漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.1.19 カレイよ何処行った?2週目 福島県小名浜港

2020-01-19 20:37:55 | 海釣り

 先週は北茨城市の大津港、今週はいわき市の小名浜港。

結果から先に言うと、今週もカレイは釣れませんでした。

今回は最初からあまり期待していませんでしたが、

昨年夏から小名浜港では、釣り場が狭くなって、竿を出していなかったため、

今週は久々に様子を伺いに出撃しました。

たぶん今週も狭くて窮屈な思いをするだろうなあ。

だけどあそこは水深があるし、産卵後のカレイが集まっているかもしれない。

・・・

・・・

・・・

じつは、カレイよりも、もしも大きなアナゴが釣れたら、

持ち帰ってあなご寿司を自分で作ってみようと思います。

先週のテレビで、有名寿司屋のあなご寿司の作り方を見ていて、

よしオレも自分で作ってやろうと思ったのです。

それは、ふわふわ煮あなごを潰さないようにして、さらに焼いて焦げ目を付けて、

酢飯で握ってから、最後にツメを塗る・・・

そんな手の込んだ寿司を自分でも作ってみたいのです。

カレイは難しくてもアナゴなら簡単に釣れる・・・そのときはそう思ったのです。

 

エサは先週の大津港釣行で残ったアオイソメを塩で〆たものと、

近所のスーパーで買ってきた生牡蠣を塩で〆たものと、

同じくスーパーで買ってきたイカ塩辛にアサリ身を漬け込んだものを準備しました。

 

写真は生牡蠣を塩で〆て水分を抜いたもの ↓ ↓

 

写真はイカ塩辛に蒸したアサリ身と赤色ソフトルアーを漬け込んだもの ↓↓ まるで松前漬けのよう。

 

丸セイゴ針15号に生牡蠣とアサリを付けてドボンと放り込みました。

 

日曜日に日付が変わってAM0:30スタート。

 

 

AM2:20 コツンと叩く小さなアタリを確認。

上げてみると、ドンコ君でした。

アナゴを狙っていたので、外道扱いです。

 

その後は何も起こらずに夜が明けてきました。

ということで、大変残念ながら、今回のアナゴ寿司企画は実現しませんでした。

 

AM6:30 気温1℃ めちゃくちゃ寒いです。

車のエンジンかけたまま暖房全開です。

 

 

 

 

ターゲットをアナゴからカレイに変えて、エサも生牡蠣とアサリ身から、

塩イソメやイカ塩辛や赤いソフトルアーへ変更。

 

 

 

しかし、朝マズメの大チャンスは何も起こりませんでした。

 

たまーに、ヒトデ君のブリッジを見せてもらい・・・

 

 

あっというまに昼になりました。

つまらん釣りやのう。

小名浜のカレイは午前8時と午後1時頃によく釣れる・・・そんなことを・・・

もちろん経験上のことですが・・・

だけど・・・今回は釣れませんでした。

 

PM1:30

もうやめて帰ろうと、竿を片付け始めたとき、最後の4本目の竿をしゃくると重たい。

おおっー? ひょっとしてカレイか?

重さは確かに40cmカレイ級の重さですが、手応えや抵抗がぜんぜん無くて、

ただ重たいだけでした。

「こりゃデカいヒトデか、ゴミだな」と思いながらリールを巻いて寄せてくると・・・

・・・

・・・

・・・

なんじゃこりゃ?

ありゃりゃ、タコ君やないですか。

よいしょ、

そのまま岸壁へ抜き上げると・・・

クモのように這って歩き出しました。

エイリアンみたいです。

目がオレンジ色で光ってる。

 

 

とっさにハサミで目と目との間の急所を突きましたが、なかなか死にません。

海へ帰られそうになったので、「そうはさせるか!!」とタコの頭を掴んで

クーラーボックスへドカッと投げ入れて、蓋をバタンッと閉めました。

 

 

すぐに常磐道をかっ飛ばして自宅へ戻ってきました。

650グラムのタコでした。

 

茹でてから、タコブツにして美味しくいただきました。

 

 

 

それと、夜中に釣れてきたドンコ君の肝と刺身も美味しくいただきました。

 

今回は、あなご寿司は残念ながら作れませんでしたが、

タコ君もドンコ君も、どちらも酒の肴としては最高の逸品でしたよ。

 


2020.01.12 カレイよ何処行った  北茨城市大津港

2020-01-13 18:58:56 | 海釣り

2020年のカレイを求めて、北茨城市の大津港へ出撃しました。

12日の昼過ぎからの徹夜覚悟の遠征です。

天気は曇りときどき雨、気温は最低気温が1℃、昼間は10℃あって、意外と暖かいです。

 

 

途中、釣侍さんで青イソメ4000円分を購入しました。

気合いが入りますねぇ。

大津港のいちばん東の水路の処が空いていたので、陣地を張りました。

 

 

投げ竿4本と足元に短竿1本。

PM6:00スタート。

 

すぐに足元からミニソイ君。リリース。

 

さらに足元から良型の銀宝。

天婦羅にしたら美味いんだけど、面倒くさいのでリリースしました。

 

投げ竿のほうからは、チーバス。もちろんリリース。

 

 

満月が出て、いい感じなんですけど、アタリが出ません。

 

 

投げ竿からは、バイ貝。こいつもリリース。

 

投げ竿から、ドンコ君。リリース。

 

 

さらに、投げ竿からは、見事なヒトデのブリッジ。お見事。

 

なんだかんだで夜が明けてきました。

 

 

 

 

 

なーんにも来ません。

明るくなると、グーフーの猛烈なエサ取り。

投げ込んで3分で奇麗にエサが無くなります。

 

なんとかならんのか?

