漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.5.25 ウネリ、底荒れ、流れ藻、仕掛けぐちゃぐちゃでお手上げ   新潟県柿崎海岸

2024-05-26 11:47:52 | 海釣り

先週、大変良い思いをしたので、今週も同じ場所にやってきました。

しかも、釣り座を確保するために、かなり早い時間に到着しました。←昼前です、バカ。

 

 

 

金曜日の夜に通り雨が降る予報でしたが、土曜日には朝から快晴でした。

暑くなりそうでしたが、強い北風が吹いていたので、かなり涼しかったです。

昼の気温18℃、午後3時の気温は16℃でした。

 

海況ですが、先週よりもさらに大きなウネリが沖のほうから連続してやってきました。

先週と同じ砂浜の高台に陣地を築きましたが、三脚を立てて足元を波が洗わないか

しばらく様子見してました。

風も右から左へ吹いて、波が右から左へ流れながら崩れてゆくので、

陣地より左側のエリアを広く取れるように、正面に本気の投げ竿2本、そして

左側の離れた砂山に、これも本気の投げ竿1本を配置しました。

ふだんは405cmの竿を使用していますが、波にラインを取られないように425cmの竿を

3本用意して、できるだけ直立させました。

 

 

 

 

 

 

 

ネットで購入したユムシ20匹を前日に急速冷凍して持ってきました。

 

 

リールは旧式のパワーエアロなので、ドラグを緩めておけば、それでよいのですが、

子供のころから親父がやっていた洗濯バサミのストッパーを、今でも理にかなっていると

思って、私も継承してやっています。

 

 

夕刻になれば風は止んだのですが、波のウネリはなぜかますます大きくなりました。

日本海側ですが、夕刻に満潮のピークになり、左側に配置した投げ竿1本の足元を

ときどき波が洗う状態でした。

 

 

 

 

左側に配置した投げ竿1本の陣地を2m後退させましたが心配です。

 

 

 

PM19:00  陽が暮れて、風は止みましたが、かなり寒く感じました。

ウネリの大きな音が響いて、大人の私でも少しヒビリます。

頭上に北斗七星が奇麗に見えます。人工衛星なのかUFOなのか?訳の分からない光の球が

高速で北上して通過してゆくのが見えます。

 

 

ホンダワラなどの流れ藻が多く、ラインに引っ掛かって、竿先がどんどんおじぎしました。

30分間隔で仕掛けを回収してエサをチエックしましたが、アナゴも居ないのに、仕掛けが

絡んでグチャグチャになって戻ってきました。

さらにユムシを何者かが齧ってすぐにボロボロになります。

 

PM20:30 一度だけ竿先を叩く明確なアタリが発生して、洗濯バサミストッパーが外れて

ラインがスルスル出てゆきましたが、竿を手に取って空アワセを入れると、痛恨のスカ。

回収するとユムシが完全に取られて、素バリで戻ってきました。

たぶんこの日はこの1回が唯一のチャンスだったと思います。

その後も鯛は私の前のエリアに居ると確信して、新しいユムシを付け直して放り込みました

が、大きなウネリと流れ藻に邪魔されて、海底にエサをうまく定着できません。

 

もともと私の仕掛けは、ヨリトリゴムを挟んで、さらにケミホタルを付けたりすると、

潮の動きで流され易いという弱点のほうが強調されてしまうので、今回のような条件では

不向きなんです。

 

PM21:00  背後から満月が上って来ました。

沖のほうから横段のように見えて順番にやってくる津波のようなウネリがはっきり見えて、

目の前が酷い海況であることがはっきり見えました。

 

うーん、満月が海を照らすと、いままで釣れた記憶がないなあ。

 

 

日付が変わって、AM0:30  干潮のはずですが潮はなかなか引かないし、

ウネリは相変わらず大きくてぜんぜん収まる気配はないし、音が怖いし、

だんだん釣れる気がしなくなってきて中止しました。

先週と同じ場所でもぜんぜん違いますね。今回は退散です。

 

