漁港の神様に無事故を祈って、御神酒を

捧げました。が、しかし、BUT、2025年になってから御神酒がぜんぜん効かなくなりました。

ワンカップでは不満なのでしょうか?神様もずいぶん贅沢になりましたな。

 

 

朝は雪がひらひら舞ってましたが、日が昇るにつれて気温がぐんぐんあがって、

満天の青空になりました。北陸地方の冬の快晴は珍しいです。

 

 

 

竿を揺らすのはここの常連、重量級の赤目ふぐ? ヒガンフグ? ばかり。

 

たまーに汚い色のお星さま

 

今度こそカレイを!! と願いながら、竿を立ててリールを巻き取りますが、

途中でくるくる回りながら水面に浮いてきました。

この日は、ことごとく豚ばかり。そしてたまーにお星さま。

 

そのうち、私の陣地の前をナマコ船が行ったり来たりして邪魔しはじめました。

おまえ、漁港の中で漁したらアカンやろが!!

くそーっ、30号のナマリ放り込んだろか!! 怒!!  

こんな良い天気なのに、イライラする私が居ました。

日没になったので、終了しました。

今年になってまだカレイは見てません。


2025.1.11 ( 第12戦 ) カレイ居ません。   福島県いわき市小名浜港

2025-01-12 19:35:14 | 海釣り

三連休でしたが、日本海側は大荒れの天気で、大寒波の大雪で警報が出されてました。

ここは安全策を取って、雪の降らない太平洋側へ出撃しました。

11日(土)のAM2:00小名浜港へ到着。いつものややこしい場所で陣地を構える前に、

夜明けまでかなり時間が有ったので、周囲の釣り座の状況はどうなのか?と、

あちこち見て廻りました。

すると、いつも先客で占められているA級ポイントが空いていたので、

迷わずに入ることにしました。

ここはYoutube番組でよく目にする釣り座で、40㎝級マコガレイが釣れている場所ですが

私は今回が初めての釣り座だったので、じっくり探って底の様子を探ることにしました。

 

 

釣りをスタートするまえに、小名浜港の神様に新年のお神酒を捧げました。

「神様~私に40cmのマコガレイを授けたまーえー。50cmならサイコーです。」

 

 

ここへ来る前に、ひらの釣具店の自販機で青イソメ55gを10パック購入しておりましたが

温存しておいて、まずは持参した塩イソメを付けて放り込みました。

 

 

ここの底は一面ドロ底で、障害物は全く無し。

水深はかなり深くて、オモリが着水後もラインがスルスル出てゆきました。

投げ込んでから15分ほどして仕掛けを回収すると、エサが齧り取られてましたので、

夜明けまでは塩イソメだけで様子を見ることにしました。

 

AM3:30  竿先を軽くポンポンと叩くアタリで、リールを巻くと、魚の手応え。

カレイならラッキーでしたが、途中で浮いてきたので、フグかアナゴだろうと思いながら

寄せてくると、55cmのアナゴ君でした。

 

 

AM4:30  エサをチェックするためにリールを巻くと、重く感じたので、

慎重に寄せてくると、45cmのアナゴ君でした。

 

 

夜が明けてきたので、生のアオイソメを房掛けにしてドボンと放り込んで、

カレイのアタリを待ちました

 

 

 

 

私の左隣でもカレイ釣り師たちの竿が並び、

さらに私の右隣ではヒラメを狙う泳がせ釣り師の竿が並んだので、

私の4本の竿は正面にしか投げ込めなくなり、大変窮屈な状態となりました。

 

 

 

 

 

この日は長潮で午前中はほとんど干満差が無くて潮が動かず。

昼過ぎから夜の干潮ピークまで引き潮になって潮が動くようですが、あまり期待できません。

日中は風も無く、気温も上がって、穏やかな天候でしたが、

全くアタリも無くなって、フグさえも居なくなってしまいました。

 

この場所は、やたら多くの釣り人が様子見にやってきて、出入りが多くて、落ち着きません。

あー、ストレスが溜まるなあ。

 

 

PM19:00  日没まで頑張りましたがぜんぜん釣れず。

朝の暗いうちに釣れたアナゴ2匹だけを持ち帰ることになりました。

 

 

翌日の日曜日の昼ごはんにアナゴ丼を作りました。

 

 

