先週、大変良い思いをしたので、今週も同じ場所にやってきました。
しかも、釣り座を確保するために、かなり早い時間に到着しました。←昼前です、バカ。
金曜日の夜に通り雨が降る予報でしたが、土曜日には朝から快晴でした。
暑くなりそうでしたが、強い北風が吹いていたので、かなり涼しかったです。
昼の気温18℃、午後3時の気温は16℃でした。
海況ですが、先週よりもさらに大きなウネリが沖のほうから連続してやってきました。
先週と同じ砂浜の高台に陣地を築きましたが、三脚を立てて足元を波が洗わないか
しばらく様子見してました。
風も右から左へ吹いて、波が右から左へ流れながら崩れてゆくので、
陣地より左側のエリアを広く取れるように、正面に本気の投げ竿2本、そして
左側の離れた砂山に、これも本気の投げ竿1本を配置しました。
ふだんは405cmの竿を使用していますが、波にラインを取られないように425cmの竿を
3本用意して、できるだけ直立させました。
ネットで購入したユムシ20匹を前日に急速冷凍して持ってきました。
リールは旧式のパワーエアロなので、ドラグを緩めておけば、それでよいのですが、
子供のころから親父がやっていた洗濯バサミのストッパーを、今でも理にかなっていると
思って、私も継承してやっています。
夕刻になれば風は止んだのですが、波のウネリはなぜかますます大きくなりました。
日本海側ですが、夕刻に満潮のピークになり、左側に配置した投げ竿1本の足元を
ときどき波が洗う状態でした。
左側に配置した投げ竿1本の陣地を2m後退させましたが心配です。
PM19:00 陽が暮れて、風は止みましたが、かなり寒く感じました。
ウネリの大きな音が響いて、大人の私でも少しヒビリます。
頭上に北斗七星が奇麗に見えます。人工衛星なのかUFOなのか?訳の分からない光の球が
高速で北上して通過してゆくのが見えます。
ホンダワラなどの流れ藻が多く、ラインに引っ掛かって、竿先がどんどんおじぎしました。
30分間隔で仕掛けを回収してエサをチエックしましたが、アナゴも居ないのに、仕掛けが
絡んでグチャグチャになって戻ってきました。
さらにユムシを何者かが齧ってすぐにボロボロになります。
PM20:30 一度だけ竿先を叩く明確なアタリが発生して、洗濯バサミストッパーが外れて
ラインがスルスル出てゆきましたが、竿を手に取って空アワセを入れると、痛恨のスカ。
回収するとユムシが完全に取られて、素バリで戻ってきました。
たぶんこの日はこの1回が唯一のチャンスだったと思います。
その後も鯛は私の前のエリアに居ると確信して、新しいユムシを付け直して放り込みました
が、大きなウネリと流れ藻に邪魔されて、海底にエサをうまく定着できません。
もともと私の仕掛けは、ヨリトリゴムを挟んで、さらにケミホタルを付けたりすると、
潮の動きで流され易いという弱点のほうが強調されてしまうので、今回のような条件では
不向きなんです。
PM21:00 背後から満月が上って来ました。
沖のほうから横段のように見えて順番にやってくる津波のようなウネリがはっきり見えて、
目の前が酷い海況であることがはっきり見えました。
うーん、満月が海を照らすと、いままで釣れた記憶がないなあ。
日付が変わって、AM0:30 干潮のはずですが潮はなかなか引かないし、
ウネリは相変わらず大きくてぜんぜん収まる気配はないし、音が怖いし、
だんだん釣れる気がしなくなってきて中止しました。
先週と同じ場所でもぜんぜん違いますね。今回は退散です。
[ 追記 ]
この日、もっと朝早く自宅を出発する予定でした。上越の直江津港と柿崎海岸の間にある
黒井突堤の様子を見てから柿崎へ向かうつもりでした。黒井突堤先端のL字に曲がった角から
フカセ釣りで大鯛がよく上がるのです。もちろん一番人気で場所取り必死のポイントですが、
皆さんウキフカセの釣りなので、水深や底の状態がよく判りません。運良くいちどチャンスが
あればぶっ込んで試してやろうと思ってました。
が、出発前から身の回りに変なことばかり発生して、到着時間が大幅に遅れました。
まず、この記事を書くために使用しているデジカメがいつも置いているパソコンの周辺で
見当たりません。車の中に置き忘れているのかな?と思いながら、出発したのですが、
自宅から2kmほど走った交差点で信号待ちをしているときに、コンソールボックスの中や
ウエストバック゛の中を、いくらゴソゴソ探しても見つからなかったので、もう一度自宅へ
引き返しました。カメラは先週月曜日に両国国技館へ大相撲を見に行ったときのズボンの
ポケットにありました。
次に、自宅を出直して、給油しておこうと、セルフのスタンドへ立ち寄ったのですが、
20リッター以上入るはずなのに、11リットル入れたところで止まってしまいました。
なんでだろ?何度やってもこれ以上入らなかったので、
「満タンまでまだあと2目盛りあるのに変だな?」と思いながら車を走らせて、
次のスタンドに立ち寄って入れ直して満タンにしました。不吉な予感がしました。
次に、関越道へ上里SAから乗り込んで六日町ICまで進もうとしたのですが、
関越トンネル内で改造したハコスカが2台、前後に並んで、見事に潰れて事故っていて、
通行止めになってました。
私は無事でしたが、トンネル手前で約40分ほど長蛇の渋滞に巻き込まれてしまいました。
これだけ何かあると、誰かが私を遅延させようとしているとしか思えなくなり、
悪条件のなかで頑張って釣りをしていても、無理をしたり深追いしたりしてはいけないと
思いながらの出撃でした。