[ 追記 ]

この日、もっと朝早く自宅を出発する予定でした。上越の直江津港と柿崎海岸の間にある

黒井突堤の様子を見てから柿崎へ向かうつもりでした。黒井突堤先端のL字に曲がった角から

フカセ釣りで大鯛がよく上がるのです。もちろん一番人気で場所取り必死のポイントですが、

皆さんウキフカセの釣りなので、水深や底の状態がよく判りません。運良くいちどチャンスが

あればぶっ込んで試してやろうと思ってました。

が、出発前から身の回りに変なことばかり発生して、到着時間が大幅に遅れました。

 まず、この記事を書くために使用しているデジカメがいつも置いているパソコンの周辺で

見当たりません。車の中に置き忘れているのかな?と思いながら、出発したのですが、

自宅から2kmほど走った交差点で信号待ちをしているときに、コンソールボックスの中や

ウエストバック゛の中を、いくらゴソゴソ探しても見つからなかったので、もう一度自宅へ

引き返しました。カメラは先週月曜日に両国国技館へ大相撲を見に行ったときのズボンの

ポケットにありました。

 次に、自宅を出直して、給油しておこうと、セルフのスタンドへ立ち寄ったのですが、

20リッター以上入るはずなのに、11リットル入れたところで止まってしまいました。

なんでだろ?何度やってもこれ以上入らなかったので、

「満タンまでまだあと2目盛りあるのに変だな?」と思いながら車を走らせて、

次のスタンドに立ち寄って入れ直して満タンにしました。不吉な予感がしました。

 次に、関越道へ上里SAから乗り込んで六日町ICまで進もうとしたのですが、

関越トンネル内で改造したハコスカが2台、前後に並んで、見事に潰れて事故っていて、

通行止めになってました。

私は無事でしたが、トンネル手前で約40分ほど長蛇の渋滞に巻き込まれてしまいました。

 これだけ何かあると、誰かが私を遅延させようとしているとしか思えなくなり、

悪条件のなかで頑張って釣りをしていても、無理をしたり深追いしたりしてはいけないと

思いながらの出撃でした。

 


2024.5.18 13年越しのリベンジ、いやこの程度ではまだまだ・・・  新潟県柿崎海岸

2024-05-19 11:10:39 | 海釣り

先週出撃したときは上越の釣エサ店ではどこもユムシの入荷が無く、

これでは釣りを始める前からすでに負け戦のような展開でしたが、

今週はネット通販でユムシを購入することができたので、かなり

心強いです。さらに先週持ち帰った冷凍ほたるいかを一週間かけて

脱水し、さらにアジシオに漬け込んで魅力的なエサに作り変えました。

この結果が良いほうへ向けばいいのですがねえ。結果から先に言って

しまうと、結果は良好でした。

一方で、心配していたのは天候で、朝鮮半島に台風並みの低気圧が発生

しており、かなり強風が吹いておりました。なので新潟の天候がたとえ

快晴であっても、沖のほうからやってくる高波やウネリがどう影響するのか

とても気になるところでした。

 深谷の自宅から柿崎までの距離は210km程度なので、能登半島まで出撃

する場合と比較すると、体力的、金銭的にかなり楽です。

しかも夕方勝負の半夜釣りになると、土曜日の夕方時刻に合わせて

ゆっくり自宅を出発できるので、時間的にも楽です。金曜日の夜に飲める

しねー。

18日㈯AM9:00に深谷の自宅を出発して、上里SAから関越道に乗り込んで

六日町IC(約120km2,180円)で降りました。

六日町から国道253号(ほくほく街道)を走り、約70kmを走破して柿崎海岸に

PM12:45に到着。

 現場はどうなんだろう?と海岸の様子を覗くと・・・

 

ざっぱぁぁああーん!!

