漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2023.4.22 執念が奇跡の1枚を実現しました。 石川県狼煙漁港

2023-04-23 17:08:18 | 海釣り

毎週末になるとマコガレイを狙って石川県まで遠征しておりましたが、

もう1月間以上も釣果がありません。

今シーズンの30cm以上のマコガレイの成績は9匹で終了です、と

宣言したのにもかかわらず、まだ未練が残っていて、その後も出撃を

重ねておりました。

先週の狼煙漁港への出撃を終えてもなお、まだ諦めが尽きません。

もう一度だけ狼煙へ出撃してみようと、今週も出撃しました。

ほんと完全にマコガレイ中毒ですわ。

 

21日(金)夕方に仕事を終えてからいったん自宅へ戻り、

夕飯を食べてからクーラーボックスに氷を詰め込んで、

PM18:00に出発。

自宅から国道17号で進み、関越道上里SAのETC入口から乗り込み、

すぐに上信越道へ入って、上越JCまで進み、そこから北陸道を南下

しました。

有磯海SAで午前零時まで時間を潰してETC深夜割引を狙いました。

今回は初めて富山ICで降りて、FISHERS富山店さんでエサを購入。

先週までは17号沿いの上州屋2店でアオイソメを購入してましたが、

なぜかイソメ同志がお互いに噛み合って短く切れてしまうので、

今週は思い切ってFISHERさんのイソメを買ってみることにしました。

アオイソメ10パック500gとユムシ12個を購入。

しかし紅イソメは置いてないので、

FISHERSさんで購入後に、さらに上州屋の新高岡店へ立ち寄り、

紅イソメも2パック購入しました。

 

22日(土)AM4:00に苦労しながらも狼煙漁港に到着しました。

土日の天気予報は快晴でしたが、先週と違って北西の風が強くて寒いです。

沖のほうからウネリが押し寄せてきて、堤防の外側のテトラに波が

ぶち当たってました。

まだ暗いですが、場所取りのため重たい釣り道具を積んで、ゴトゴト

引っ張って堤防の上で陣地を築きました。先週よりももっと手前の

堤防が曲がって凹んでる処で、しかもテトラに乗りやすい場所を

選びました。

 

外側のテトラ帯へ竿4本を構えました。

早くも5時前に太陽が上ってきました。

 

AM4:40 釣りスタート。

 

 

 

 

アオイソメと紅イソメの混合でスタートしました。

 

さらに仕掛けハリス部分の、フグ除け赤パイプの上にユムシをこき上げたものも

用意。

今回のユムシは日本人子供レベルを選びました。

 

繰り返し使用すると、ユムシもヘロヘロになります。

 

さらに、集魚効果を狙って←効果の程は怪しいが・・・、

ポケベイトも試してみることに。

 

 

陽が射すと、風は止み、ウネリも小さくなってきました。

いい天気になりそうです。

 

しかし、こんなに良いコンディションなのに・・・

漁港内の何処を見渡してみても・・・

 

 

誰も居ません。

 

超有名ポイントなのに・・・

 

どういうこと?

 

本当に釣れてないんだな

 

こんな処でオレは何をしているんだ?

 

 

AM8:45

ところが、下の写真のグレーの竿がコクンと大きくおじぎをしました。

 

 

コクンと1回だけおじぎをしましたが、そのあと何も動きません。

約1分経過したころで、竿を手に取って空アワセを入れてやると・・・

ズッシリと重たさを感じました。

こ、これは、まさしくカレイの手応え・・・

しかし、姿を見るまでは・・・心配です。

テトラの前のほうへ移って、腰を落として、竿を構えました。

そして右手でリールを強引にグリグリグリグリ

テトラの手前で浮かさなくては・・・

慎重に、だけど強引に、寄せてきました。

するとテトラのわずか1m向こうで、

下から茶色い物体が浮かび上がってきました。

 

間違いなくマコガレイです。

よっこらしょ、

そのまま堤防へ抜き上げました。

 

 

 

 

 

薄っぺらくて・・・少々小さく感じましたが、メジャーをあてると、

37cm マコガレイ。

 

涙が出ました。

これでようやくカレイの呪縛から解放される・・・

やっと、

やっと、

1シーズンで30cm以上のマコガレイを2ケタ釣り上げることを

達成しました。

 