昨年の12月26日、そして今回1月11日、両日ともカレイは釣れず、

つまらん出撃となりました。


2025.1.5 ( 第11戦 ) 雰囲気はいいんだけど   石川県能登半島西海漁港

2025-01-05 20:36:26 | 海釣り

シーズン第11戦目(2025年の第2戦目)です。

秘密のアジトをAM3:30に出発して、西海漁港にはAM4:30に到着。

この時間に到着して気付いたのですが、漁港の夜間照明によって明るく

照らされていて、ヘッドライトが無くてもとても準備し易いです。

昨日に使用していた仕掛けをそのまま使用したので、準備時間も短く済ませて

AM5:00には4本の竿を投げ込むことができました。

 

外気温1℃で雪が降ったり止んだりしますが、無風でしたので過ごし易く、

4本の竿を順番に、こまめに誘いをかけたり、エサを付け替えて投げ直したりして

カレイにアピールしていましたが、暗いうちはアタリは皆無でした。

 

 

 

 

 

明るくなってくると、ここの常連フグたちが活動を始めるようで、

さっそく捕虜第1号を確保しました

 

すぐに第2号も確保

豚軍団もこの2匹だけで、年末と違ってかなり活性が下がっているようでした。

 

 

みぞれ混じりの雨が10分間隔で襲ってきます。

 

午前中いっぱいやってみましたが、カレイのアタリは出ませんでした。

 

 

昨年末の12月28日の実績から、この場所への期待は絶大なんですが、

まだまだやってみないと解りません。


2025.1.4 ( 第10戦 ) 釣り初め   石川県能登半島西海漁港

2025-01-04 20:52:27 | 海釣り

謹賀新年 2025年 今年も宜しくお願いします。

西宮の実家をAM9:00に出発して、名神高速、北陸道を乗り継いで、

金沢西ICにPM13:00到着。

給油と、フィッシャーズさんで青イソメ8パック(4,400円)購入して、

のと里山海道を飛ばして、西海漁港にはPM14:40に到着しました。

昨年末に釣りあげたデカいマコ2枚が忘れられなくて、あの、

同じ場所でセッティングしました。

年初から良い結果になってほしいですね。

 

外気温3℃、西宮の実家から381km、近畿地方の気温と全然違ってとても寒いです。

 

 

日没までの短い時間ですが、夕マズメのチャンスに賭けたいと思います。

そのまえに、今年初めての釣りなので、西海漁港の神様に御神酒を捧げました。

 

ああー、神様、昨年末のようなデカいカレイを期待しております。

そして、無事故、無災害でお願いします。

今年も宜しくお願いしますよ、神様!!

 

新年なので新しい仕掛けをおろしました。弾丸がシャープな形状になっているでしょ。

だからといって飛距離が伸びるわけでもないのですが、気分の問題です。

 

 

 

PM15:00 スタート。

とにかく寒いです。

車の中から竿先の動きを見つめます。

 

 

 

水の色は透明ではないですが、普通の冬の海の色です。

 

前回は活発に食ってきたエサ取りの豚たちも今日は留守のようです。

開始1時間ほど経過して、いちばん左の竿がビビッと動きましたが、

それっきりだったので、空アワセを入れてリールを巻くと、・・・

ん? なんか付いてる・・・で、寄せてくると・・・途中で浮いてきたので・・・

 

 

やはりおまえか。

いつもの常連様よりも、模様がちょっと違うような気がしますけど・・・

捕虜第1号確保です。

 

その後もアタリは無く、エサも齧られずに戻ってきて、日没になったので、

PM17:30 終了、撤収しました。


2024.12.29 5年ぶりの納竿の儀  福井県三方五湖 久々子湖

2025-01-04 19:15:48 | 海釣り

私にとって福井県三方五湖の久々子湖は、巨大ハゼを釣るための重要な拠点でした。

滋賀県彦根市に住んでいたころは、12月から2月まで暇さえあればブッコミ夜釣りで

産卵期のハゼを狙ってました。

数を競うというより、大きさを競うために釣ってました。

ここでの私の最高記録は24.5cmにとどまっていて、そのころの先輩たちは

25cm越えの大物をゲットしておられ、とても羨ましく思ったものでした。

その後2008年に関東地方へ転勤しましたが、年末年始の帰省の際には、

わざわざ北陸ルートを選択して、久々子湖へ寄り道して竿を出して、

1年の締め括りとしたものでした。

しかし年々、久々子湖は透明度を増して、痩せ衰えて、エサが少なくなって

魚が減り、ここのハゼのサイズがどんどん小さくなり、数も減りました。

私は2019年の暮れまで毎年ここで納竿の儀を行ってましたが、そのころには

20cmに達するハゼはほとんど居なくなり、夜釣りでハゼを狙う魅力が無くなり、

2020.2021.2022.2023年は竿を出してません。

5年ぶりに、あの場所はどうなっているんだろうか?と懐かしく思い、久々に

訪れてみることにしました。

金沢西ICから北陸道に乗り込み南下して、敦賀ICで降りて、敦賀市内の釣りエサ屋の

魚流さんで青イソメ1,000円分を購入。そして国道27号線を西進して久々子湖に到着。

 