 

 

 

いかにもサーファーが好みそうな津波のような大きなウネリ。

そして爽やかなコナウィンズ。

でも残念ながらオレは波乗りしないんだ。

 

海岸線の地形が先週と変わってますやん。

先週のオレの釣り座が無くなっています。

 

 

あかん、どうしよう。

 

 

 

 

柿崎港の堤防の上からなら影響無さそうですが、夕方になると多くの釣り師がやってきて

混雑するし、この現場は諦めて、他に良さそうな場所を探してみました。

 

そこで、思い立ったのは、地元の老人たちの間で絶対的に信頼の厚い「川の河口附近」

です。それは柿崎中央海水浴場の西端の位置です。

ここは誘導路に砂が多く溜まっていて、楽チンしようと奥まで車で入ると、スタック

し易いので、慎重に進みました。

ここなら、少しですが波は穏やかそうです。

砂浜のかなり手前で駐車して、重い荷物を背負って、暑い砂浜を汗をかきながら陣地を

確保しました。

本気の投げ竿2本と、遊びのルアー竿1本で、勝負の準備にかかりました。

 

 

 

 

この季節に大鯛が接岸してくるのを、地元の漁師もよく知っていて、

私の正面の沖のほうに刺し網を入れにやってきました。

 

 

さてと、本日のエサですが、

 

1週間かけて水分を取り除いた後、アジシオで漬け込んだ生ホタルイカ。

さすがに軽く、身も締まっているため、遠投できました。

しかし、エサ取りに弱くて、何者かにすぐに取られて素バリになりました。

 

 

次に、深谷のスーパーの総菜売り場でボイルほたるいかが有ったので、

それをアジシオに漬け込んだもの。

身が硬くて、針に刺して遠投し易いですが、これもエサ取りに弱くて、

すぐに齧られて素バリになってしまいました。

 

 

 

さらにネット通販で購入した大変高価なユムシ。

自宅に到着した時は元気良く動いてピンピンしていたのですが、

私が間違えて冷蔵庫のチルドルームへ入れてしまったので死んでしまいました。

そのため、冷凍して使用することにしました。

ユムシはエサ取りに強く、ほたるいかよりエサ持ちが格段に良いです。

 

 

陽が沈むまでの時間が待ち遠しいです。

 

 

 

 

 

 

リールには洗濯バサミを駆使したストッパーを装備して、スプールを解放。

大鯛が引っ張って走ったときに、自由に走らせるようにしています。

 

 

 

PM18:30 太陽が水平線に堕ちましたが、まだまだ明るいです。

でも気温が急速に下がってきて、薄着では寒いです。

 

PM20:00 完全に暗くなって、竿先のLEDがよく目立ちました。

この時間帯になると、投げサビキのアジがよく釣れているようで、

あちこちから歓声が上がってました。

私の左右両隣りの釣り師は私と同じく鯛を狙っているらしく、何度か竿をしならせて、

何かを釣り上げてました。でも鯛狙いの釣り師は魚を掛けても、とても静かに取り込んで、

何事も無かったように隠密行動をするので、いったい何が釣れたのかよく判りません。

この時間帯、私だけ何もアタリが無く、しかしホタルいかは取られて無くなるので、

3本の竿ともユムシを付けてアタリを待ちました。

 

PM22:30

すでにアジ狙いの人たちは引き揚げて、海岸線には鯛狙いのブッコミの竿のみが

並びました。

私のルアー竿が変な動きをしていたので、エサを確認して、投げ直して、戻ってくると

本気の投げ竿2本のうち左の赤い竿先がフワフワと揺れていました。

近寄ると、洗濯バサミストッパーが外れています。

うわっ、外れてるがな!!