このあと、昼まで、カレイが釣れたポイントヘ4本の竿をぶち込んで、

怒涛のマシンガンキャストしましたが、魚類からのアタリは皆無でした。

そう思うと、今回ゲットしたマコガレイは本当に奇跡の1枚だな、と

しみじみ感慨深いものがありました。


2023.4.16 マコちゃんに未練タラタラ ・・・のろしでダメなら  石川県狼煙漁港 

2023-04-16 12:21:18 | 海釣り

先週の出撃で、私の2022-2023カレイ釣りは完全に終焉を迎えたはずでしたが、

「なぜ春マコで有名な狼煙(のろし)漁港で竿を出さないのか?」

「蛸島は釣れなくても、隣の狼煙(のろし)では釣れるのではないか?」

まだマコガレイへの未練タラタラな私の心の中に潜む悪魔が、

夜な夜な語りかけてくるのです。

「せやな、あの狼煙漁港で竿を出してみて、ダメなら諦めもつくやろ」

と言うわけで、今週はマコガレイ延長戦として出撃しました。

 

皆さん、能登半島の先っぽに存在する狼煙漁港ってご存知ですか?

この漁港のポテンシャルは非常に高く、チヌ、グレはもちろん、

アジ、アオリイカが年を通して釣れて、しかも北の魚のホッケも釣れる場所

なのです。カレイに関しては春の大型マコカレイが釣れることで特に有名で、

ゴールデンウィーク頃にピークを迎える場所なのです。

だから関西から、東海から、メディアの取材も兼ねて、一流の猛者たちが

金と時間に糸目を付けずに押し寄せてくる場所なのです。

 

蛸島漁港からわずか15kmしか離れていない狼煙漁港ですが、禄剛埼灯台の足元に

位置していて、漁港までの道路がとても狭く起伏に富んでいて、行き難いです。

しかも北風の影響も受けやすく、外向きのテトラ帯は怖くて釣りにならないことが

多いです。

 

 

狼煙漁港の航空写真です。

下の写真中の緑色のマルは、2014.12.27過去に一度だけ竿を出した場所です。

過去の記録はこちら

下の写真中の赤色の矢印は今回の陣地です。

 

 

15日AM4:20に狼煙漁港に到着しましたが、まだ暗くて誰も居なかったため、

駐車の仕方がわからなくて困りましたが、すぐ後に軽トラで来た地元の常連さんに

停め方を訊いて、軽トラの横に停めました。

まだ暗いうちから重たい釣りタックルを引いて、ゴトゴトと大堤防の上を移動。

 

北堤防の曲がり凹んだところから外側へテトラ越しに投げ込んで、マコガレイを

狙うのですが、テトラがかなり乱雑に積んであり、魚を掛けた場合の取り込みを

よく考えて陣地を構えました。

 

曲がって少し過ぎた場所から外向きに2本

 

手前の曲がって凹んだ場所から外向きに2本

 

さらに漁港内へ2本

 

天気予報では下り坂で、昼頃から雨が降り出すようなので、朝マズメから午前中が

勝負だと考えて、

外側へテトラ越しに4本、さらに内側の漁港内へ2本、合計6本の欲張り体制で

臨みました。

写真の中の竿はすべて私の竿・・・

土曜日だというのに、私の他には投釣り師は誰も居ないのが、非常に心細く感じます。

有名ポイントなのに誰も居ない・・・

ここも、ずっと釣れてないのでしょうか?

 

準備したアオイソメ12パック(6,600円)を半日で使い切るつもりで、5~6匹房掛けで

ガンガン打ち込んで、6本の竿を順番にエサチェックしてゆき、ほぼ休み時間無く

攻めの姿勢に撤しました。

が、

エサ取りが居ません。

エサチェックして仕掛けを回収しますが、針いっぱいに付けたアオイソメが

そのままビローンと伸びて戻ってくるので、新しいアオイソメを付け足す部分が

無く、次第にアオイソメの消費が鈍くなってきました。

 

こんなに景色の良い場所なのに、何故釣れんのか?

カレイが居なくても、アイナメ、クジメ、ハゼ、ガシラ、フグ、なぜおらん?

 

すると、リールを巻いて、ちょっと重い・・・

ん?

なんや?

 

 

オマエは珍しいクモヒトデかな?? クネクネと、きもち悪う~。

真ん中の口にちゃんとイソメを頬張ってますねえ。

 

さらに、

外側に投げた竿を空アワセして、底を切ると、小さくコツコツ抵抗を感じます。

リールを巻くとちょっとだけ重いです。何か付いてます。

ん?

 

 

ん? なんやオマエ? 平たい一族やけど・・・

オマエはカレイなのか?