毎年ポイントにしていた小学校裏へ入ろうとしたところ、侵入を遮る柵が

設けてあり、仕方なく湖の奥へ進みましたが、どこもロープが張られ、

ブイが浮かべてあり、投げ釣りをできなくしてありました。

 

 

 

 

 

 

 

ようやく投げ込めそうな場所を見つけましたが、そこも進入禁止のチェーンが張って

ありました。

 

 

 

 

非常にやりにくい場所でしたが、竿を2本出して、ハゼ釣り開始です。

カレイ釣りの仕掛けをそのまま使用しました。

 

 

 

 

ハゼが活動しだすのは、日没して完全に暗くなるPM19:00~で、それまでの間に

三方五湖の神様に御神酒を捧げました。

 

 

 

 

 

さてと、アタリが出てもよい時間帯に突入しましたが、まったくアタリが出ません。

ハゼは居なくなったのか?

ハゼの天敵のシーバスの気配も感じられません。

PM22:00まで30分間隔で仕掛けを回収して、エサをチェックしましたが、

アタリは皆無でした。

 

投げ込んだ青イソメがビローンと伸びきったまま戻ってきました。

 

昔、40年前はここにワカサギ釣りの筏が在りました。

ワカサギが居なくなって、ハゼが釣りの主役になりました。

しかし、そのハゼも居なくなりました。

そして、ハゼを食べるシーバスやチヌも居なくなりました。


2024.12.28 ( 第9戦 ) 寒波に負けず座布団ゲット  石川県能登半島西海漁港

2024-12-29 02:26:34 | 海釣り

おとといの出撃で、小名浜港は時期的にまだ早かったかと思いました。

せっかくの連休なんだから、年内にもう1回出撃できるかな?

過去からの実績場所を考えると、やはり能登半島の西海漁港へ出撃してみたい

ですが、この冬最強の寒波のため日本海側はかなりの積雪が見込まれ、

悪天候や道路事情が心配です。

それと、昨日はワックス洗車したので、このまま綺麗なまま正月を迎えたい

という気持ちもあります。日本海側へ出撃するとなると、燃費は下がるし、

車は汚れるし、寒いし、エサの調達が難しいし・・・かなりしんどいです。

それでも、若い頃は滋賀県に20年間暮らしていたこともあり、

凍結した道路も気にせず、タイヤを滑らせながら走り回っていたので、

運転には自信があります。

うーん、どうしようかな? 日本海へ出撃するかどうか戸惑いましたが、

結局のところ、出撃することにしました。

しかし、道路公団の悪意で27(土)、28(日)は休日割引が無いので、深夜割引を

駆使して走るしかないのです。

深谷の自宅を27日PM15:00に出発して、

できるかぎり燃費重視の低速80km/h走行に徹して、北陸道の有磯海SAには

PM20:00頃に到着する予定を立てました。

実際には、上信越道での積雪の影響で、

かなり苦労して走りましたが、北陸道で取り返して、なんとか予定どおり到着。

有磯海SAで軽食、仮眠を取って、深夜零時AM0:00の時報とともに、

再び動き出して、5km先の滑川ICで降りました。

国道8号線でも除雪車の後ろをノロノロ走ることになり、かなりストレスの溜まる

運転でした。

 

現地の西海漁港に28日AM3:45到着。

いつもの新堤防に立ってみると、強い西風がまともに当たっていて、

海面から吹き上げられた潮しぶきが車に吹き付けられ、フロントガラスが塩で

あっというまに真っ白くなってしまったため、このポイントを断念。

代わりに風を背に受けるような場所を探して陣地を築きました。

 

いつものマイルーチン、安全祈願と大漁を祈念します。

まずは能登半島の神様に御神酒を捧げました。

 

 

 

AM5:30  暗いうちからスタートしました。。

 

 

 

雨雲が10分おきに繰り返し通り過ぎてゆきますが、西風も背後の山が遮ってくれて、

悪天候の中でも比較的過ごしやすく、普通の冬の釣り風景でした。

まあ、クルマがあれば、すぐに逃げ込むことができるので、車がダメージを受けなければ、

ずっと戦えます。

 

 