リールスプールを起こして解放したままの状態だったので、ラインがスルスルと

ずいぶん出ている状態でした。

 

 

竿を持って、スプールを倒して、余分に出ていたラインを巻き取ると、

グイーン、ゴンゴン、重たく引っ張り込む強い抵抗を感じました。

おっ、付いとるがな。鯛やわ。最初はグイグイ抵抗していましたが、

竿に余力を感じます。

仕掛けにヨリトリゴム付けてるし、

焦るな、大丈夫だ、と自分に言い聞かせるように。

高鳴る鼓動を抑えようとしてました。

そして、・・・

いける、いけるぞ、

だけど慎重に寄せて来て、波打ち際からズリ上げました。

アイシャドウの奇麗なメスの真鯛でした。

 

 

ええとこに針が掛かってますわ。

 

 

 

 

 

このときメジャーを車に忘れてきましたので、19日(日)AM5:30 に自宅で計測したら、

60cm ジャストでした。

 

うーん、とても嬉しいけど、すんなり上がってきたので、13年前のあのとき の

リベンジになってないな。

 

興奮が冷めてきて、冷静に戻って、

「今がチャンスタイムで、まだ他にも居るかもしれない」と思った私は、ユムシを

付け直して、フルキャスト、しました。

 

PM11:30  

1時間後、また左の赤い竿にアタリがきました。

竿先が小さくフワフワ揺れ出して、一瞬、コツンと力強い引き込みで、洗濯バサミ

ストッパーが外れて、ゆっくりスルスルとラインが出てゆきました。

竿を手に取って、糸フケを取って、大きく空アワセを入れると、ズシッとした重さを

感じて、次の瞬間、グーンともの凄く強い引きこみでした。

おわっ、ちょっと焦りましたが、ドラグを緩めていたので、走らせるだけ走らせて

弱るのを待ちました。

先ほど釣り上げたヤツより、かなり強い引きでトルクフルでした。

何度かの強烈な引き込みを耐えて、波打ち際まで寄せてきて、砂浜へずり上げました。

が、しかし、ヘッドライトで照らすと・・・

あれっ? さっきより小さいぞ!!

顔がゴツゴツしていてオスの真鯛でした。小さいけどオスの引きは強いな。

 

オスの真鯛です。

 

 

 

55cm ジャスト

 

その後も、日付が変わって、19日(日)AM1:00  まで粘ったところで、

ユムシが無くなったので終了しました。

 

 

 

 

オス 55cm 白子入ってました。

メス 60cm 鯛子入ってました。 蚤の夫婦ですな。

 

浮かれて交通事故を起こさないように慎重に運転して、AM5:30 無事に帰還しました。

今回は13年ぶりの興奮を味わいさせてもらいました。

やはりユムシやなー。だけどユムシ弾10発で3,190円 (税込み運賃込み)は高すぎます。

ユムシなら真鯛の確率は上がります。

しかし、今回釣り上げた獲物は若頭クラス。

ボスキャラ、いや最終のラスボスを仕留めないと、あの日のリベンジとは言えません。

これからどーすんねん? 迷うところです。


2024.5.11 この時期、毎年来なくてはならない場所  新潟県柿崎海岸

2024-05-12 10:07:42 | 海釣り

ゴールデンウィークも終わって、カレイの季節も終わりました。

毎年5月になると新潟県の柿崎で真鯛を狙って竿を出すことにしています。

もう10年以上も前のことになりますが、2011年3月に発生した東北震災後、

常磐地方での釣り場を失くした私は、日本海側の新潟県上越地方の海岸を

開拓しておりました。当時、浦和に住んでいた私は、新潟県はすごく遠い

イメージがあったのですが、それでも釣りを続けたければ新たなる場所を

ゼロから開拓せねばなるまい、と窮地に迫まれての行動でした。

そんな経緯で裏日本へ通い始めたのですが、

そこで2011年5月21日、28日の両日に起きた事件( 強烈な経験 )によって、

あれ以来5月の柿崎海岸は、私の記憶に深く刻まれてしまい、

毎年の、初夏の年中行事、「柿崎詣で」のようになってしまったのです。

もうあれから10年以上も経過しているのにもかかわらず、

ときどきですが、未だに夢に出てくるし、それがますます鮮やかな映像

として、私の記憶に上書きされて、更新されているのです。

という経緯で、今年も新潟へ出撃しました。

5月11日(土) AM10:00 深谷の自宅を出発。上里SAのETC入り口から

関越道に乗り込んで北上し、130km走って六日町ICで降りました。

そこから下道で、ほくほく線を70km走破して、PM13:40 上越市の

Fishersさんに到着。(上信越道を走るよりも、こちらのルートのほうが

距離が短いし、安いです。)