車の中でいっぷくしていると・・・

ん?

アタリか?

 

 

コラッ、オレのリールを突くな。バカモン。

 

あきませんわ。

果てしなくエサが取られ続きます。

13日 AM11:00 根負けして終了しました。

 

 


2020.01.11 真夜中の潮干狩り  千葉県船橋海浜公園

2020-01-12 03:35:17 | 海釣り

 2020年の始動は船橋三番瀬のホンビノス貝から始まりました。

毎年1月の満月の大潮には真夜中に潮位がものすごく下がります。

今回も気象庁の潮汐表を見ると、土曜日の夜、午前零時になんとマイナス16cm。

基準潮位がどこなのか知りませんが、とにかく1年間で最もマイナス値が大きくなるのです。

これだけ潮が引くと、ひょっとして東京湾の真ん中ぐらいまで歩いて行けるんじゃないかと

思ってしまいますよ。

東京都民のオレとしては、千葉県民が押し寄せてくる前に出撃せねばなるまい。

ホンビノス貝にとって、東京ブランドになるか千葉ブランドになるかは大きな違いだと

思うのですよ。

 ということで板橋の自宅をPM9:30に出発。船橋までおよそ35km。

首都高速に乗ってスカイツリーを眺めながら夜のドライブを楽しみました。

船橋海浜公園に到着すると、毎年と違って、閑散としていました。

毎年、真夜中の潮干狩りを楽しむアウトドア派の連中がたくさんやって来ているのに

今回はほとんど居ません。

やはり昨年の秋の台風と豪雨のとき、江戸川放水路の堰堤を開放したために、

大量の土砂が三番瀬に堆積して、ホンビノス貝が死滅したとニュースで

報道されていましたが、本当だったんだ。

干潟の砂地を歩くと、5cmほど足が泥にめりこんで沈んでゆきます。

やっ、やばい、もしもこれが底なし汚泥で、そこへ踏み込んでしまったら、

潮が満ちてきて命を落とすかもしれません。

幸いにも足首が沈む程度で前へ進めました。

直径40cmノーパンクタイヤを装着したキャリーを引っ張って、

沖に向かって歩きました。どこまで歩いて行っても陸地です。

 

 

うーん、このへんでいいんじゃない?

そうとう沖へ歩きましたよ。

あちこちで、ちょいちょいと掘って、ホンビノス貝の感触を確かめますが、

やはりなかなか見つかりません。

ホンビノスって赤潮や青潮でも生きているのに、汚泥が堆積したら本当に死ぬんやろか?

まったく信じられません。

きっと何処かにホンビノス団地を築いて繁殖してるはずです。

そう思いながら、あちこち掘っては移動を続けました。

 

 

汚いドブの匂いがする黒い泥を掘ってみると、ホンビノス貝は居ました。

 

ほとんどドロンコまみれの石です。

 

手袋はすぐにドロドロになり、デジカメさえ持てません。

なので今回は画像が少ないです。

悪戦苦闘しながら、2時間ほど一生懸命に掘り続けました。

ホンビノス貝はやはり少なくなっていて、団地は見つかりませんでした。

しかし堀り出したホンビノス貝は生き残った大粒のものが多く、

単独でゴロンと出てきました。

 

足腰と腕が痛くなってきたので、AM0:30に終了。

なんとか100個以上は採れたでしょうか。

重たいキャリーを引っ張って45分かけて、車まで戻ってきました。

毎回引き返すときは欲張りすぎて、重たいキャリーを泣きそうになりながら、

何度も休憩を挟んで駐車場まで戻ってきます。

 

さてと、喉カラカラ、汗ドバーで、自販機で冷たいジュースを一気飲みしたあと、

誰も走っていない独り占めの首都高速をとばして、無事に帰還いたしました。

 

 

 

 

 

さてと本日の収穫です。

 

 

自宅の風呂場で泥を洗い流して、大ビノス、中ビノス、小ビノスに分けました。

全部で151個有りました。

 

そのうち、大ビノスは約30個。 最近ではお目にかかれないようなデカいヤツです。

 

中ビノスは約95個。だいたい100g前後のもの。こいつらだけで重さ9.5kgです。

 

小ビノス 約25個。掘ったとき判っていたらリリースしたのに、泥に交じって入っていました。

 

とっても重いから持ち運びもできません。

連休明けにも同僚たちにお裾分けしたいのですが、重くてどうしようもないです。

2,3日したらだんだん黒さがなくなって、真っ白けの貝に変わります。

 

おまけですが、さるぼう3個も持ち帰りました。

 

年々高く隆起して成長する牡蠣殻の島の周辺部には大きなホンビノス貝が残ってましたが、

なんの変哲もない運動場のような平らな砂浜には、土砂が堆積していて貝は居ませんでした。

 

まっ、最後に・・・

あんたも好きねぇ・・・笑。