しかし、次第に雪雲が被さってきて、カミナリを伴って猛吹雪が波状攻撃してきました。

クルマから出られません。

 

そんな中で、いちばん左の竿にアタリがありました。

冷たい雨に濡れながら竿を手に持ち、リールをグリグリ巻き取ると・・・

ここの常連の豚くんを早速ゲット。

小名浜のスレた豚と違って、能登半島の豚は正直ですわ。

すぐにリリースすると、またこいつがエサを齧るので、しばらく捕虜として、

釣りが終わるまで、水汲みバケツに収容しておきます。

 

AM6:55

雨が止んだので、エサチェック。4本の竿を左の竿から順番に巻き取って、仕掛けを回収、

そして青イソメを付け直して、力いっぱい遠投してゆきました。

いちばん右の竿を持ってリールを巻き始めると、えっ?異常なほど糸フケが出てました。

こ、これはひょっとして・・・

糸フケを取って、ラインを張って、竿で軽く合わせてみると、かなり重たい感触が伝わり、

一瞬、根掛かりしたような・・・しかしすぐズルーッと引きずるような・・・

リールを巻き始めると次第にゴン、ゴン、抵抗が大きくなり、ラインがキンキンと金属音

を発して糸鳴りしました。

とにかく巻けるだけ巻いて寄せてくるしかない。ばれるなよー。

あと10mほどで水面下に茶色いデカい姿が見えました。

うわっ、タモ使おうか?どうか迷いましたが、ヨリトリゴムの弾力を信じて、

岸壁に抜き上げました。

 

 

 

 

マコガレイ 47センチ メス 抱卵してました。

 

重くてぶっといカレイだったので、

抜き上げたときはゴーマル出たか?と思いましたが、残念、いや、十分です。

 

気温3℃なので、ゴミ袋に包んで、地面に放置しておきました。

 

 

 

ネコに持っていかれないように、クーラーボックスと水汲みバケツで押さえておきます。

 

 

そのあとすぐに雪雲がやってきて・・・

 

 

 

この1匹だけで十分なのですが、まだ始めたばかりで、エサもたっぷり残っているし、

2匹目を狙って、続けました。

 

しかし、その後は何処へ投げても、ここは豚の養魚場かと思うほどの豚だらけ。

捕虜がどんどん増えてゆきました。

 

 

 

収容所が満杯になったので、解放しましたが、まるでシベリア抑留生活ですな。

寒さに生き残れたものだけが生還しました。

私にはウクライナに送られた北朝鮮の兵士の姿がダブりました。

死んでるように見えて、寒さで仮死状態になっている豚たちです。

 

PM15:40

いちばん左の竿がビリビリ震えているのが車から見えました。

どうせまたフグだろうと眺めていると、コツン、コツン、だんだん大きくなって、

さらに竿が引っ張り込まれて、竿尻が浮きました。

慌てて車から飛び出て駆け寄り、竿を持って空アワセを入れると・・・

ラインがキーンと張って、竿が満月のように曲がりました。

力強くゴンゴン抵抗しているのが伝わってきました。

リールをグリグリ巻いているとき、最初はアイナメ?かクロダイ?かと思いましたが

足元まで寄せてくると、茶色い菱形が見えたのでカレイだと確認。

岸壁に抜き上げようとしたときに、コイツも大きいな、と思いました。

 

 

 

マコガレイ  42センチ メス  抱卵していました。

 

デカいゴミ袋がふたつ並びました。

 

PM16:00

エサチェックのために左から2本目の竿を持って空アワセを入れると、ズシッと重さを

感じました。

これは3枚目が来たか?、と思い、リールをゴリ巻きしました。

あと10mほどまで寄せてきたとき、水面下でなんとなく茶色いものが見えたので、

ますますカレイだと思い込んで、足元まで寄せてきて、一気に抜き上げると、

なんと、タコでした。

 

 

このあと日が暮れてきたので、終了することにしました。

 

台所の流しシンクが2匹のカレイで占領されました。久々の光景です。

 

タコも正月休みに酒の肴にしたいと思います。

 

今回の出撃はかなりしんどい釣行でしたが、これだけ釣れたら満足ですよ。

 