オマエはヒラメやろ

オマエは魚種でも、大きさでも、オレの目標から外れてるで。

リリース。

 

AM11:00過ぎにポツリ、ポツリと雨が降り出したので、ここで撤収。

終了しました。

 

事実上の、今シーズンのカレイ釣りは終了です。

 


2023.4.8-9 未達成のまま終結宣言か? 石川県西海漁港

2023-04-09 21:25:32 | 海釣り

30cm以上のマコガレイをあと1匹ゲットできたら、気分よく終了できるのに。

昨年11月からスタートしたカレイ釣りもそろそろ終盤を迎える季節になりました。

ここまでゲットしたカレイは全部で10匹。そのうち30cm以上が9匹。

全てマコガレイです。

もし今週の出撃であと1匹が釣れなかったら、誠に不本意ではございますが、

未達成のままシーズン終了宣言をしようと思います。 

毎週500km離れた能登半島までやってきて、未明から日没までマジでガチンコ

勝負でカレイを追い求めてきましたが、そろそろ限界です。

私も、シエンタ君も、竿も、リールも、度重なる出撃で、ボロボロです。

なんとか今回の出撃で有終の美で終えたいのですが・・・

 

 

4月8日(土)

さあ、気合いを入れてがんばりましょか~

先週と同じ場所で竿を出しました。

 

 

 

AM5:00 スタート。

4本の竿に大量のアオイソメを房掛けにして、ドボン、ドボンと広角に打ち込みました。

15分後、エサチェックのため、1回目の仕掛けを回収すると、

いきなりタコをゲット。

野球用語で「2タコ、3タコ」というのは、ボウズと同じ意味で・・・

超、超、超、縁起わるぅ~。

話の結末をお知らせすると・・・

やはり嫌な予感が当たってしまって、クーラーボックスの中には、コイツだけでした。

タコしか釣れなくて、タコハイでヤケクソ乾杯か。

茹でダコにしてやる。少し鍋が浅かったかな?

メスダコ、子持ちでした。意外にも大きく、重さ500gありました。

とりあえず茹でダコにしましたけど、どうやって料理しよか。

 

さてと、釣りの実況へ戻します。

 

今週は西から寒気を伴う前線が通過して、最悪なコンディションでした。

 

しかも、海底の様子も酷いようで、

海底には薄茶の藻でびっしり覆われていて、投げ込んで少しでもさびくと、

仕掛けに藻が絡みついて、酷いことに。

 

瞬く間に、陣地が藻だらけになって、汚れてしまいました。

 

さらに午前中は、西からの横殴りの強風と、みぞれ混じりの雨で

最悪なコンディションでした。

 

 

さらに、今週はこの貝がよく喰らいついてきました。

 

日没まで頑張りましたが、フグさえも掛からずで、完全にボウズでした。

ん??

いや、タコが1匹だけでしたわ。

ダメだこりゃ。

いったん秘密のアジトへ戻って、食事と睡眠を摂って、出直しです。

 

 

4月9日(日)

やはり蛸島のほうが良かったのか?と思いましたか、

先週の、嫌がらせ、が気になって、今回は西海漁港の中で陣地を移動して

頑張ってみることにしました。

今回は、鮨屋の西海丸さんの近くに陣地を構えました。

 

AM4:30 スタート。

 

 

 

ここは海底には藻がありませんでした。

が、

投げ込んだ仕掛けを回収すると、ダラーンと伸び切ったエサが戻ってきました。

 

 

 

 

AM10:00 まで粘りましたが、何も得られず。

最悪な結果ですねぇ。

昨日のタコがすべてを予言していましたねぇ。

シーズン目標の10匹は、果たせぬまま今回で終了いたします。

 


2023.4.2 たった1回だけのチャンスを逃しました。石川県西海漁港

2023-04-02 19:59:13 | 海釣り

昨夜、秘密のアジトに宿泊した私は、日曜日の2日AM3:45 には

西海漁港の新堤防に立っておりました。

カレイは早朝の薄暗い時間帯にエサを求めて動き回ることが多く、

「早朝に1匹ゲットしたら、あとが続かずそれっきり」・・・

カレイ釣りでよくあるパターンです。

 

 

 

 

 

なので暗いうちから準備して、釣り始めも早めましたが、4月に入ると

夜明けも早くて、完全に睡眠不足です。

今回、構えた陣地は昨年まで砂利運搬船がずっと係留してあった処です。

最近は運搬船を見かけないので、ここから投げ込むことにしました。

ここの底は砂地で、昔、砂利運搬船の下からイシガレイを釣り上げた

ことがあります。

 

