漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2021.12.14 討ち入りの日になんとか結果を・・・  石川県珠洲市蛸島漁港

2021-12-15 14:54:12 | 海釣り

10月から数えて今シーズン4回目の蛸島漁港へ出撃です。

今回は兵庫県西宮市にある私の実家から出撃しました。

西宮市の実家からですと、名神高速から北陸道へ乗り継ぎ、能登里山海道を

北上して蛸島漁港へ行くルートで、距離にして460km、時間にして6時間を

要しました。

この冬、初めての寒波が襲来して、一気に寒くなりました。

能登里山海道を走るときに千里浜海岸を見ますと、強烈に荒れてました。

 

 

 

13日AM9:30 兵庫県西宮市の実家を出発して、途中、北陸道の敦賀で降りて、

釣エサ屋の魚流さんで、アオイソメ4,000円とユムシ弾5発を購入し、再び北陸道を

飛ばしましたが、現地の蛸島漁港に到着したのはPM15:30。

なんとか夕方のカレイチャンスタイムに間に合わせることができました。

 

蛸島漁港へ到着すると、遠洋巻き網漁船が1隻だけ停泊しておりました。

 

他に2隻目、3隻目がやってくるのか?と心配しながら、陣地を構える場所に

悩みました。

もし来たならすぐに撤収できるように考えて、竿4本を投げ入れました。

 

 

 

 

気温3℃、西からの横風が強く吹いて、クルマから出て外で作業していると、

寒気でコメカミが痛くなりました。

 

 

今回は、自作のユムシ代用えさ(ピンク色) が使用できるのか?どうか?

試作品の評価もしてみました。

 

 

昨年の経験から、どうやら停泊している巻き網漁船の下にカレイが集まるのでは

ないか?と考えています。

陣地こそ巻き網漁船から距離を取っていますが、投げ込んだエサはなるべく

船に近くなるように投げこみました。

 

夕刻の薄暮の時間帯に期待しました。

 

が、しかし、・・・

仕掛けを回収すると、大きなウミケムシが喰らいついていました。

 

 

 

さらに、今回この漁港で初めて掛かってきたヒトデです。

ヒトデが少ない場所だと思っていたのに、ちょっとガッカリです。

 

 

ケムシとヒトデ、両方とも厄介な存在です。

なんだかんだとエサ取りに悩まされているうちに、すぐに日没になりました。

投げ込んで放っておくと、アオイソメには必ずケムシが食いついてきました。

この漁港は夜はアナゴも居ないし、何も期待できません。

大して期待せずにPM22:00まで夜釣りをしていましたが、魚類は何も掛かりません

でした。

寒さが増してきたので、エンジンかけて暖を取り、独り宴会して、

車中泊しました。

 

 

12月14日(火) 赤穂浪士の討ち入りの日です。

AM6:30 夜明けです。

 

 

 

各々方、かかれー。

 

AM7:00  

たっぷりアオイソメを付けて、4本の竿を投げ込みました。

 

AM7:15

エサを付け替えようと、4本の竿を見たら、巻き網漁船に近いほうの2本の竿の

ラインがえらく弛んでました。ものすごい糸フケが発生。

ひょっとして、こ、これは・・・?

いちばん左の黒色の竿を手に持って,期待を込めて糸フケを巻き取り、

そして空アワセを入れました。

オモリの後ろに重量感と、ググッと抵抗感を感じて、リールをゴリ巻き。

寄せてきて、抜き上げました。

 

 

 

 

マコガレイ 30cm (メス) でした。

 

やりましたわ。朝イチの時間帯に掛かりました。

サイズはやや不満ですが、いやいや、掛かってくれただけでも感謝感激です。

 

このお船の下に居るのですよ。

 

さて、もう1本の竿・・・

左から2本目の赤い竿を手に取って、これも糸フケを巻き取り、

空アワセを入れると、1匹目と同じような手応えを感じました。

リールをゴリゴリゴリ巻きして寄せてくると・・・

 

 

 

 

マコガレイ 31cm (メス) でした。

 

サイズはやや不満ですが、いやいや、複数匹ゲットで感謝感激です。

 

アオイソメがまだ2,000円分以上残っていたので、ケチらずに房掛けにして

4本の竿すべてを巻き網漁船の近くにドボンと投げ入れました。

 

が、しかし、・・・

昼間は来ないと思っていたケムシの猛攻が続きました。

 

 

PM13:00  エサ切れのため終了。

結局のところ朝イチに掛かったマコガレイ2匹のみでした。

 

 

 

12月15日(水) AM1:30  東京板橋区の自宅へ無事に帰還しました。

持ち帰ったカレイを測定すると2匹とも1cm縮んでました。

腹を開くと抱卵していましたが、まだ腹パン状態ではなく、乗っ込み初期かな?と

思います。

 

 


2021.12.07 勢いに乗れない。 茨城県鹿嶋港

2021-12-07 21:45:39 | 海釣り

ある人のブログ記事に超デカいイシガレイの写真が載せられていたので、

オレもこの話題に乗らねば・・・と、平日にあるにもかかわらず、出撃しました。

7日(火) AM1:30 板橋の自宅を出発。

すぐに首都高速に乗り込み、続いて東関道へ。ETC深夜割引を利用して

しかも燃費を気にしながらチンタラ走ってきましたが、フィッシング鹿嶋店に

到着したのは、まだ開店前のAM3:45 。15分待って開店と同時にアオイソメ細目

7パック4,200円を支払い、急いで現場に到着しました。

驚いたのは、車から降りると北東からのものすごい強風が吹き荒れていて、

来る途中はまったく無風だったのに、なぜこんなに違うのか?