2024.12.26 ( 第8戦 ) なんとしても1匹上げたい  福島県いわき市小名浜港

2024-12-27 10:56:19 | 海釣り

太平洋側のカレイを狙うために、今年のうちにマイポイントの海底の状況を

確認しておきたい・・・。

昨シーズンに見つけた小名浜港のマイポイント。半年経過すれば、その間に

船の出入りで底の状況が変わっているかもしれません。

やはり定期的に新しい情報を入手しながら、自分で現況を確認しておかなくては

次の出撃の時に確率の高い戦略を練れないと思うのです。

カレイ釣りは決してアタリハズレ的なギャンブルであってはならないのです。

それと、先月に亡くなられたカレイ職人ささしゅんさんを偲んで、彼を思い出し、

師の志しを引き継ぐべく、あらためてカレイ釣りへの情念に染まりたくて、

この場所で、今年中に是非とも1匹釣り上げたくて、出撃した次第です。

 

勤務先の仕事納めが25日でしたので、仕事を終えてから、自宅に戻って、風呂、

晩メシを済ませてから、PM20:00に出発しました。

深谷の自宅から小名浜港まで220km。3時間ちょっとで到着します。

北関東道の桐生足利ICから乗り込んで、友部JCで常磐道を北上して、いわき勿来IC

で降りるのですが、平日なので、なるべくETC深夜割引を利用したく、

26日の午前零時を過ぎてからICを降りるように速度を調整しながら、高速道路を

ノロノロ走り、さらにパーキングで寄り道しながら、ゆるーく走行しました。

 

小名浜港の旧市場前堤防へ到着したのは26日AM1:00。

なんと、小名浜港のイオンや港湾関係周辺の全てが真っ暗でした。

停泊している船舶も夜間照明が全く無くて、静まり返って異様な光景でした。

クリスマスの夜なのに、どうして?・・・平日だから?・・・。

 

釣りの前にいつもの神事を行います。

「小名浜の神様ぁぁぁぁー!!  どうか私にゴーマル特大カレイを恵み賜ぇぇぇー!!」と、

「無事故で無事に家へ帰れますように」

なるべく神様を味方に付けておかねば・・・

 

 

 

この場所の近くにある釣具店の自販機でアオイソメ50グラム500円を8パック購入。

ちょっと細いけど、そのぶん匹数が多いから房掛け向きかな?

 

前回の釣行で余ったエサで作った塩いそめ ↓↓

 

AM2:00 釣りスタート。

いつものように4本の竿で広角に投げ分けて始めました。

 

 

暗いうちは何処へ投げても、投入してからすぐに、竿先に付けたLEDランプがビリビリ、

チョンチョン、小刻みに揺れて、アタリが頻発しましたが、全て針に掛からず。

小名浜のフグはかなりスレていて、ほんと賢くて憎たらしいです。

 

朝になりました。風も無く、気温5℃、とても穏やかでした。

相変わらずフグの猛攻が続き、塩イソメの房掛けすらすぐに無くなってしまいました。

 

 

AM7:00~8:00 ほんの1時間ほどですが、

フグとは違って竿先を引っ張り込むアタリが混じりました。

竿を持って、軽くあわせると、良型のキスが釣れました。

 

さらにエサを付け直して投げ込みなおすと、竿先を叩く派手なアタリで、

2匹目の良型のキスが釣れました。

どうやら左の船の下にキスの群れが居るようです。

 

 

 

越冬キスなのか? それとも水温が高くて、まだキスの季節なのか?

キスが2匹続けて釣れたので、一瞬、ハリの大きさを丸セイゴ15号から変更しようか?と

思いましたが、誘惑に負けてはいけません。あくまでも狙いはカレイです。

 

 

すぐにキスも居なくなり、

次は姿を見せないフグとヒトデとの闘いになりました。

 

 

 

頻繁にエサを付け替えていると、平和なハトが寄って来て、おねだりしてきました。

もう、うっとおしい、蹴るふりをしても逃げません。

おまえらここが日本やから馴れ馴れしく居れるんやぞ!! 平和に感謝せい!!

ついでにオレにも感謝せい!!

これが中国やったらおまえらすぐに焼き鳥やぞ !!

 

 

 

 

PM15:00 

根気強く、青イソメを付け直して投げ直してましたが、どうやらカレイが居そうにないので、

場所をプチ移動して、外側へ投げ込むことにしました。

4本投げてみて感じたのですが、以前よりかなり浅くなりましたか?

以前より根掛かりしなくなったように感じます。 底が砂に埋もれてしまいましたか?