まだ暗いうちのAM5:00にスタート。

紅イソメをたっぷり付けて4本の竿を広角に投げ込みました。

エサ取りの小さなフグは居るようです。

各竿の竿先がビリビリ震えてエサが齧り取られました。

暗いうちに小さいクサフグを4つ掛けました。

AM5:45

正面に投げ込んだ竿のトップが繰り返しビリビリ揺れていましたが、

どうせフグの仕業であろうとそのまま放置していました。

10分ほど経過して、エサを付け替えようとその竿を持って、リールを

巻きかけた時にいきなり重量感を感じて、竿が曲がり、ラインが

キーンと糸鳴りがしました。根掛かりではありません。

重々しい何か付いてます。しかもゴンゴンと強い抵抗も感じます。

これ、フグじゃないわ。

慎重にリールを巻いて寄せようとすると、BX-Tの竿が満月になるほど

曲がり、ゴンゴンと抵抗しながら下へ下へ潜ろうとするのを感じました。

魚の大きさが尋常でないことが判りました。

強烈な締め込みでした。

姿は見えませんでしたが、かなりの大物であることは判りました。

カレイならたぶん40cmは軽く超えているだろうと思いました。

もしシーバスなら70cm級でしょうか。

こちらヨリトリゴムを噛ましているので、ハリスが切れる心配は

ありませんでしたが、

リールを巻いている途中で魚が何回か締め込んだのをかわして

近くまで寄せてきて、あともう少し、力糸の結び目が水面に見えた

ときに、突然ふわっと軽くなりました。

 

あれっ? 外れてしもたがな。逃げられたか?

ここ何年も掛けた魚を外したことがなかったのに・・・。

 

回収した仕掛けを見て、ハリスは切れていないし、

エサが付いたままの針も伸びていませんでした。

 

なんでや?

すっぽ抜けか?

おそらく呑込んだ針がすっぽ抜けたんだと思います。

それからは、この取り逃がした魚のことで頭がいっぱいでした。

空アワセを入れなかったことが敗因でしょうか。

後悔してます。

 

うわー、今日はあかんわ。この手に残る感触は二度と来ないわ。

 

失望感の中で、黙々と15分間隔でエサを付け替えて、

打ち込み直す作業を続けました。

 

完全に日が上ると、フグのアタリも無くなりました。

 

その後、AM9:00ごろ、船外機を付けた小型のボートが岸壁近くを

直進してきて、乗ってた漁師と目が合いましたが、そのままの

スピードで私の目の前を通り過ぎてゆきました。

たぶん大丈夫かな?と思いましたが、それが大丈夫ではなかったのです。

三脚に立てた竿が引っ張られて、三脚ごと倒されました。

竿4本のうち3本のPEラインを切られてしまいました。

くそー、おっさんしばいたろか!!

船、沈めたろか!!  

ほんま腹が立つー。

もう朝から踏んだり蹴ったりですよ。

 

仕掛けを作り直して、投げ直しているときに、私のこのブログを

読んでくださっているふたり連れの釣り師が来られ、

いろいろとお話をさせていただきました。

少しは心の平常心を取り戻すことができました。

感謝しとります。

 

その後も顔なじみの地元のカレイ狙いのおっちゃんが軽バンで

様子を見に来られて、しばし談笑。

 

今年のカレイの少なさは異常だそうです。

先々週、私もボウズを喰らった大波止の先端で、

このおっちゃんも昨日竿を出したそうですが、

全くアタリが無かったそうです。

 

 

うーん、例年でもカレイ釣りは難しいのに、今年はやはり異常なんです

かねぇ。

それにせっかく訪れたチャンスに取り逃がしてはダメですねぇ。

AM11:30 エサ切れのため終了しました。

 

今回の土日も徒労に終わりました。


2023.4.1 居るはずなんだけど、なぜ喰わない?   石川県珠洲市蛸島漁港

2023-04-01 17:53:48 | 海釣り

今週も片道500kmをものともせず、能登半島の先っぽまで出撃しました。

埼玉県深谷市の自宅から徹夜で運転してきて、そのまま陣取って、

4月1日AM3:30釣りスタート。

 

今週から富山県内の上州屋各店が週末24hr営業になったので、

極上の紅イソメを入手してきました。

 

 

これを自家製のカレイ専用仕掛けにたっぷり付けて、

 

 

停泊している輪島丸さんの周囲に4本の竿でドボンと放り込みました。

 

投げ込んですぐ、竿を三脚の上に綺麗に並べようとしたら、

コンコンと竿先を叩くアタリが出て、巻き取ると、26cmのかわいいマコガレイちゃん。

 

針を飲み込んでいなかったので、リリース。

( コイツはシーズン目標のカウントには入れません。)

40㎝に成長したら、またおいで。

 

 

これは幸先良いぞ!! と後続を期待して紅イソメ弾をガンガン打ち込みましたが、

 

 

 

昼まで粘って打ち込み続けましたが、アタリ無し。

 

 

 

 

このあと、地元漁協関係者に心無い嫌がらせを受けたので、後味悪く、撤収してきました。