10月から数えて今シーズン4回目の蛸島漁港へ出撃です。
今回は兵庫県西宮市にある私の実家から出撃しました。
西宮市の実家からですと、名神高速から北陸道へ乗り継ぎ、能登里山海道を
北上して蛸島漁港へ行くルートで、距離にして460km、時間にして6時間を
要しました。
この冬、初めての寒波が襲来して、一気に寒くなりました。
能登里山海道を走るときに千里浜海岸を見ますと、強烈に荒れてました。
13日AM9:30 兵庫県西宮市の実家を出発して、途中、北陸道の敦賀で降りて、
釣エサ屋の魚流さんで、アオイソメ4,000円とユムシ弾5発を購入し、再び北陸道を
飛ばしましたが、現地の蛸島漁港に到着したのはPM15:30。
なんとか夕方のカレイチャンスタイムに間に合わせることができました。
蛸島漁港へ到着すると、遠洋巻き網漁船が1隻だけ停泊しておりました。
他に2隻目、3隻目がやってくるのか?と心配しながら、陣地を構える場所に
悩みました。
もし来たならすぐに撤収できるように考えて、竿4本を投げ入れました。
気温3℃、西からの横風が強く吹いて、クルマから出て外で作業していると、
寒気でコメカミが痛くなりました。
今回は、自作のユムシ代用えさ(ピンク色) が使用できるのか?どうか?
試作品の評価もしてみました。
昨年の経験から、どうやら停泊している巻き網漁船の下にカレイが集まるのでは
ないか?と考えています。
陣地こそ巻き網漁船から距離を取っていますが、投げ込んだエサはなるべく
船に近くなるように投げこみました。
夕刻の薄暮の時間帯に期待しました。
が、しかし、・・・
仕掛けを回収すると、大きなウミケムシが喰らいついていました。
さらに、今回この漁港で初めて掛かってきたヒトデです。
ヒトデが少ない場所だと思っていたのに、ちょっとガッカリです。
ケムシとヒトデ、両方とも厄介な存在です。
なんだかんだとエサ取りに悩まされているうちに、すぐに日没になりました。
投げ込んで放っておくと、アオイソメには必ずケムシが食いついてきました。
この漁港は夜はアナゴも居ないし、何も期待できません。
大して期待せずにPM22:00まで夜釣りをしていましたが、魚類は何も掛かりません
でした。
寒さが増してきたので、エンジンかけて暖を取り、独り宴会して、
車中泊しました。
12月14日(火) 赤穂浪士の討ち入りの日です。
AM6:30 夜明けです。
各々方、かかれー。
AM7:00
たっぷりアオイソメを付けて、4本の竿を投げ込みました。
AM7:15
エサを付け替えようと、4本の竿を見たら、巻き網漁船に近いほうの2本の竿の
ラインがえらく弛んでました。ものすごい糸フケが発生。
ひょっとして、こ、これは・・・?
いちばん左の黒色の竿を手に持って,期待を込めて糸フケを巻き取り、
そして空アワセを入れました。
オモリの後ろに重量感と、ググッと抵抗感を感じて、リールをゴリ巻き。
寄せてきて、抜き上げました。
マコガレイ 30cm (メス) でした。
やりましたわ。朝イチの時間帯に掛かりました。
サイズはやや不満ですが、いやいや、掛かってくれただけでも感謝感激です。
このお船の下に居るのですよ。
さて、もう1本の竿・・・
左から2本目の赤い竿を手に取って、これも糸フケを巻き取り、
空アワセを入れると、1匹目と同じような手応えを感じました。
リールをゴリゴリゴリ巻きして寄せてくると・・・
マコガレイ 31cm (メス) でした。
サイズはやや不満ですが、いやいや、複数匹ゲットで感謝感激です。
アオイソメがまだ2,000円分以上残っていたので、ケチらずに房掛けにして
4本の竿すべてを巻き網漁船の近くにドボンと投げ入れました。
が、しかし、・・・
昼間は来ないと思っていたケムシの猛攻が続きました。
PM13:00 エサ切れのため終了。
結局のところ朝イチに掛かったマコガレイ2匹のみでした。
12月15日(水) AM1:30 東京板橋区の自宅へ無事に帰還しました。
持ち帰ったカレイを測定すると2匹とも1cm縮んでました。
腹を開くと抱卵していましたが、まだ腹パン状態ではなく、乗っ込み初期かな?と
思います。