 

 

 

 

PM20:00

とつぜん突風が正面から吹き出して、竿を振れなくなってきたので、釣りを止めました。

小名浜港のマイポイントにはカレイは居なかったです。


2024.12.15 ( 第7戦 ) お神酒が効いたか念願のマコちゃんゲット 石川県西海漁港

2024-12-15 18:25:38 | 海釣り

昨日の惨敗の後、いったん秘密のアジトに戻り、風呂、食事、睡眠・・・

冷え切った体に目いっぱいエナジーチャージを施しました。

先週にイシガレイを釣ったので、きっとマコガレイも居るはず・・・

ほんと、なんの根拠も無く、強い思い込みです。

そして執念深く、再び西海漁港へ出撃しました。

昨日と同じ現場にはAM4:00に到着。

満月の大潮なんですが、日本海側では潮の満ち引きは僅かで、日本海側の釣りは

潮の干満による時合いよりも、日照時間や天候に左右されることのほうが大きいです。

天候は昨日より更に酷くなっており、パチンコ玉ほどの氷(雹)がパチパチ音を立てて

弾丸のように降り注いできました。車の天井が凹みそうで、怖かったです。

雹や雪が10分間隔で降ったり止んだりの繰り返しで、止んでいるときを見計らって、

車から出て、せっせと釣り座の支度をしました。

 

じつは青イソメが大量に残っていて、塩イソメにしてしまうのも勿体なくて、

本日の午前中だけやってみて、その短い時間内で、全て使い切るつもりでした。

15号丸セイゴ針にイソメを5~6匹房掛けにして、4本の竿で広角に放り込みました。

 

この広い漁港を貸し切り状態です。釣り人は誰も居ません。

漁協も休みのようです。漁船も一隻も動きだしません。

 

 

 

AM6:00釣り開始。

AM6:00で気温1℃ 超寒いです。

エサのアオイソメが氷ってしまいそうです。

 

 

暖房を効かせた車から、4本の竿先に付けたLEDライトを注視してましたが、

強風で揺らされるだけで、魚からのアタリは見られませんでした。

雨が小降りになると車から出て、エサをチェックをして、打ち直してましたが、

昨日よりも確実に活性が下がっていて、仕掛けを回収しても針に刺したアオイソメが

ダラーンと伸び切って戻ってくるだけでした。

今日は豚さんもお休みか。

エサが齧られなければ、針に新しいエサを付け足せません。

それでもよく動くイソメを選んで無理やり針に付け足して、投げ込み直しました。

 

AM7:00

カーラジオから7:00の時報を聞いて、ちょうど雨が止んでいたので、

4本の竿のエサを交換しようとして、竿先を見たら・・・ん?・・・

右から2本目の赤い竿だけラインが大きくフケてました。

竿を持ってリールを5回転ほど回して糸フケを取り、ラインを張ると・・・

グゥゥと重たい感触が伝わってきました。

こ、これはもう、カレイでしょ。絶対にカレイでしょ。

軽く空アワセを入れてからリールをグリグリ巻くと、かなり重たい感触が伝わり、

コン、コン、と抵抗してきました。

魚であることは間違いなさそうでしたが、フグやアナゴかもしれません。

「お願いだから巻いている途中で浮いてこないで!! 」

掛けた魚は、海底を這うようにして足元まで寄ってきました。

足元で浮かすと、薄茶色のまだら模様のカレイが浮上してきました。

よっこいしょ、と抜き上げると・・・でっぷり肥えたマコガレイでした。

 

 

 

 

 

マコガレイ 37 cm ( メス )    抱卵してました。

 

 

もうね、神様に感謝ですよ。ほんと、有難うございます。

2024年シーズンでマコガレイがやっと釣れました。

今日、もし、惨敗で終わってしまったら、日本海側でマコガレイを狙える場所は全滅で、

震災の影響、ほとぼりがさめるまで、今シーズンは能登半島から撤退するつもりでした。

 

 

本日、開始1時間で、最初からマコちゃんゲット。今がチャンスタイムかもしれません。

2匹目のマコガレイを狙って、アオイソメの房掛けを集中砲火、ガンガン打ち込みました。

 

すると、次第に竿先に大きなアタリが出だして、動きが車の中からでも、

はっきり見えるようになりました。

 

打ち込み直してすぐに竿先を叩くような大アタリで・・・

おっ?2匹目が来たかな?