Fishersさんでユムシを購入するつもりでしたが、残念、品切れでした。

お隣のいとう釣具店、ホシノ釣具店、木下釣具店のいずれも品切れでした。

困りましたわ。ユムシが無ければ鯛は釣れません。さらに岩虫も無しか。

あのですね、アオイソメだけでは鯛は釣れんのです。

今日はもうすでに終わったようなもんです。

上越にある釣エサ屋はどこの店でも本当にエサの種類が少ないです。

しかたないので、冷凍ほたるいか2パック、小いか2パック、それと

青イソメ1,000円を買って、柿崎海岸へ向いました。

 

 

 

 

 

堤防の上には青物狙いのルアーマンや、ウキふかせ釣り師たちが陣取ってましたが、

砂浜には私だけでした。

いつ行っても空いている柿崎の砂浜です。

 

 

 

 

 

陽が沈むまではカレイでも来ないか?とアオイソメの房掛けを放り込んでみましたが、

フグさえもおらず、何も齧られず、ビローンと伸びたイソメが戻ってくるだけでした。

 

PM18:30

陽が暮れてきました。

小イカの胴を抜いて、その中にホタルいか3匹を詰めて、ダンゴ状にして

力いっぱい遠投して放り込みました。

 

 

 

 

日が落ちて暗くなると、風がやみ、寒くなってきて、沖のほうから霧がたちこめて、

目の前は波打ち際だけ見えて、他には何も見えなくなってきました。

幻想的な世界が広がります。

正面に見えてた上弦の月がちょうど沈んで、さあこれからという時間帯になりましたが、

このころからエサ取りが猛烈に湧いてきて、仕掛けを回収するたびに素バリになって

戻ってきました。でも竿先を揺らすアタリは一度も出ません。

エサを齧ってるヤツは何者なんだろ?

予想外に早くエサのほたるいかが無くなってしまったので、残念ながら途中で終了です。

PM22:30 終了しました。

 


2024.5.6 カレイ第29戦 新規開拓のつもりだったけどダメ  富山県射水市新湊漁港

2024-05-07 00:22:31 | 海釣り

本当は黒部川河口の生地漁港へ再度出撃する予定でした。

グーグル地図の航空地図と睨めっこして、生地漁港周辺でも

海底のカケアガリが緩い場所( YKK AP工場の裏 )で竿を出すつもりでした。

しかし、6日(月) AM1:30 に現地に到着してみると、南西からの強風が

吹き荒れて、ウネリもきつく、白波が立ってました。

さらにそこにルアーマンが5名ほど居たので、これは不可能だと判断して

富山湾でも西のほうへ移動して、新湊漁港で竿を出してみました。

 

 

 

港内の角地が空いていたので、アナゴでも来ないかな?と暗いうちから投げ込んで、

やりましたが、生体反応無しでした。

 

最初は東側の角地で調査。

足元の水深は4mほど。底はゴツゴツしており、根掛かり有り。

常夜灯も在って、夜中でも明るくて、魚が居そうな雰囲気ですが、

アジやセイゴもおりません。

明け方に何組かやってきてサビキやってましたが何も釣れてませんでした。

 

 

天気は今にも降りそうな曇り空でしたが、気温が高くて、少し動けば汗ダク。

カーエアコンかけっぱなしでした。

 

 

明るくなってから西の角地へ移動。

こちらは漁船が通り、水が動いているので、少しは活性が有るか?と思われましたが、

たいして変わり映えせず。

 

海水の色が白っぽくて、あまり期待できません。

しかし、ここでも強風が吹き荒れて、次に移動する場所が思い浮かびません。

このままここで昼まで粘ることにしました。

 

ケムシの巣窟とまでは言えないものの、2回掛かってきました。

嫌ですねー。

 

 