しかしもうエサを買ってしまったので、やるしかない。

 

ちょっと迷いましたが、気温がそれほど低くなくて、寒さを感じなかったので

進むことにしました。

 

まだ暗い中、誰も居ない堤防で三脚を立てて、竿を4本出して準備に取り掛かり

ました。

AM6:00 まだ暗いですが、中央航路に向けて投げ込んでスタート。

相変わらず強風が斜め後ろから強烈に吹きまくり、後ろからでも帽子が飛ばされそう

になりながら、適当に広角に投げ分けました。

誰も来ないので、??? 釣れてないのかな? と思いながら強風に耐えておりました。

 

 

 

 

 

最初に掛かったのはクサフグ君

 

次に掛かったのは、重量感のあるアカメフグ君

 

AM6:45  

やや明るくなってきたときに、いちばん右に投げ込んだ赤い竿に、明確なアタリ発生。

竿を手に取って、空アワセを入れると、オモリの後ろでググッと魚の感触が伝わって

来たので、リールをゴリ巻きするもかなりの手応え。

これはフグじゃないぞ、頼むからカレイであってくれ、と願いながら寄せてきました

・・・が、・・・寄せる途中で早くも水面に浮上しました。

あーっ、一気に期待感ダウンでした。

 

期待に反して50cmほどのアナゴさんでしたが、丸々太っていたのでキープしました。

 

明るくなってきても、強風が止む気配は全く無く、

左から右へほぼ真横からの向きに変わりました。

 

 

帽子が後ろから飛ばされそうなので、マジックテープのゴムバンドで固定しました。

 

 

その後はフグも少なくなり、仕掛けを回収するとエサが残りはじめました。

しかし、ここ鹿嶋は忘れてはならないヒトデの巣窟です。

15分ほど放置しておくと・・・

 

 

 

瞬く間に・・・

 

 

さらに、

 

 

さらに、

 

 

しかし、AM10:00頃からヒトデさえも掛からなくなり、

房掛けにしたアオイソメが全く喰われずに、そのままの形で戻ってくるように

なりました。

確かに水温は落ちているように思われましたが、この日はまったく寒さを感じずに

気温は10℃以上あるはず。何故食わんのか?

投げ込んでも期待できないようになり、集中力が切れて、つまらなく感じました。

 

AM11:00 まで粘ってみましたが、この時点でアオイソメ2パックを残して中止。

やめることに。

 

昼間に高速道路を使うのはもったいないと思いましたが、眠いし、腹減ってるし、

東関道を飛ばして、PM14:00 帰還しました。

 

さてと、風呂入って、爆睡したあと、朝イチに掛かったアナゴさんを料理して、

酒のアテにしました。

 

 

 

けっこう太っていたので、身が多く取れました。

 

アラでダシを取ります

 

鍋にしてアナゴを入れました。他の具材のほうが多くて見えん。

 

 

 

 

アナゴはとても美味しいのですが、やはり第一目標はカレイです。納得できません。

鹿嶋港はほんとギャンブルですなあ。

一発大物か?ボウズか?


2021.12.04 これでようやくスタートできたか? 福島県いわき市四倉漁港

2021-12-05 20:10:39 | 海釣り

12月4日(土)AM1:00 板橋の自宅を出発しました。今回の出撃は福島県いわき市にある

四倉漁港に陣地を構えてみました。

 

 

本当は別の場所で竿を出してみたいポイントがあったのですが、いざ現地へ

行ってみると、只今工事中で。立入り禁止。

仕方なく転進して四倉漁港へ。ここで一日中粘ることにしました。

じつは、12月4,5,6日は大潮で、この日の夜の干潮ピークは年内最大に潮が引くため、

私のアウトドアライフで是非ともトライしてみたいミッドナイトマテガイ(超マイナー

な趣味)を、この四倉漁港で可能なのか?どうか?を検証してみることが、

この日の主目的でした。

潮干狩りが第一でカレイ釣りが第二という構えが動機不純なのですが・・・。

干潮ピークは深夜のPM22:06で潮位は-9cm。

上記写真の超浅のエリアが潮干狩りの場所。

なので、その時間までのヒマ潰しが今回のカレイ釣りです。

 

4日AM3:00 北茨城の釣侍さんで紅イソメ400g購入。

 

AM5:00  四倉漁港のコーナーの位置に陣地を構えました。

釣れる場所と言うよりも、車が横付けできる場所を優先しました。

 

 

思い切り遠投してみたい気分ですが、この場所は足元が最も深く、遠投すればするほど

浅くなるため、軽く投げて足元を狙いました。

 

 