竿を持って、期待してリールをグリグリ巻き取りますが・・・

 

残念ながら2匹目は常連客のブタ様 ↓ ↓

 

 

さらに、

3匹目もブタ様 ↓ ↓

 

どうやらブタ軍団を目覚めさせてしまったようです。

 

さらに

4匹目?かと思って、リールをグリグリ巻いて寄せてきたら・・・

昨日、力糸から切れて飛んで行った私の仕掛けでした。

回収できましたな。

 

 

AM8:00 ごろから天候が猛烈に悪化して、台風のように横風が吹き荒れました。

車がゆっさゆっさ揺らされます。

三脚が倒されるわ、竿が飛ばされるわで・・・これ以上の続行はムリ。

1時間経過しても小降りにならなかったため、釣りを断念しました。

 

 

深谷へ戻るのにも苦労しそうだし、マコちゃん1匹だけで大満足です。

2024年元旦の大地震以来、先週のイシガレイ、今週のマコガレイが釣れてくれて、

本当にありがとう。

私にはこの場所が、残された唯一の場所、頼みの場所なんです。

自宅からの距離がたとえ500kmだとしても、「あそこへ行けばマコちゃんが必ず釣れる」

確信の場所なんです。


2024.12.14 ( 第6戦 ) 討ち入りが返り討ちに  石川県西海漁港

2024-12-14 20:04:29 | 海釣り

日本海側は先週からずっと寒波でぐずついてます。

先週に続いて今週も西海漁港へ出撃しました。

 

天候は決して良くないですが、凪で穏やかでした。

暗いうちから準備をして・・・

「カレイはきっと目の前のどこかに居る・・・各々方、心してかかれーぃ!!」

 

そして神様に御神酒をします。

神様、ぜひとも追い風をおねがいします。

今週も愚かな私にデカいヤツを1匹恵んでください。

 

 

先週、漁船に仕掛けを4本まとめて切られたので、今回は道糸沈めを使用しました。

面倒くさいですが、ひと投げごとに、オモリを道糸に掛けて沈めました。

これでうっかり眠ってしまっても大丈夫です。

せっかく道糸を沈めているのに、この日は1隻も前を通らない・・・なんで?。

 

 

氷雨が5分おきに降ってくるので、クルマの中から竿先を注視しておりましたが、

 

 

最初の獲物は「貝」でした。

 

「まず隗より始めよ!!」ってかぁ?

 

そして、いつもの常連さんの登場です。

 

 

 

 

午後から天候が少し良くなって、釣り易くなりましたが、カレイからの魚信は皆無でした。

 

暗くなったPM17:00まで粘りましたが、御神酒の効果も無く、惨敗に終わりました。

マコガレイが居るのか?居ないのか? 判りません。


2024.12.8 ( 第5戦 ) ここはアカン!! 見掛け倒しもええとこ  富山県魚津補助港

2024-12-08 16:38:17 | 海釣り

前日のエサが余ったので、8日の朝から初めての場所で竿を出しました。

場所は魚津補助港です。

 

前日からの寒波で、外海が荒れていたので、港内へマコガレイが入り込んでいるのでは? 

と思い、最初に魚津漁港へ行ってみました。

しかし、多くの釣り人が未明から場所を占領していて、入れそうな場所が無かったので、

隣の補助港で竿を出してみました。

私が到着したとき、角地に1台、車中泊しておられましたが、運良く?どこかへ去られた

ので、入れ替わりで私が入りました。

雨具に着替えて、陣地をつくって、4本の竿を広角に投げ入れました。

下の写真の右側2本の竿を船道へ。左側2本を適当に広い漁港内へ。

 

 

水汲みバケツで水を汲むと、かなり暖かいです。2週前にイシダイを釣った時にも

水温が意外と暖かくて驚きましたが、富山湾はまだ水温が高いのか?

なんか最初から嫌な予感がしました。

 

4本の竿とも前日の仕掛けのまま、青イソメ3匹掛けで放り込んで、様子をみました。

 

とにかく寒さと強風、豪雨で、エサの付け替えもうまくゆきません。

車から竿先を注視してアタリを待ってますが、なかなかアタリが出ません。

雨が弱くなるごとにエサチェックするためにリールを巻き取りますが・・・

 

 

うわっ、ケムシやん。嫌われ者のウミケムシ。

ケムシが釣れることと比べると、まだフグに盗られて素バリになるほうがマシです。

 

次もケムシやん。

 

その次もケムシやん。

 

どこへ投げてもケムシばかり。

 

お星様もひとつ。

 

いちばん左の竿だけ足元に落として、少しだけ浮かせて置きました。

足元で水深5メートルほどありました。

「灯台元暗し」の格言どおりに、足元で何か来てくれれば良いのですが・・・。

エサチェックのために引き上げてみると・・・

なんと1本の針なのに、アオイソメを3匹掛けていたので、そこへ3匹のハオコゼが

ぶら下がって上がってきました。

 

 

ハオコゼも水槽で飼うと、なかなか可愛いヤツなのですが、投げ釣りでは嫌われ者。

 

