冬の釣りのターゲットと言えば、やはりカレイとアイナメでしょう。
アナゴやハゼやドンコはいくら釣れても脇役なのです。
しかし最近は主役が釣れないから脇役を狙ってしまう。
でもその脇役さえ釣れないことが多いです。
まっ、この時期だと小名浜周辺の海水温が10℃を切っている状態だから
活性が低いのは当然のことなんですけど。
3連休の2日目の日曜日の午後、板橋の自宅を出発。首都高そして常磐道とも
渋滞は無く、天気は快晴なのに気温が低いからなのか?人出は意外と少ない。
常磐道の北茨城ICで降りて、大津漁港の近くにある釣り侍さんでアオイソメを購入。
そしてPM5:00小名浜港に到着。
ここは2箇所しか釣れそうな有望なポイントが無いのに、
その片方の1級ポイントが空いていました。
というか、岸壁全体ががら空きでした。根性無しの釣り人ばっかしやな。
三脚を2つ立てて、準備します。
ここのカレイは昼間が有望で、夜カレイは望み薄ですが、まっ、お土産にアナゴでも
釣れてくれればいいじゃないか。
今回は釣バリを安価な管付き伊勢尼12号を試してみました。
伊勢尼ハリにハリス5号を結んで、誘いの赤いゴムを付けて、エサは塩イソメを使用。
4本の竿を投げ終えて、PM6:00スタート。
投げ終えてすぐに小さなアタリが頻発しましたが、ハリに乗らず。
回収すると、何者かがエサを齧っている。
PM6:20 車の中から竿先のLEDライトを見つめていましたが、いきなり車を横に
揺すられました。スマホを見たら茨城沖でM4.3の地震、小名浜で震度3だった。
この地震で魚が驚かなければよいのだが・・・。
PM8:20 回収した1本に20cmのハゼが付いてきました。気の毒なのでリリース。
PM9:30 さっきのハゼよりも重い何かが掛かってきました。
デカいシャコ君をゲット。
リリースしてもよかったけど、高級食材なのでキープしました。
このあと、エサは齧られるけど、アタリも無く、明朝まで時間が経過。
しかし、おかしいな?。アナゴのアタリがまったく無い。
日頃からバカにしているアナゴが1匹も釣れないことにはお手上げですな。
日付が変わってAM4:30、そろそろ朝マズメのチャンスになろうかと、
期待の持てる雰囲気になってきたときに・・・
エサを回収。
4本の竿のうち、1本の竿を持ち上げると、
オモリの後ろでズルーと何か抵抗を感じました。
とっさに竿を大アワセ。
ガチッと掛かりました。手応え十分。期待も十分。
BXTの竿が満月にしなって、リールを巻く力もゴリゴリ。
やったぜ、一発大逆転だわっ、・・・
・・・
・・・
・・・
ん?
・・・
・・・
・・・
はあっ、溜め息
・・・
・・・
・・・
で、
くそっ、
オレの人生最大のヒトデ野郎だぜ。
ちゃんとハリを食ってやがる・・・
はい、皆さん、成人の日の、完全に朝になりました。
天気は快晴、無風です。
海は凪いで、これ以上の釣り日和はありません。
すぐ近くに大型コンテナ船が入港してきました。
誘導タグボートも来て、港内の水を動かしてくれて、ここでカレイのアタリが出ないと
もう望み薄です。
幸運の鳥もやってきました。
なーんにも起きません。
あの憎っくきデカヒトデが乾燥してきた頃合いで、撤収。
まっ、こんな日もありますわな。
漁師じゃないんだからね。