ここはどの方向へ投げても海底は砂地ですが、潮通しが悪いのか? 枯葉や流れ藻が

足元に堆積していました。

 

釣れてきたものは・・・

 

シャコ ↓ ↓

 

モスソ貝 ↓ ↓

 

小ハゼ ↓ ↓

 

フグも居るようです。投げ込んですぐに微小なアタリばかり続き、

10分程度で素バリになって戻ってきました。なかなか針に乗りません。

他の釣り人には大きなフグも掛かってました。

 

どうやってもエサ取りに食われてすぐに無くなってしまうのですが、

それでも仕掛けを変えるつもりはさらさらありませんでした。

午前中は紅イソメをケチって1匹掛けにして、午後からのチャンスタイムまで

温存しておこうと考えました。

 

クルマの中でラジオを聴いたり、スマホでyoutube番組を見たりして過ごして

ました。

外海は荒れて、大波が堤防のテトラポットを超えて派手に砕け散っていましたが、

漁港内は大変穏やかで、陽気な日差しにも誘われて、ウトウト昼寝してました。

 

朝から昼に向けて潮が引き続いて、昼の干潮ピークでの潮位は+75cm。

午後PM13:00過ぎから潮が満ち始めて、潮位が上げてきたPM15:00過ぎから日没まで

がチャンスタイムだろうと期待していましたが、期待に反してアタリらしいものは

皆無でした。

 

 

 

PM16:05   日が沈んでゆきます。

 

あー、一日が終わってしまった。

今日は釣れなかったなー。

しかし、深夜の干潮ピークまでは帰れないし。。。。

エサはまだ2パック100gほど残ってるし、夜釣りに突入するか・・・。

 

 

早々とLEDライトを穂先に装着して、薄暮の中、寒いしクルマの中から見つめて

いると・・・

穂先がビリビリ、ジビジビ、震えていました。

どうせエサ取りだろうと、放っておいたのですが、目の前の竿1本だけいつまでも

ビリビリと震えるアタリが続いていたので、

「こいつはデカいフグが針に掛かって、ハリスをガジガジ噛んでいるな」と思い、

クルマから出て、竿を持って、思い切り空アワセを入れてやりました。

すると、グーッと重たい感触が伝わってきました。

この日、初めてオモリの後ろに重量感を感じて、リールをグリグリ巻いていると、

途中でゴッン、ゴツンと抵抗も見られたので、魚類であることは確かです。

でも、どうせデカいフグだろうと思いながら、手前まで寄せてきたら・・・

 

どーん!! マコガレイ君の登場です。

 

あのですね、ここまで改良に改良を重ねてきた自作の仕掛けに、標的のカレイが

ちゃんと繋がってることで、ほっと安堵感か広がりました。

絡まないし、根掛かりもしない。よく飛ぶ。

この仕掛けでカレイが釣れた。

これでいいんだ。あとはこの仕掛けでシーズンずっと連投するだけ。

 

 

サイズは・・・

31cm ・・・いや、メジャーが少したるんでる・・・

メジャーをピンと張り直して・・・

やや不満の・・・

30.5cm。

文句は言えません。カレイ様よくぞ掛かってくれました。

 

 

この薄暮の時間帯がチャンスタイムだと感じて、

残っている紅イソメを4匹房掛けにして、投げ直しました。

 

PM17:00  

さっきと同じ方向に投げ込んだ竿に、またしても同じアタリが再び発生しました。

おおー、2匹目が来たかな?

また竿を持って、空アワセを入れると・・・コツン? えっ? 

針に乗りましたが、今度は軽いです。

寄せてきて抜き上げると、かわいいアナゴ君でした。

 

 

あー、オマエか。ちょっと出番が早すぎるやろ。

だいたい薄暮の短い時間帯にカレイタイムがあって、そのあとにアナゴタイムが来ます。

アナゴが釣れてしまったということは、もうカレイタイムは終わってしまったのか?

とても残念ですね。

 

PM18:00

エサも無くなり、片付けることに。

モスソ貝とシャコもリリース。

 

持ち帰った獲物は翌朝1cm縮んでました。

 

 

あのですね、

今回の第一の目的は、ミッドナイトマテガイでした。

検証をやらねば。

 

夜の干潮ピークはPM22:06でしたが、日が暮れた後、PM18:00頃から

急に猛烈な北風が吹き始めました。

異常な強風で、クルマが揺さぶられるぐらいの突風が吹きまくりました。

 

 

かなりためらいましたが、ウェーダーに履き替えました。

約1時間前のPM21:00に砂浜へ出てみました。

 

 

昼間に投げ込んでいた浅い海底は干上がっていました。

枯葉や千切れた海藻がまんべなく均一に溜まっていました。

 

 

マテ貝堀りに欠かせないツールの餃子コテ。

必殺技のコテ返しを繰り返しながら、砂を切って、マテ貝の穴を探しましたが、

残念ながら穴が1つも見つかりませんでした。

 

 

 

強風のため、浜からの砂が砂嵐となって、横から顔に当たってきました。

万事休す。

早々と撤収してきました。

ミッドナイトマテガイは失敗に終わりました。