今年の梅雨はここまで雨が少なく、穏やかな晴れ間が多いです。
懲りずにまた新潟の柿崎へ出撃しました。
ただ、出撃する軍資金が非常に乏しいので、できるだけ交通費を
ケチることにして国道をなるべく多く走るようにしました。
9日のAM3:00板橋の自宅を出発しました。本番は夜釣りだというのに
まだ暗いうちからの出発するなんてどうかしてる・・・
そう思うのですが、都内の交通事情を考えると、これぐらい早く
出発してもぜんぜん進みません。国道17号をちんたら走って北上。
AM4:00 上尾付近
AM5:00 深谷付近
AM5:30 本庄早稲田ICから関越道に乗り込んで、上信越道へ乗り継ぎ、
横川~碓氷峠付近だけは高速でクリアしました。
小諸ICで降りて、再び国道18号線を走って上越を目指そうとしましたが、
長野駅前でちょうど出勤ラッシュ時間帯に遭遇して、
上越に到着したのは、なんとAM11:00。
片道290kmの距離を8時間もかけたのか?と、自分でも呆れました。
上越のフィッシャーズさんでエサのユムシ弾を12発購入してから、
約20km離れた柿崎海岸へ到着したら、ちょうど正午でした。
平日の正午、快晴で微風、景色だけはバツグン。
天気が良すぎて暑いです。
暑いのにウェーダーに履き替えました。
靴やズボンに砂が入ってくるのを防ぐためです。
平日だし誰も居ないのかな?と思ったら、
駐車場の下に釣り人を発見。
いいなあ。うらやましいです。
砂地でも潜らないキャリーカートを引いて、やはりあの場所、柿崎港と
駐車場の中間地点で陣地を張りました。
今回是非とも試してみたかった改良試作品の天秤です。
ダイソーで買ってきた25号ロケット天秤のアームを取り換えて、
ラムダ天秤のロングアーム品を作ってみました。
重さも2号アップして27号にしました。
鯛を狙うにはハリスを長くせねばなりません。
これまでは大きくて重いユムシ弾を長いハリスを付けて投げ込むと、
オモリとのバランスが悪くて、道糸のPEラインとハリスが絡んで
しまうことが多かったのですが、天秤のアームを伸ばすことで
改良できるんじゃないかと思って試作してみました。
アームの先にヨリトリゴムを繋げました。
アームとヨリトリゴムとの接合部にビニルパイプを被せて
鋭角に曲がらないようにして、夜釣りのケミホタルを差し込めるように
しました。
絡まなくする長所もありますが、飛距離が出なくなる短所もあります。
ヨリトリゴム、ビニルパイプ、さらにユムシ弾・・・断面積の大きい物
ばかり繋げるので、空気抵抗が邪魔して飛距離は出ません。
さらに、竿を持っていかれないように、洗濯ばさみストッパーを取り付けて
ます。
しかし最近、洗濯バサミを外して、ジャーッと勢いよく出てゆくアタリを
見てませんなあ。
PM14:00 陣地も構築して、全てセット完了、あとは夕刻の日の入りを
待つのみです。
しかし、あまりにもヒマなので、海岸線を散歩していると・・・
波打ち際を4cmぐらいのイワシが打ち上げられて、線のように繋がってる。
こ、これは、デカいフイッシュイーターが追い詰めた証拠なのでは?
と、思ったので、
期待薄ですが、マゴチやヒラメ狙いのソフトルアーを投げ込んで、
時間潰しをしておりました。
PM17:00 夕方になってきて、柿崎港の堤防にも釣り人が現れました。
堤防からは、夜釣りの、電気ウキふかせ釣りをよく見かけます。
PM19:30 やっとこさ陽が沈んで、勝負の時間がやってきました。
竿先に取り付けたLEDケミホタルを見つめますがピクリとも動きません。
三脚のアーム、洗濯バサミストッパーにも鈴を取り付けてますが、
全く鳴りません。
1時間ごとに仕掛けを回収してチェックしましたが、全く無傷のユムシ弾
が戻ってきました。
フグ1匹さえ居ないとはどういうことでしょうか?
ここはケムシもヒトデもバイ貝も居ないので、エサ取りが居なければ
ヒマなもんです。
海に向かって正面の頭上に輝く北斗七星、北極星がバッチリ見えたので
飽きることなく眺めておりました。
あっ、そうそう、
改良天秤の絡み防止の効果は有りそうです。・・・この場所は水深が無い
ので、とりあえず「有りそうです」としか言えません。
回収したときの仕掛けの絡みは、ぐっと減りました。
次回は水深のある能登半島で試してみようと思います。
PM23:45 撤収することにしました。
帰りは柿崎から、あのとっても怖いヘアピンカーブだらけの
国道253号→国道353号を70km走って、
塩沢石打から国道17号線へ出ましたが、体力と気力が続かなかったので
湯沢ICから関越道に乗り込んで関越トンネル、赤城高原、水上を
通過しました。
前橋から再び国道17号線へ降りて板橋の自宅まで戻ってきました。