車の中から眺める景色は最高ですけど、

景色が良いのと、釣れるのは別ですね。

 

 

漁港の複雑な形状が如何にも釣れそうに感じるのですが、

釣れなかったです。いやケムシは2匹釣れたけど・・・トホホ。

昼前にここを撤収しました。


2024.5.4 カレイ第28戦 水温低い富山湾ならまだ釣れるか  富山県黒部生地海岸

2024-05-06 21:53:11 | 海釣り

水温が上昇しにくい水深のあるドン深の場所を探していました。

グーグル地図の航空写真が、能登半島の震災以降、沿岸海域を更新されず

ぼかしたままになっています。これでは水深がどうなのか全く判らないです。

幸いにも富山湾沿岸は地形が変わることなく、今でも昔の航空写真が参考に

なると思います。

 

 

 

富山湾の航空写真を眺めると、黒部から魚津周辺のエリアは岸から少し離れると

すぐドン深になっていて、おそらくまだ水温は低いだろうと予測しました。

私の憶測ですが、水温が低いままならカレイはまだ居るだろう、そう考えました。

ホタルイカのシーズンも過ぎただろうし、海岸線も空いているでしょう。

 

今回は黒部川河口にある生地漁港に注視してみました。このまえ出撃した経田漁港

の少し北側に位置しています。

石川県にある秘密のアジトからちょうど100kmの距離です。

4日(土)AM2:00 石川のアジトを出発して、AM4:00過ぎに生地漁港に到着。

まだ暗かったですが、漁港周辺で駐車して準備をする車が意外と多く見られ、

ほんと驚きました。

ほとんど全員がルアーマンでした。投釣り師は私だけでした。

 

 

私の右側の風景

 

 

私の左側の風景

 

 

夜が明けてくると、右も左も見える限り、青物狙いのジグを投げるルアーマンだらけ。

その中で私だけブッコミ。

さすがに4本の竿は出せず、2本だけにとどめてスタートです。

AM4:20 スタート。

 

 

釣り座を確保するために、暗いうちからLEDケミライトを竿先に付けて

海底の様子も判らないままカレイ仕掛けをぶん投げてみました。

三脚に2本の竿を立てて、オレの前に投げ込むなよ!!と存在をアピールしました。

投げ込んで10分経過したところで、エサチェックするために回収しようと、

まず右の赤い竿を持って巻き始めると、やたら重い。でも抵抗しない。

ただ重いだけで巻いて寄せてくると、あと40m付近でガツンとショックが

伝わってきました。ん?アタリか? しかし竿が弓なりに曲がり、魚と言うより

キツい根掛かりしたような感触でした。そして仕掛け全てを失くすか?と

思いましたが外れました。

重たいまま足元まで寄せて来て、仕掛けに海藻が絡んできたかと思って、

ヘッドライトを照らしてよく見てみると・・・

これは汚いゴミの塊? いや違う、これはオコゼやわ。

 

 

28cm ダルマオコゼ

超高級魚が1投目からきました。

カレイより大事に持ち帰りたい1匹です。

 

 

汚い外観ですが、奇麗なエラ。釣り上げた時にハサミで背びれをカットしました。

 

 

ここ、ひょっとしてとても良い場所かもしれません。

ルアーマンが邪魔ですけど。

 

 

何度投げ直しても、仕掛けを回収する途中で、最初はやや重く、

そして途中で必ずグーンと重たくなり、根掛かりしたような感触になり、

そのまま巻き続けると、やがて外れて軽くなります。

これはですねぇ、40m付近からキツい駆け上がりになっていて、オモリや仕掛けが

海底の砂にこすれて潜るんだろうな、と考えています。

 

最初に釣れたオコゼ以外はアオイソメ房掛けは齧られずにそのまま戻ってきました。

エサ取りのフグは居ません。ケムシもヒトデも居ません。

 

 

 

後ろから太陽が上って来て、背中が暑いです。もう初夏の陽気です。

 

 

海水は超冷たく、超透明クリアでした。ゆっくり左から右へ流れていました。

 

 

足元の砂利ですが、このあたりでも翡翠が穫れるそうです。

クリアな水中で白く光ってる小石はひょっとして翡翠なのかな?