ダメだこりゃ。

 

AM7:00から9:00までの2時間だけやって、霙が雪に変わってきたので、帰りの天候を

心配して釣りを中止しました。

この場所は嫌いなヤツばかり釣れてくる嫌な場所でした。

たぶん、もう二度と来ないでしょう。


2024.12.07 第4戦目にしてやっと1枚  石川県西海漁港

2024-12-07 20:31:32 | 海釣り

11月16日の出撃からカレイ狙いでやってますが、今年は水温が高いせいなのか

カレイの乗っ込みは遅れてました。でも12月に入って、急に気温が下がり始め、

富山湾の氷見周辺で大型マコガレイが釣れ始めました。

もうそろそろ私の竿にも掛かってくれても良さそうなものですが・・・。

今週の土日は超寒波が北陸地方に被さって、7日の気温は5℃でした。

雪こそ降ってませんが、とても冷たい氷雨が絶えず降り続いてました。

 

先週に冬タイヤに履き替えておいて良かったです。

来る途中、上信越道の通過点である妙高高原は積雪で、

上越までの下り路面も白くなってました。

 

 

寒波に対応すべくクルマ横付けできるカレイ釣り場を探しました。

アジサビキ釣りなら、たいていの漁港の岸壁で可能なのですが、カレイ狙いとなると

ずいぶん違います。多数の竿を遠くに投げ込むため、漁船の通航に邪魔しない場所を

選ばねばなりません。べつに岸壁でなくても砂浜からでも可能なのですか、

雨の日は釣り具やクルマや服装など、あらゆるところに砂が付着して、とても厄介に

なります。雨の日は釣りしないほうが賢いのですが、サラリーマンには土日しか

ないのです。土日が雨でもやるしかないのです。

というわけで、雨対策をしっかり施してやってきました。

 

クルマ横付けとなると西海漁港の新波止しかないのですが、漁船が前を通るため、

4本の竿を絶えず注意しておかなければなりません。

漁船のエンジン音が聞こえると、急いで巻き上げないと、船底でラインを切られます。

この日も雨の日だから漁に出ないだろうと油断していて、4本ともラインを切られました。

 

 

 

 

 

 

本日も神様にすがるしかないでしょ。

神様にたっぷり献上しました。

私もたっぷりです。

 

 

仕掛けは2024年バージョンです。

これは、新しく赤色のケミホタルを装着したのですが、

低温では化学反応が遅くて、暗いです。

 

 

AM7:00 スタート。

投げ込んですぐに竿先を軽く叩いたり、ブルブル震わしたりして、ショウサイフグが

掛かってきました。

 

スタートからずっとフグフグフグフグ・・・フグの無間地獄でした。

午前中はけっこう真面目にアタリに対応して、リールを巻いていたのですが、

釣れてくるのが全部フグばかりだと、集中力が途切れて、気持ちもダレます。

午後から眠気も手伝って動作が緩慢になって、目の前でアタリが出ても

放置して、クルマの中でスマホをいじってました。

 

PM14:45   

いちばん左の竿がずっとブルブル震えてました。

エサの付け替えのために竿を手に取り、

どうせフグだろうと荒っぽく空アワセを入れると・・・

ズドンと重たい感触、そしてグイグイ引き込む力強さ・・・

それまでのフグたちと全然違う力量、

来た来た来た来たあああああーーー!!

こ、これは絶対カレイでしょ!! と信じて、重たいリールをグリグリ巻きました。

最後まで足元まで浮いてこないところからの、ボワッと茶色いひし形が見えてきた時の

感動は涙物でした。

足元まで来て、水面で少し暴れましたが、ヨリトリゴムを信じて、

岸壁に抜き上げることに。

神様、どうか、ポトン、サヨナラだけはやめておくんなまし。

せーの、で、竿の弾力を利用して、岸壁まで引っ張り上げました。

 

岸壁にあげてみてビックリ。

なんとイシガレイでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

あとで、腹を開けたらきれいなオレンジ色の卵が入ってました。

抱卵してました。

イシガレイ 42センチ (メス)

 

 

夕刻までにもう1枚釣ってやろうと、イシガレイが釣れた周辺へマシンガンキャスト

してみましたが、

 

 

派手なアタリで良型キス、

 

そして、ラスト1投で竿先を叩く大きなアタリ。

しかしリールを巻き取る段階で判りました。

最後の最後までフグでした。

 

 

デカいマコガレイが欲しいのですが・・・。

いや、イシガレイで十分です。

終始冷たい雨の中での釣果です。

これで十分です。