 

 

うーん、アタリが出ないし、直射日光で背中は暑いし、9時になったらやめようか?

と思いながら、打ち込み直しました。

海が静かすぎて、ルアーマンも苦戦してました。

この日は青物が回遊してこないのか、鳥も飛んでおらず、ナブラも立ちません。

 

遠投しても駆け上がりで重たいだけで疲れるので、駆け上がりの手前の約40m付近の

まだ浅いところにエサを置くようなイメージで打ち直しました。

朝マズメの海水は超クリアでしたが、AM8:00ごろになると少し濁りが出てきました。

このまえの経田漁港でもそうでした。ひょっとして釣れるかもしれません。

 

AM8:15  とつぜん赤い竿の竿先が10cmほど沈み込み、沈んだまま1分ほど経過したころ、

竿尻が持ち上がって、引っ張り込まれそうになりました。

とっさに竿を掴んで空アワセを入れると・・・ズシッ・・・乗りました。

竿が弓なりに曲がって、リールをゆっくり巻いて、慎重に寄せてくると・・・

茶色い魚影

 

 

 

マコガレイ 36cm      ( 今シーズン15枚目 )

 

 

私の左右のルアーマンたちが寄って来ました。

「ヒラメですか?」

「いや、マコガレイです。」

 

私は自信満々に答えたつもりですが、

ルアーマンたちは「なんだカレイか」という顔。

 

その後、もう1匹来ないかな?と粘ってみましたが、

直射日光で背中が強烈に暑くなってきたので、AM9:30 撤収しました。

 

この場所、いいかもしれませんねぇ。もう少し調査を続けますか。


2024.5.3 カレイ第27戦  新規開拓するも、そこはケムシの巣窟  石川県能登半島七尾湾

2024-05-06 18:58:09 | 海釣り

GWの期間中にブッコミできそうな新しい場所を探索してみました。

私が若い頃からずっと参考にしてきたりさるあさんの釣行ブログを覗くと、

何度も「七尾の浅場ポイント」という場所が出てきます。

これっていったい何処なんだろ?

おそらくほとんどの釣り師たちは、七尾の小場所を無視して、その先にある

能登島の有名ポイントへ進みます。

じつは私も若い時は能登島ばかり竿を出していて、七尾で竿を出したことが

ありません。でも今は能登半島の震災で私が頼りにしている釣り場が

全部ダメになってしまったので、ひとつでも多く使えそうなポイントを

探す必要があります。

まずはここで竿を出してみました。

( 下の写真、ブルーの矢印 )

 

 

 

七尾南湾のエリアへ行ってみました。

能登島へ渡る大橋が見えます。

すごく景色の良い場所です。

 

 

七尾でも震災の影響は深刻で、あちこちで道路にヒビが入っていて、

これ以上進めない箇所がいくつも見られます。

 

 

 

GWなのに、だーれも居ません。

海水の色が白っぽく濁っていました。

冬場には見られなかった幼魚の群れがあちこちで確認できました。

 

カレイ仕掛けにアオイソメ房掛けでブッ込んでみました。

AM10:30  スタート。

気温24℃、すごく良い天気で、快晴、無風、初夏の陽気です。

昔はマコガレイの他にイシガレイも釣れてました。

カレイが釣れなくても最低でもハゼ、ピンギス、カサゴ、

イイダコなどが釣れてました。

 

 

 

 

アタリが全く出ません。

アタリが無ければ無いで、それで良かったのですが、

仕掛けを回収するたびにケムシが掛かってきました。

もともとケムシが多いエリアだと覚悟してましたが、

100%ケムシが掛かってくるとやる気が萎えます。

 

 

 

 

ケムシの巣窟が年々増えているように思います。

近い将来、日本海側の海の底はケムシに占領されるのではないでしょうか。

PM14:30  終了。